海の幸:伊豆といえばキンメダイなどの海鮮グルメ
駿河湾と相模湾にはさまれた伊豆半島。地魚天国ともいえる伊豆において、看板地魚といえばやはり「キンメダイ」でしょう。
脂ののったキンメダイは、身は柔らかく肉厚で上品な甘さ。産地のものを産地で、旬にいただけるのは最高の贅沢です。
キンメ以外にも、漁獲高全国1位のマグロやカツオ、駿河湾特産のサクラエビや伊豆特産の伊勢エビ、サザエ、あわびなど、バラエティに富んでいて、海鮮好きにはたまらないですね。
疲れたからだを芯からほぐす~絶景温泉でぽっかぽか
伊豆といえば、やっぱり温泉も外せませんよね。
熱海や伊東、熱川、稲取など、名だたる有名温泉地が連なる中、天城高原のある中伊豆といえば、修善寺温泉と天城湯ヶ島温泉が有名です。
「東急ハーヴェストクラブ天城高原」の温泉大浴場は、遠く離れた伊豆大川温泉を源泉として汲み上げる天然温泉。湯温はそれほど熱くないため長湯が楽しめて、体の芯までぽっかぽか。
何より、窓の外にはこのリアル銭湯絵のような富士の絶景!何とも贅沢な湯あみです。
暮らしに息づくサステイナブル~染の文化
水が豊かな地域には染色の文化があるもの。ここ伊豆でも、ジャパン・ブルーでおなじみの日本の伝統色「藍」を用いた藍染が有名です。
藍は防虫や消臭、抗菌、紫外線防止効果、薬効にも優れ、日本人の暮らしに深く根付いています。
今回は、修善寺で藍染工房を営む「蔵ギャラリーみつはし」にて、伊豆の特産わさびを使った「天然わさび染め」を体験。
普段は廃棄されてしまうわさびの葉や茎を有効活用した、化学薬品は一切使用しない、環境にやさしいサステイナブルな染物です。
市場で売られているわさび染めのシルクストールはかなり高価なんだそう。今回の体験でも、しっかりわさび色に染まったエレガントなストールが完成しました。
・名称:蔵ギャラリーみつはし
・住所:静岡県伊豆市大平609
・地図:
・アクセス:修善寺駅から車で約7分、あるいは東海バス「松崎」行きに乗車、「安竹」バス停下車で徒歩約4分
・電話番号:0558-72-4067
・公式Facebook:https://www.facebook.com/kuraaizome/
空を見上げて星に願いを〜天然プラネタリウムで星空体験
360度遮るもののない、光害(ひかりがい)の少ない暗闇の環境は星空観察に最適の天然天体ドーム。
その立地を生かして「東急ハーヴェストクラブ天城高原」では隣接する空き地を「スターフィールド」と称して星空観察のために開放しています。観察用のイスが設置され、本格的な双眼鏡や望遠鏡で星や惑星を観察することもできます。
無数の星たちがまたたく天然プラネタリムに没入できるひととき。
折しも訪れた日は三大流星群のひとつ、「ふたご座流星群」がもっとも活発化した極大日でした。
流れ星に夢中で、この時ばかりは没入という感じではなかったですが、普段の静かな星空の下では、ただただ星をボーっと眺めて、研ぎ澄まされる感覚の中で自分と向き合ってみたり、星に願いを込めたり。光にあふれ、雑音の多い都会では味わえない体験ですね。
部屋に戻ってふとベランダを見ると、そこには街灯りでうっすら暗闇に浮かび上がる富士の姿と、こぼれ落ちそうな星空の絶景コラボが……!
こんな感動的なシーンに出会えるのも、ここならではですね。
五感を研ぎ澄ますもりさんぽ~森林浴でリフレッシュ
最後は、森林浴が楽しめる「もりさんぽ」。
シンと静まり返る朝。小鳥のさえずりや風の音、葉っぱの音など、森の声に耳を傾け、森の匂いや空気を楽しんでいると、気持ちが安らいでリフレッシュできますよね。
ここは「東急ハーヴェストクラブ天城高原」の敷地内にある小さな森。「もりぐらし」のコンセプトの下、2022年7月にリニューアルされたばかりの森の散歩道です。右のふしぎな顔のオブジェは、静岡県立伊東高校美術部の学生さんらが制作したものだそうです。
森の散歩道は一周30分ほど。運がよければ、森の中で鹿たちにも遭遇できるかもしれません。
「天城越え」だけじゃない!天城高原のウェルネス体験で心もからだも癒やされよう
伊豆の天城高原といえば「天城越え」と温泉くらいしか思いつかないと思っていたあなた。実は天城高原には、心を潤してくれる上質なウェルネスコンテンツがたくさん眠っています。
ぜひ今度、天城方面に訪れたら、天城のウェルネスな体験で疲れた心身をリセットして、明日への活力へつなげてみませんか。
・伊豆・天城高原のウェルネス&サステナブルな体験プランは【こちら】をご参照ください。
All photos by Mayumi