パラオ旅行中のオプショナルツアー・アクティビティに悩んでいる方に、僕が参加したツアーと感想を紹介します。
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上記の合計6つのツアー(ボートと車のチャーター含む)に参加したので、パラオのオプショナルツアーはほぼ制覇してます。
パラオのオプショナルツアーをざっくり把握
パラオはオプショナルツアーの種類が限られているため、どのツアー会社で参加しても内容はさほど変わりません。値段もほぼ一緒です。
そのため、ツアー会社の選定は自分が参加するツアーを一括して扱っている会社を選べばOKです。
メインとなるロックアイランドツアーには参加必須で、あとは興味によってカヤンゲルツアーかペリリューツアー、ダイビングを組み合わせます。
人数が多ければ、車をチャーターしてバベルダオブ島を観光したり、ボートをチャーターしてロックアイランドのマイナーな島を訪れることもできます(少人数だと割高)。
なお、パラオではツアー会社はツアーのみ、ダイビング会社はダイビングのみを主催していて、ダイビング会社で非ダイビングツアーを申し込むと、別のツアー会社が主催するツアーに案内されます。
その際も特にデメリットはなく、むしろ割引などをしてくれる場合もあるので、ツアー&ダイビングを予定している場合は、まとめてお願いしてみましょう。
オプショナルツアーの選び方
パラオを旅行するグループごとにオススメのオプショナルツアーと理由をまとめました。
カップルや友人グループの場合
・ロックアイランドツアー
・カヤンゲル環礁ツアー
・体験ダイビング
→鉄板のロックアイランドツアーに加えて、遠いが絶景を楽しめるカヤンゲル環礁、そしてパラオの生き物を楽しむ体験ダイビング
家族連れの場合
・ロックアイランドツアー
・バベルダオブ島(チャーターカー)ツアー
→ファミリーでも安心なチャーターカーでのバベルダオブ島ツアーに、ハードすぎないロックアイランドツアー
50代以上の夫婦の場合
・ロックアイランドツアー
・ペリリュー島ツアー
→やはりロックアイランドツアー。そして、第二次世界大戦の戦跡が多く残るペリリュー島でパラオと日本の歴史に触れる
それでは、次にツアーごとの詳細と感想です。
カヤンゲル環礁ツアー
カヤンゲル環礁ツアーのポイントは3つです
1. カヤンゲル環礁の無人島「ゲルベラス島」にあるロングビーチが絶景
2. 手釣りフィッシングが楽しい
3. 唯一の有人島「カヤンゲル島」の散策でパラオの現地生活に触れる
インパックツアーズのオリジナルになる手釣りが特に面白い。パラオのオプショナルツアーでは珍しい丸一日を使うツアーです。
パラオで絶景と呼ばれる場所はいくつかありますが、カヤンゲル環礁に向かう途中のボートから見た光景か、バベルダオブ島内にある灯台が遠景が二大絶景でした。
懸念としてはカヤンゲル環礁に向かう外洋がロックアイランド方面に比べて荒れやすく、天候によってはツアーが中止になる場合があります。
波も高くなりやすく、カヤンゲル環礁まで合計1時間近くボートに乗るので、小さな子供連れの家族や高齢の夫婦などの参加はあまりオススメできません。
でも、同行者の中には小学3年生くらいの子供もいたので、ある程度大きくて慣れていればなんとかなるかも?
僕が参加したカヤンゲル環礁ツアーはこちらです。
» 【パラオの秘境|カヤンゲル】透明度抜群の海でシュノーケリング+パラオ流手釣り体験+カヤンゲル島内観光ツアー<ランチ/日本語ガイド/ホテル送迎付き>
安くはない、決して安くはない参加費ですが、それを押してでも参加していただきたいです!
