【やさしいSDGs vol.4】17の目標を学ぶ!「1.貧困をなくそう」
GO SUSTAINABLE ・2020年4月7日(2020年4月7日 更新)
ベル
25歳。自然が豊かな北海道出身。旅好きかつ旅を広めたい気持ちから、ライターとしてTABIPPOで働いている。物や人を大切にしたくてSDGsを猛勉強し、サステイナブルに関する発信も行う。友達からは「お人好しでネアカな天然女」と言われる(本人は天然ではないと言い張る)。座右の銘は、「一日一善」。
トラ
25歳。大阪出身で、ベルとは大学の同期。卒業後は商社に就職し、稼いだ金で好きなように生活する今が好き。自分の幸せ以外には興味がないが、会社からの指示でSDGsを学ぶことになる。ベルからよく「性格がきつくて、自己中心的で怠惰、金遣いは荒いし、暴飲暴食男」と言われる。座右の銘は、「後は野となれ山となれ」。
前回の記事:「vol.3 SDGsの17の目標と、誰も置き去りにしない世界…?」を見る
さて、今回からは17の目標を1つずつ見ていくよ〜!
1つ目は貧困か…。正直、実家が裕福な俺にはあまり関係ない気が…
そもそもあんまり周りにもおらんしなあ。なんか遠い国の話って感じ。なんで環境問題が貧困に関係するん?
えっとね、すごいスピードの気候変動の影響で、格差が広がって紛争が増えたことで難民の数も増えてるんだって。貧困の一因はわたしたちの何気ない行動にもきっとあるんだよ。他人事じゃないでしょ?
気候変動か〜。一見関係なさそうなことも繋がってるんやな。
そう。世界中では今もなお7億人以上の人が極度の貧困の中で暮らしていて、その数は世界の人口の10%。つまり10人に1人の割合なんだよ!
しかも、先進国でも起きている問題だよ。最近だと、
グローバル多次元貧困指数っていうデータも参考にされていて、このデータだともう先進国と後進国で分けることに意味はないんだって!
まじか!知らないことがいっぱいや…。まあまずはできることから始めてみよ。
続く。
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目標「1.貧困をなくそう」は、“あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ”をテーマに7つのターゲットで成り立っています。世界の貧困率は低下してきていますが、今なお7億8300万人もの人が国際貧困ラインの1日1.9ドル未満で生活をしており、十分な食料やきれいな飲み水、衛生施設を利用できない人々が多くいます。このうち70%は南アジアとサハラ以南アフリカの国々が占めています。貧困は発展途上国、後進国だけの問題に思われることが多いですが、先進国でも3000万人もの子どもたちが貧困の中、暮らしています。
参考:https://sdgs-support.or.jp/journal/goal01/
https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home.html
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/31591/
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次回「17の目標を学ぶ! 2.飢餓をゼロに」
All illustration by Mochi
ライター
大阪出身。広告代理店出身、元フリートラベルライター。観光業の発展と個々人の選択肢を広げることに尽力したい。とにかく新しい体験や感動に出会える旅行が好き。人生楽しんだもん勝ち。