こんにちは、株式会社TABIPPOのひぐです。
2024年10月から開講する「POOLO LOCAL|地域×実現する力をつけるローカルコーディネーターコース」では、9月24日(火)まで第2期生を募集しています。
地域を盛り上げるために必要な「関係を築く」「推進する」「届ける」という3つのスキルを理論と実践で学ぶ本プログラム。基本的に講義はオンラインで実施されますが、POOLO LOCAL生同士がリアルの場で交流できる機会も。そのひとつが11月に実施される現地視察ツアーです。
TABIPPOがこれまでに繋がってきたなかでも、全国事例として選りすぐりの地域を先進モデル地域としてピックアップ。今期も8地域に協力いただくこととなりました。
本記事では、現地視察ツアー先となる地域やゲストを紹介します。
現地視察ツアーとは
POOLO LOCALでは講義に加えて、実践的な活動をご用意しています。そのうちのひとつが現地視察ツアー。(他には実際に自分の地域をコーディネートする自地域コーディネート実践や、定期的な課題があります)
現地視察ツアーでは「地方創生大臣賞」「グッドデザイン賞ベスト100」など、全国的なモデルケースとなっている地域を訪れ、地域で“コト”を実現する力を体感を通して学びます。
前半(11/16〜11/17)と後半(11/23〜11/24)の2日程が用意されており、全8地域の中から好きな地域を選び、訪れます。現地視察ゲストと直接話すことができる貴重な機会であり、POOLO LOCAL生の同期とのコミュニケーションも深められる1泊2日。
楽しみながら、講義で得た視点を持って、地域への解像度を高めましょう!
◯日程
前半:11/16~11/17
後半:11/23~11/24
◯場所
全8地域から選択
– 北海道弟子屈
– 石川県金沢市
– 群馬県前橋市
– 千葉県南房総
– 神奈川県小田原市
– 香川県豊島
– 香川県琴平町
– 宮崎県都農町
※応募数により必ずしも希望通りに行けるとは限りません
◯費用
プログラム費用とは別途実費負担
第2期現地視察ツアーの舞台となる地域とゲスト
(北海道)北海道弟子屈町|川上 椋輔さん
北海道の中でも、雄大な自然が今なお残る道東エリア。弟子屈町はかつて世界一の透明度と言われていた摩周湖など、水と森が調和した町です。
ゲストの川上さんは、元北海道文化放送のアナウンサー。コロナ禍で対人取材が規制されたことにより、課題先進地への移住を決意して、北海道の中でも道東と呼ばれる地域の、人口6,600人の「弟子屈(てしかが)」で地域おこし協力隊をしています。
協力隊2年目には、「人生のベースキャンプに弟子屈を」というビジョンのもと、自身の会社であるBASE CAMP TESHIKAGAを立ち上げ、日本一の自治体運営YouTubeチャンネル「弟子屈町公式チャンネル」の運営や、道東テレビと連携したプロモーション、メディア事業などを行っています。
(北陸)石川県金沢市|松下 秋裕さん
金沢市は2015年に北陸新幹線も開通したことで、さらなる盛り上がりを見せる地域。金沢21世紀美術館や兼六園などの観光スポットはもちろん、海鮮をはじめとしたグルメも魅力のエリアです。
そんな金沢でコミュニティ型ホテル「LINNAS Kanazawa」やアパートメントホテル「INOVA Kanazawa」を運営するのが松下さん。
「ホテルを地域の点として捉えた時に、コミュニティは面である」という考えのもと、ホテル運営だけにとどまらず、コミュニティデザインの企画立案や運営を行い、場づくりをしています。
(関東)群馬県前橋市|渡邉 辰吾さん
新たなアートスポットとなる「アーツ前橋」や「まえばしガレリア」、建築家藤本壮介さんが建築をした「白井屋ホテル」など、新しい動きが盛んに起きている群馬県前橋市。
渡邊さんは、広告代理店勤務を経て、前橋市の家業である株式会社ソウワ・ディライトを引き継ぎました。ソウワ・ディライトは、「宇宙のミライにワクワクする」ビジョンを掲げる電気工事会社。
教育や環境分野を中心として、プロジェクションマッピングなどでアート的に表現を行っています。同時に、群馬県及び前橋市の行政政策にも深く関与し、官民共創のデザインを地域に創り出すなど、地方の課題解決にも積極的に携わっています。
(関東)千葉県南房総|牧野 圭太さん
岩井海岸という美しい海岸に新たな学びと憩いの複合施設「渋谷臨海公園=SHIBUYA SEASIDE PARK(仮称)」が、生まれようとしている千葉県南房総。今まさに生まれ変わりが進んでいる地域です。
千葉県出身の牧野さんは、博報堂でコピーライターを経て独立。書籍『広告がなくなる日』を出版し、社会を少しでも良くするような広告のあり方を提案されています。
地域の可能性を広めるため、南房総を拠点とする南房企画株式会社を立ち上げ、広告業界で培われたスキルを活かしています。
(関東)神奈川県小田原市|根岸 亜美さん
東京から1時間。新幹線も通っている利便性の高い小田原市は、近頃移住者も増えている地域です。小田原城など歴史的な建造物も残るこの町を地元とするのが根岸さんです。