ロックアイランドツアー(ミルキーウェイ・ロングビーチ・カープ島)
ロックアイランドツアーのメリットは3つです
1. パラオ観光の大定番のミルキーウェイ、ロングビーチに訪問
2. ダイビングが人気のパラオでシュノーケリングを2回〜3回
3. お昼は無人島でゆっくりランチなので、体力なくても乗り切れる
ツアーを選ぶ際に覚えておきたいのは、ツアーによってシュノーケリングの回数とランチ休憩の場所がカープ島かガルメアウス島かに分かれることです。
僕が参加したのは、お昼をカープ島で食べるインパックツアーズの人気の3スポットでシュノーケリング+ミルキーウェイツアーです。
ガルメアウス島は特に見るものがありませんが、カープ島はジャングルの奥に進むとストーンマネーと呼ばれる太古のお金があります。
ストーンマネーまでは男性が少し急ぎめで往復35分から40分くらいかかるので、ツアーに心配をかけないように奥まで向かう際はガイドさんに一声かけてくださいね(遠いのを知らなくて、心配をかけました)。
バベルダオブ島(チャーターカー)ツアー
バベルダオブ島のチャーターカーツアーでユニークなのは下記の3つです。
1. パラオでは珍しい陸地の観光
2. TODAI(灯台)から見る、パラオブルーが美しい
3. 車での移動なので、小さな子供や体力に自信ない人も安心。車内で寝られる。
2019年9月時点だと、催行しているバベルダオブ島のオプショナルツアーがなかったため、車をチャーターしてコロール島の北にあるバベルダオブ島を観光しました。
バベルダオブ島にはたくさん観光スポットがありますが、最高だったのはパラオ語でも日本語と同じ意味で「TODAI(灯台)」と呼ばれる、旧日本軍の建てた灯台跡です。
高地の少ないパラオの中では、バベルダオブ島の緑とパラオブルーと呼ばれる美しい海の色のコントラストが見事な場所です。
チャーターカーの申し込みはツアー会社に直接か、タビナカなどのアクティビティサイトでツアーを予約すると、予約担当者からメッセージが届くので、そこから相談できます。
僕が利用したインパックツアーズの公式サイトはこちらです。サイト下部のお問い合わせボタンをクリックすると、問い合わせフォームにリンクします。
» パラオで遊ぶならインパックツアー|ホームページ
ウーロン島・イノキアイランド・ゲメリス島(チャーターボート)
オプショナルツアーは行き先が決まってますが、チャーターすれば好きな島に行くことができます。値段はボート1台あたり600USドル〜800USドルが目安ですが、行き先やシーズンによっても値段が変動します。
また、ロックアイランドの島はそれぞれ所有者がいて、ツアー会社によっては上陸の許可を持っていない場合があるので、訪れたい島が決まっている場合は事前に共有が必要です。
僕がチャーターボートで訪れたのは下記の6島です。
- ウーロン島
- ウーロンチャネル
- イノキアイランド
- ガルメアウス島
- ゲメリス島(上陸はせず)
- ガルメディウム島
ボートチャーターの申し込みもチャーターカーと同様で、ツアー会社に直接か、タビナカなどのアクティビティサイトでツアーを予約すると、予約担当者からメッセージが届くので、そこから相談できます。
僕が利用したインパックツアーズの公式サイトはこちらです。サイト下部のお問い合わせボタンをクリック。
» パラオで遊ぶならインパックツアー|ホームページ
体験ダイビング
ダイビングの免許を持ってますが、ダイビング自体が数年ぶりなので勘を思い出すために、体験ダイビングに参加しました。
パラオのダイビングスポットは潮の流れが早いため、久々のダイビングの場合は事前にダイビングショップに相談しておいた方が良いです。
僕が申し込んだ体験ダイビングでは、ダイビングショップのすぐそばで膝立ちで機器の使い方を確認、その後はボートで移動してロックアイランド内の流れが穏やかな場所で2回ダイビングをしました。
ダイビング会社は、カヤンゲルツアーや車のチャーターをお願いしたインパックツアーズのオフィスから歩いて1分のパラオパシフィックダイバーズです。
» パラオ パシフィックダイバーズ
公式サイトから申し込みできますし、インパックでツアーを申し込むならまとめてお願いできます。
2ボートダイビング
体験ダイビングをした2日後に、2ボートタイビング(ボートで出発して2回ダイビング)に参加しました。天候が理由で希望してたブルーホールでのダイビングは実現できませんでしたが、マンタと遭遇率が高いジャーマンチャネルで潜りました。
マンタのクリーニングステーション(小さな魚に寄生虫を取り除いてもらう場所)でじーっと待っていたら、運よくマンタが現れました!
日程の関係で、ジャーマンチャネルでダイビングができるのは一回だけだったのでラッキーでした。
なお、ダイビングを旅行予定に組み込む際は減圧症に注意です。飛行機に乗る18時間前から24時間前は減圧症の予防のためダイビングをできません。
2ボートダイビングも、体験ダイビングと同じくパラオパシフィックダイバーズでお願いしました。
» パラオ パシフィックダイバーズ
補足:ペリリュー島ツアーとセスナツアー
ペリリュー島ツアー
今回の取材では訪問しませんでしたが、パラオ南部にあるペリリュー島は太平洋戦争の激戦地で、日本軍の戦跡が多数残っています。
日本とパラオの関係や歴史について興味がある人が参加するツアーです。ツアーとしての参加はできませんが、今でも旧日本軍の遺骨収集のプロジェクトも行われているそうです。
ペリリュー島ツアーはロックアイランドツアーカンパニーとインパックツアーの二社が催行しています。
ロックアイランドツアーカンパニー:ペリリュー島戦跡ツアー
インパックツアー:ぺリリュ-島歴史散策ツアー
セスナツアー
自然保護の観点からロックアイランド内にあるセブンティアイランドというエリアは船で近づくことや島に上陸することはできません。唯一、セスナを使った空からの観光のみ許可されています。
僕はスケジュールが合わず、セスナツアーには参加できませんでしたが、日本語ガイド付きのセスナツアーなら記事内で紹介した観光スポットの中で、カヤンゲル環礁以外のすべての場所を空から眺めることができます。
パラオで参加した6つのオプショナルツアーの感想とツアーの選び方 | まとめ
本記事では「パラオで参加した6つのオプショナルツアーについての感想とツアーの選び方」について開設しました。パラオの観光情報については、パラオ専門メディアの「PALAU TIMES(パラオタイムス)」で執筆しました。
観光スポットカテゴリーの記事は、すべて僕が現地取材の上に執筆or編集している記事なので、内容は保証します。