日本で最初に観光学科を設置した大学は東洋大学ですが、政府の観光政策の答申に基づいて観光学部を開設(1998年)したのが立教大学です。この後、国内の各地の大学で続々と観光科が併設されるようになりました。
そこで今回は、観光や旅行に関する学部がある大学をご紹介します。受験や進路の参考になれば幸いです!
*編集部追記
2015年4月に公開した記事に新たに加筆しました。(2018/12/26)
立教大学観光学部
日本の観光教育の草分けである観光学部は観光学科と交流文化学科の2学科体制です。長年の基盤を基に、地理、文化、経済、経営、心理、社会、言語、建築、ビジネスなどの多彩な教育スタッフにより、充実したカリキュラムを展開しています。
特に国際的なネットワークを使用した海外提携大学との交換留学や語学留学、海外での教育体験には力を入れています、そして地域貢献活動も特筆すべきものがあります。
学部の詳細はこちら:立教大学観光学部
和歌山大学観光学部
国立大学で唯一の観光学部を持つ大学です。徹底した観光のエキスパートを育成するのが特色となっています。近年、観光が戦略産業という位置づけになり、観光立国に向けた官民一体の施策が進行しています。
世界遺産に登録された熊野古道が国際的に注目を集める中で、こうした環境を活かし全国、そして世界をフィールドにした観光産業、行政の現場と密接に連帯した新しい観光学を創造する。としています。
学部の詳細はこちら: 和歌山大学観光学部
玉川大学観光学部
玉川大学観光学部に入学する初年度から英語のシャワープログラムで徹底的に英語による運用力が鍛錬されます。そして留学はオーストラリア・メルボルンにある大学に全員が行きます。
ただ留学するだけでなく、インターンシップや国際研究も行います。他にも観光に関するあらゆる専門を学び、観光ビジネスの発展に寄与できる人材、地域活性化に貢献できる人材、国際貢献の発展に寄与できる人材の3つの履修モデルがあります。
学部の詳細はこちら: 玉川大学観光学部