黄色には落ち込んだ雰囲気を明るくしたり、元気なパワーをもたらしてくれる効果があります。日々の喧騒に疲れて、心に隙間風が吹いているときは、ぜひ黄色の絶景を見に出かけてみましょう。
今回は世界にある黄色が印象的な絶景を7つ厳選して紹介します。元気が出ないとき、または周りの人に元気がない、というような時には、思い切って旅をしてしまうのも良いかもしれませんね。
イエローストーン国立公園(アメリカ)
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世界遺産にも登録されている「イエローストーン国立公園」には、名前の通り黄色にまつわる自然の絶景が数多く存在しています。
豊富なミネラルに含まれるバクテリアが織りなす黄色の芸術「グランド・プリズマティック・スプリング」や、黄色い大地から勢いよくしぶきの上がる「オールド・フェイスフル・ガイザー」は、もはや説明不要の絶景スポットです。
ワットプラケオ(タイ)
タイ・バンコクにある「ワットプラケオ」は、タイで最高の地位と格式を誇る寺院です。広大な敷地は白が基調になっているのですが、敷地内を進んでゆくと「黄金の仏塔」という黄色に光り輝く塔が見えてきます。
寺院のシンボルになっているこの塔は、夕方になると黄色くライトアップされて、夜を迎えるバンコクの街で美しく光り輝きます。本尊である翡翠の仏像と合わせて、是非とも目に焼き付けておきたいスポットです。
サンピエトロ寺院(バチカン)
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キリスト教の聖地、バチカンを代表する「サンピエトロ寺院」も、黄色を感じることの出来るスポットとして挙げることができます。昼間の聖堂もどこか黄色がかっていて歴史の流れを感じることが出来ますが、夜になると更に黄色くライトアップされて、周辺の建物と相まって寺院の一帯が黄色い絶景となります。
ウェーブロック(オーストラリア)
自然が作り出した絶景を数々抱えるオーストラリアの中でも、「ウェーブロック」はそのダイナミックさから高い人気を誇っています。迫り来る高波のようにうねった岩肌は、一定方向から吹く風が作り出した、まさに自然の妙技。黄色い岩肌は高さ15メートルにもなり、駆け登ろうとしてもスルスルと滑り落ちてしまいます。