根岸さんは一般社団法人超帰省協会の代表。「超帰省」を「友だちの地元に帰省すること」と定義して、ディープな地域の魅力を知ることができる新しい概念を広めています。
現在は神奈川県にUターンをして、週4会社員+週2フリーランスプランナーとして、ブランディングと企画の力でまちを盛り上げていらっしゃいます。
(四国)香川県豊島|坂口 結衣さん
豊島は、瀬戸内国際芸術祭の舞台のひとつであり、直島とともに現代アートの島として注目を集めている島。自転車で周れる島の中には、豊島美術館をはじめとした多くのアートとともに、瀬戸内の穏やかな海と美しい自然が融合しています。
坂口さんは、2019年に瀬戸内海の豊島(てしま)に、事業スタッフとして移住しました。
かつては産業廃棄物が問題となったものの、現在はアートの島として再興している豊島を舞台に、農家さんを訪れるツアーやインバウンド向けのツアーを造成。自給自足のサステイナブルなツアーで、豊島を訪れた人に島の魅力を案内しています。
(四国)香川県琴平町|楠木 泰二朗さん
「一生に一度はこんぴらさん」という言葉で馴染み深い「金刀比羅宮」が位置する琴平町。最近では若い移住者も増えていて、新旧の融合が進んでいます。
琴平で地域のインフラを支えるバス会社の代表取締役を務めるのが楠木さん。琴平〜東京間や琴平〜大阪間などを繋ぐ高速バスの運行に加え、常識にとらわれないユニークな事業を多数行い、注目を集めています。
コロナ禍で大打撃を受けた際は、日本初の「オンラインバスツアー」を企画・実施。リピーター続出の大好評企画となり、2022年には第4回日本サービス大賞「地方創生大臣賞」を受賞しています。
(九州)宮崎県都農町|中川 敬文さん
都農小学校・中学校で実施中のまちづくり教育が、2021年に「文部科学大臣表彰」受賞、また、2023年には日本都市計画家協会賞の最高賞「日本まちづくり大賞」を受賞し、日本中から注目を受けている宮崎県都農町。
人口10,000人の町で数々の取り組みを仕掛けるのが東京出身の中川さんです。中川さんは「キッザニア東京」などを手掛けるUDS株式会社にて、2003年より代表取締役、2011年より社⻑を歴任されました。
社長退任後に株式会社イツノマを起業し、行政とともにまちづくりを行っていたり、自らもまちづくりホステル「HOSTEL ALA」を運営して、実践をしています。
特別企画|現地視察ゲストが登壇するオンラインイベント
現地視察ツアーで訪れる地域を盛り上げているゲストの皆さんに、POOLO LOCAL第2期リリースを記念して、募集期間中にイベント登壇いただきます。
初回は8/27から。3つのスキルを起点にした問いから、8つの地域に迫ります。参加者特典もご用意していますので、ご興味ある方はぜひご参加ください!
①8/27(火)20:00~21:30|楠木 泰二朗さん(香川県・琴平)
詳細URL:https://tabippo.net/event/20240827poolo/
②8/29(木)20:00~21:30|中川 敬文さん(宮崎県・都農)
詳細URL:https://tabippo.net/event/20240829poolo/
③9/5(木)20:00~21:30|川上 椋輔さん(北海道・弟子屈町)
詳細URL:https://tabippo.net/event/20240905poolo/
④9/7(土)13:00~14:30|松下 秋裕さん(石川県金沢市)
詳細URL:https://tabippo.net/event/20240907poolo/
⑤9/10(火)20:00~21:30|渡邉 辰吾さん(群馬県前橋市)
詳細URL:https://tabippo.net/event/20240910poolo/
⑥9/14(土)13:00~14:30|根岸 亜美さん(神奈川県・小田原市)
詳細URL:https://tabippo.net/event/20240914poolo/
⑦9/17(火)20:00~21:30|牧野 圭太さん(千葉県南房)
詳細URL:https://tabippo.net/event/20240917poolo/
⑧9/19(木)20:00~21:30|坂口結衣さん(香川県・豊島)
詳細URL:https://tabippo.net/event/20240919poolo/
※ご参加の方は1イベントずつお申し込みください。
POOLO LOCALとは?
POOLO LOCALは、地域を舞台に、色んな人を巻き込みながら、プロジェクトを実現する力をつけるローカルコーディネーターコースです。
地域を盛り上げたいと考えている20-30代の若手が全国47都道府県から集結。地域内外を巻き込むハブとなる「ローカルコーディネーター」として必要なマインドやスキルを、理論と実践を通して学びます。講義やケーススタディといったインプットだけでなく、定期的な課題や先進モデル地域への現地視察、POOLO生への自地域プレゼン・コーディネート活動など、実践を通して身につける6ヶ月。
全国各地から集まる30-50名の仲間と一緒に活動する地域×若手コミュニティです。