海外を旅するとき、コミュニケーションツールにもなり、ネックにもなるのが言語。英語が通じにくい国や地域では不安が募りますよね。
例えば、イタリアは観光大国ということもあり、日本より英語が通じます。でも、少しでもイタリア語のフレーズを知っておけば、旅がより楽しくなること請け合いです。
大学でイタリア語を学んだ私が、旅でリアルに使えるイタリア語をシーンごとに厳選してご紹介します!
イタリア語の基本のあいさつフレーズ
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どこの国に行くにしても最低限覚えておくべき、あいさつ。基本はこの7つを覚えておけばいいでしょう。イタリア語は発音が簡単なので、自信を持って笑顔であいさつしてみてください!
sì/no(シー/ノー)
意味:はい/いいえ
基本の受け答えです。覚えやすいので、入国審査のときやホテルでのチェックインのときなど、到着早々にぜひ使ってみてください。きっと驚いて笑顔になってもらえますよ。
Ciao(チャーオ)
意味:こんにちは、ばいばい
英語の“Hi”のニュアンスに似ている、気軽なあいさつ。会ったときと別れるとき、どちらにも使える便利なフレーズです。親しい人や子どもに使いますが、外国人ということもあり、あまり神経質にならなくてもいいでしょう。私はカジュアルなレストランでなら、担当の給仕係には“ciao!”と言って別れます。
「じゃあね」の意味で“Ciaociao(チャオチャオ)”と重ねて使うことも。かわいいですよね!外出先からホテルに戻ったときや、仲良くなったイタリア人に「じゃあね!」と伝えたいときなどに使ってみましょう。
Buongiorno (ボンジョルノ)
意味:おはよう、こんにちは
直訳すると“Good day”。朝から夜まで使える、基本のあいさつです。Ciaoよりもきちんとしているので、これさえ覚えておけば無難です。
Arrivederci(アッリヴェデールチ)
意味:さようなら
Buongiornoと同様、どんなシチュエーションでも使える「さよなら」です。親しい人にも、目上の人にも使用OK。
Grazie (グラーツィエ)
意味:ありがとう
シンプルな“Thank you”です。“Thank you very much”と強調したいときには、“Grazie mille(グラーツィエ ミッレ)”と言ってみてください。“mille“は1000という意味。ミルフィーユのミルです。
per favore(ペルファボーレ)
意味:お願いします
英語の“please”。お願いするとき、何かがほしいときに使えます。
イタリア語で買い物をするフレーズ
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おしゃれなイタリアに行ったら、ショッピングも楽しみたい!そんなときに使えるフレーズです。お土産を買うときはもちろん、駅やバスターミナルでもガンガン使えますよ。
Vorrei~(ボッレイ)
意味:ほしい、したい
英語の“would like”です。“vorrei+名詞”で「~がほしい」、“vorrei+動詞”で「~がしたい」という意味になります。要はイタリア語を使ってみることが大事なので、英単語や英語の動詞と組み合わせて使ってもいいですし、“vorrei!”と言って商品を指さしたり、ジェスチャーをしてみても◎。
この2文を見たら、だいたいの使い方がわかるはず。
・Vorrei un biglietto per Milano.(ボッレイ ウン ビリエット ペルミラーノ/ミラノ行きの切符を1枚ください)
・Vorrei un gelato.(ボッレイ ウン ジェラート/ジェラートをひとつください)
Quanto costa?(クアントコスタ)
意味:おいくらですか?
このフレーズを使いつつ商品を指させば、十分に通じます。
prendo questo(プレンドクエスト)
意味:こちらをいただきます
よし、これを買うぞ!と決めたらこのフレーズ。