皆さんこんにちは。TABIPPOの細井亮多です。
僕は四国・徳島県出身で高校生まで徳島県で育ちました。大学受験に失敗し、大学受験浪人をすると決めてからは1年間、香川県高松市で予備校の寮に入り勉強に励んでいました。
そんな個人的にも思い入れの強い香川県にて、学生向けのイベントを開催しました。
イベントの趣旨
このイベントは、「香川県の学生にもっと飛行機を利用して旅を欲しい」という想いから企画が始まりました。
事前にTABIPPO高松支部の学生たちに周りにいる学生が感じている飛行機に対するイメージを聞いてもらったところ、下記のような回答が得られました。
・学生の移動手段はバス、新幹線、車が主で飛行機が選択肢に入ってない。
・航空券の取り方がわからない。
・荷物検査などが億劫なイメージ。
・飛行機は値段が高いイメージなので、そもそも飛行機を使おうと思っていない。
・飛行機に乗るのはなんとなく不安。
LCCが就航している地域が増え、スマートフォンで予約やチェックインができるようになってから、飛行機での旅が安く手頃になったことを、身を以て体験してもらうことがこのイベントの目的です。
全2回のイベントで、1回目として10月に香川県から飛行機で一番手頃に行ける旅先である東京の魅力を知るトークイベントを開催しました。その後、イベントの参加者でグループを作ってもらい、イベント後から12月初旬までの期間に実際に香川県から東京へ旅に出て、その自分たちの旅の様子を12月に開催される2回目のイベントで報告プレゼンをしてもらいました。
本レポートでは2回目のイベントの様子をレポートします。
それぞれのグループが旅した東京
実際に高松空港から格安航空会社(LCC)であるジェットスターを利用して東京へ旅をしたのは、9グループ19名の学生たちです。学生たちの中でもそれぞれ違った東京を体験してきたので、発表を聞いてまた新しい東京の魅力に気づくきっかけとなります。
彼らのプレゼンの中でも印象深かった2組を紹介します。
憧れの美容師に会いたくて
彼らの東京旅の一番の目的はOCEAN TOKYOという美容室で憧れの美容師さんに髪を切ってもらうこと。
その美容室のオーナーさんの予約は受付開始から数分で埋まってしまうほどの人気で、必死でこの旅のために予約したそうです。念願の美容師さんに切ってもらったビフォーアフターの写真を紹介していました。
テンポの良いトークで聴いている他の参加者たちが終始笑っていたのが非常に印象的でした。
▼旅行スケジュール
・往路
2019年11月17日(日)
高松空港10:00発(GK410)〜成田空港11:20着
・復路
11月18日(月)
成田空港10:35発(GK413)〜高松空港12:15着
・訪問スポット
└東京駅
└銀座
└OCEAN TOKYO(美容室)
美容師さんにオススメしてもらった定食屋
女子旅の楽しさを動画で表現
彼女たちは見ている女子たちが真似したくなるようなTHE女子旅を楽しんでいる様子を動画にまとめて紹介していました。
浅草で着物をレンタルして食べ歩きをしたり、人力車の運転手にオススメされた恋愛運アップの今戸神社に行ったりと観光の王道コースを巡りながらも、4人部屋のゲストハウスをWebで見つけて泊まるなど、安く・楽しく・計画的に旅を充実させている印象でした!
▼旅のスケジュール
・往路
2019年11月16日(土)
高松空港19:55発(GK418)〜成田空港21:15着
・復路
11月18日(月)
成田空港7:55発(GK411)〜高松空港9:25着
・訪問スポット
└スカイツリー
└ASAKUSA KOMA HOTEL(ゲストハウス)に宿泊
└浅草観光 着物レンタルして食べ歩き
└今戸神社(恋愛運アップ)
└新宿・監獄レストラン
審査員である香川県庁・ジェットスター・TABIPPOの審査で、最も優秀な発表に選ばれたのが、彼女たちのグループでした!
他に発表したグループも、ディズニーランド、上野動物園、みなとみらい、築地、お台場など、それぞれ目的を持って東京を旅していました。
各グループは、実際に飛行機(LCC)を利用することで、旅の費用を抑えることにつながるとともに、旅の幅を広げてくれることを実感していました。
香川県だけでなく、地方の学生たちにとって飛行機を利用することのハードルは高く、利用したことがない人たちも多くいるようです。ジェットスターをはじめとするLCCが就航している空港の地域に住まれている方は、是非一度成田空港や関西国際空港までの費用を検索してみてください!
成田空港や関西国際空港に降り立って、東京や大阪を楽しむこともできますし、乗り継ぎでさらにLCCを利用することで安く気軽に世界中に飛び立つことができます!地方の若者の皆さんの旅の幅が広がることで、より視野が広がり人生が豊かになることは間違いありません。
TABIPPOではこれからも地方の若者の旅を応援する活動を続けていくので、日本のどこかでお会いできることを楽しみにしています。