こんにちは。TABIPPOの篠原(@SunMank77)です。
今年の10月末頃、約1週間かけてドイツのライン・ルール地方を旅してきました。ドイツには、おしゃれな街並みやお城、ビールにソーセージとたくさんの魅力がありますが、今回僕がドイツに行こうと思ったのには大きく2つ理由があり、今日はこの旅の模様をお届けする前に、まず「なぜ、篠原輝一がドイツを訪れたのか?」その気になる背景をお届けしたいと思います。
ドイツを選んだ2つの理由
1. 僕にとって人生の転機ともなった場所だから
僕は5年前に210日間かけて世界一周をしてきたのですが、そのキッカケがドイツだったのです。当時20歳の誕生日に自宅のテレビに飛び込んできたのはドイツのシャルケ04で活躍する内田篤人選手でした。
小さい頃からサッカー選手を目指していた僕は、それをテレビ越しに見て「凄いなー」と思うと同時に、「悔しい」という想いを胸の中に抱いていました。自分も「好きなこと、やりたいことに向かって行動しないと!」と思い立ち、紆余曲折ありながらも世界一周することを決めました。
つまり、僕は「ドイツ」そして「サッカー」をキッカケとして今の仕事にも繋がる世界一周の旅に踏み出したのです。そんな人生の転機になった場所を再び訪れたいと思ったから。
2. 5年前は果たせなかった2つの夢を叶えるため
前述の通り、ドイツとサッカーがキッカケとなって旅に出たので、もちろんその途中ドイツにも訪れましたが、ここで思わぬアクシデントに見舞われました。
何かというとドイツ初日に救急車で運ばれ緊急手術そして入院を余儀なくされたのです。
実はその旅の目的の1つに「ヨーロッパでサッカーを見てまわる」というものがあり、ドイツは日本人選手も多く、最も楽しみにしていた国でもありましたので、入院した時には絶望に打ちひしがれました。
結局、退院後も2-3週間は安静にしており、先の予定もあるということで、当時はサッカーをスタジアムで見ることおろか観光もほとんどできずにドイツを去ることになったのです。
なので、今回は当時残してきた2つの夢、「ドイツのスタジアムで試合観戦をすること」と「ドイツ観光を楽しむこと」を叶えるためにドイツを訪れ、さらにその中でも当時訪れた地域でもあるドイツのライン・ルール地方を選択しました。
全6話で構成されるドイツ ライン・ルール地方を巡る旅特集
そんな背景の下、今回ドイツ、ライン・ルール地方を旅してきたわけですが、その旅の模様を全6回に分けてお届けします。また映像のコンテンツも追って配信いたしますので、そちらもぜひご覧ください!
第1話:人生の転機となった国ドイツで再び夢を叶える旅へ
第2話:世界遺産や絶景だけが全てじゃない!ドイツ・デュッセルドルフの4つの魅力
第3話:ケルンの世界遺産「ケルン大聖堂」の迫力が凄すぎる…
第4話:白と黒を基調としたモノトーンの街「フロイデンベルク」が神秘的すぎる…
第5話:【サッカー好きには堪らない!】ドルトムントはやっぱりサッカー愛に溢れた街だった…
第6話:【最幸なひとときをサッカーと共に】ドルトムント香川真司の活躍に現地サポーターと熱狂!
今回の旅のルートはコチラ!
基本的にドイツでは、DBという列車を利用し、特にドイツは街並みや自然の風景が本当に魅力的なので、コーヒーとブレット片手にDBの車窓からの景色にもついつい酔いしれていました。
そんな鉄道の旅にめちゃくちゃ便利なチケットがあり、それが「ジャーマンレイルパス」です。僕も今回の旅中は使っていたのですが、これさえあれば駅でわざわざチケットを買うことなく、1日何回でも列車に乗り放題ですし、1stクラスを悠々自適に利用することができたので、旅の疲れもそこで回復させることができました。
ということで前置きが長くなりましが、ここからはドイツの旅特集の本編に入っていきます。今日は第1話ということで、この旅のダイジェストを簡単にですがお届けしたいと思います。
第2話 世界遺産や絶景だけが全てじゃない!ドイツ・デュッセルドルフの4つの魅力
今回の旅の出発地でもあり、最終目的地でもある街「デュッセルドルフ」。前回来た時に手術と入院をしたのはこの街に滞在している時だったので、着いた時は懐かしさがありましたね。
ここは、穏やかにライン川が流れ、それに合わせるようにして人々ものんびりと生活しているのがとても魅力的な街です。
日が暮れると続々とライン川付近に集まって、川沿いのレストランでビールやドイツ料理を楽しむ方もいれば、カップルでのんびりと川を眺めている方など、本当に時間の使い方が贅沢な街だと感じましたね。