ライター
佐々木 拓馬 フリーライター

せかいいっしゅうしましょう じぶんのいきたいところにいきましょう むずかしいことはなしにして さぁ、いきましょう

以前、私は「タイでモテなかった」という記事を書きましたが、冷静に考えてみれば、特にタイでモテなかっただけで世界中で基本的にモテませんでした。

心の底からモテたかったのに!モテたくて仕方なかったのに!!

放浪の旅から帰国してはや三年、ようやく冷静になれてきました。そろそろ本気を出して考えてみましょう。

「なぜこんなにモテたかった僕が全くモテなかったのか?」

私以外にもモテたくてしかたない旅人はいるはずですので、ぜひこの考察を参考にして僕の代わりに世界中でモテまくってください。

 

英語で口説けない

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photo by  Jeff Kubina

私が観察した結果、海外でモテる男はほぼ例外なく積極的でガツガツしてるやつです。

草食系ではよっぽどの美男子でもモテモテになるのはむつかしいでしょう。

思い返してみれば私は積極的にガンガンいけませんでした。だって…英語しゃべれないんだもん。

がんばって積極的に話しかけようとしても、僕のへたくそな英語ではロマンチックな一言も言えやしないのです。

 

一生懸命話すとたいてい相手は耳を傾けてくれますが、その目はまるで「出来の悪い教え子を見守る教師」のようでした。

その優しさが逆に痛々しさを加速させてきました。やはり、海外でモテるためには外国語は喋れたほうが有利でしょう。

 

長いこと旅をすると、どんどんセンスが悪くなる

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photo by  Franklin Park Library

海外を長いこと放浪しているとどんどんファッションが適当になってきます。

私は出発前にちょっと小ぎれいな服をバックパックに忍ばせましたが、邪魔でしかたなくていつの間にか捨ててしまいました。

そうしていたら、いつのまにかTシャツと短パン、サンダルみたいなラフな服装しか手元になくなっていきます。

 

手持ち最強のおしゃれアイテムがユニ〇ロのダウンジャケットでは、そりゃあモテるわけがありません。

海外放浪中はファッションに無頓着になりがちですが、モテたきゃ意識的にファッションセンスを高めるくらいでないといけないのかもしれません。

 

海外のイケメンに勝てる気がしない

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photo by  Alan Light

私にはイケメンと張り合ってしまう癖があります。イケメン相手でもとにかくなにかひとつくらいは勝ちたいのです。

見た目で勝てないから、とにかく相手より自分のほうが優れているところを探し当てたくて仕方ない臆病な自尊心があります。

 

しかし…海外のイケメンにはどこか「勝てる気がしない」と決めつけてしまっている自分がいるのです

だってあいつら足長いし、金髪だし、英語喋れるし、マッチョだし…。最初から心の中で白旗を挙げているような男がモテるわけがありません。

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佐々木 拓馬 フリーライター

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