たくさんの旅人をうっとりさせる世界の絶景。その絶景が赤やオレンジ、時にはピンク、ブルーへと色を変える時間が夕暮れ時。
空の色というのはなぜこんなに美しく変化していくのでしょうか?そして、その色はなぜこんなにも世界の絶景にぴったりと似合うのでしょうか?
今回は僕が実際に旅をして美しいサンセットを見れた場所を紹介させていただきます。
カリブ海に浮かぶ島の夕日が綺麗に見えるカフェ(ジャマイカ ネグリル)
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カリブ海に浮かぶレゲエとボブマーリーで知られるジャマイカですが、島の西側にある小さな町ネグリルには美しいサンセットが見れると噂のRick’s Cafeがあります。
夕暮れ時になると多くの人がここに集まり、太陽が沈むのを待っています。
Rick’s Cafeには天然のプールもあり、高さ10mほどの場所から真っ青なカリビアンブルーの海に飛び込む事もできます。
ぜひ明るい時間に訪れ、勇気のある方は飛び込みをした後にゆっくりとサンセットを待ってみてください。
真っ白な町がオレンジに染まる時間(ギリシャ イア)
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ギリシャといえばエーゲ海に浮かぶ島々を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?中でも階段状になった白い街並みで有名なサントリーニ島は世界中の女性たちの憧れの場所とも言えるでしょう。
昼間はサンサンと照りつける太陽を跳ね返すような真っ白な壁ですが、夕暮れ時になると太陽の色に染められうっすらとオレンジ色に染まっていくんです。
また、サンセットの後は白い街にはポツリポツリと街灯が灯り、とてもロマンティックな時間が始まります。
ぜひ、夕方から夜にかけてはサントリーニ島のイアで美味しいギリシャ料理を食べながらサンセットを楽しんでください。
バオバブ街道で眺める幻想的な景色(マダガスカル ムルンダヴァ)
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たくさんのバオバブを見ることができるマダガスカルにあるムルンダヴァ。そこにバオバブ街道と呼ばれる道があるのをご存知でしょうか?
一本の道の両脇に立ち並んだバオバブの木が一番美しいのはシルエットなのではないかと僕は思っています。
太陽がどんどんと沈んでいくと、空の色は七色に変化していきます。その空の色と対照的に真っ黒なシルエットだけを残すバオバブの木。
シルエットだからこそバオバブの木の不思議な形が浮き彫りになっているのがよくわかります。何度も足を運んでみたくなるバオバブ街道へ一度は訪れてみてくださいね。
楽園の向こう側へ沈む夕日を砂丘から眺める(ブラジル ジェリコアコアラ)
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ブラジルの北部にある小さな街ジェリコアコアラは近年欧米人のバックパッカーがこぞって訪れ、楽園と呼ばれている街になりました。
昼間は太陽の日差しが強いため、旅行者は宿でゆっくりと時間を過ごしているのですが、夕方になるとジェリコアコアラを訪れた全ての旅行者は海岸沿いの砂丘を目指し、サンセットを楽しみます。