ライター
菓子谷 梨沙 フォトグラファー

ウエディングを専門にフォトグラファーとして約9年間勤め、2013年に写真撮影のため渡豪。その後、約3ヶ月掛けて車でオーストラリア国内の風景等を撮影して回ったり、2013年よりオーストラリアに住んでいる日本人向けの雑誌社で、フォトグラファー、ライターとして働く。現在は帰国し、撮影旅行が大好きな、フリーランスのフォトグラファーです。

沢山の自然が残る西オーストラリア州の都市、パースに約2年間住んでいたトラベルライターの菓子谷です。

日本での仕事はフォトグラファーを9年間しており、自分の写真が撮りたくオーストラリアへ渡りました。しかし、行ってみると撮影したい場所はツアーなどでしか行けない様な、かなり便の悪い場所ばかり。

観光ではなく撮影をしたいという気持ちが強かったので、オーストラリア国内を自分の好きな時間に、好きな場所へいつでも行けるようにと、車を購入しました。

思い切って購入した車は、オーストラリアの生活で欠かせないものとなりました。そこで、これからオーストラリアに行って車を運転してみたい、長期滞在して色々見て回りたい、という方などを対象に車で回るメリットをご紹介します。

 

好きな時間に、好きな場所へ

photo by pixta

広大な土地のオーストラリア国内を見て回るとなると、ツアーや長距離バス、飛行機などに乗って行かないと行けなかったりします。しかし車でしたら、ツアーでは行かない様な地元の人だけが行くスポットや、のんびり国内を自由に見て回れます。

また自分だけの時間なので、行った先で気になった場所など、ちょっとした寄り道もできたりするのが最大のメリットだと思います。

 

日本の免許が使用できる

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オーストラリアでは、「日本の運転免許証」と「翻訳証明書」、「パスポート」及び「有効なビザ」を携帯することで運転が可能となります。

「翻訳証明書」とは、日本の有効な運転免許証の必要部分を抜粋し翻訳した証明書で、オーストラリアの各都市にある日本国総領事館で申請料$22で発給してもらえます。有効な日本の運転免許証とパスポートを持って行き、必要書類に記載するだけで、約1週間で仕上がります。

もちろん、「日本の運転免許証」と「国際免許証」でも運転することはできますが、「国際免許証」の場合、申請日より1年ですので、期限が切れた場合、一度帰国して再取得となります。

また、「国際免許証」の申請料2,400円ですので、「翻訳証明書」の方が運転できる期間も長く、費用も安く作れます。

 

ハンドルは日本と同じ右ハンドル

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オーストラリアは左側通行、右ハンドルで、交通ルールもほぼ日本と同じです。軽自動車はほとんど走っておらず、運転は普通自動車になりますが、道路の幅も広く見通しもいいので、運転しやすいです。

また、郊外に出ると黒丸に斜線が入った標識の、制限速度無しの道路もあります。その一つのハイウェイ「Stuart Highway」では、ポルシェが世界初350km/hの速度で走行するという挑戦が行われたこともあります。

ですが、運転する際にはスピードの出し過ぎには十分注意してください。

 

格安で購入できる中古車

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オーストラリアは中古車の売買が盛んです。購入方法はインターネットや中古車販売店、留学エージェントの掲示板、個人売買などを利用するなど、いくつかあります。

安く購入するには留学エージェントの掲示板、個人売買などがおすすめです。購入する際に、走行距離、タイヤの溝、電気系統、エアコンなどの確認を含め、1度試乗してから決めるとよいです。

またラウンドを考えている方は、すでにラウンドに行った方から購入しましょう。ワゴンタイプかバンタイプの車で、キャンプ道具一式が揃っている車もお得です。そして、帰国する際には掲示板などを利用して、車を購入したいと思っている方に売却します。

ちなみに私の場合は、シェアハウスのオーナーから安く譲ってもらえたので、セダンを$2,000で購入することができました。

 

車検が無いので維持が簡単

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オーストラリアの州によっては、車検制度がないところもあります。年間の維持費は半年で約$300の「Registrarion」という保険代と、ガソリン代になります。

また、中古車購入時の一度きりの費用は、「Transfer Fee」という車の持ち主の名義変更費用と、「Motor Vehicle Duty(Stamp Duty)」という車を購入した値段をもとに計算されるものがあります。

なので、交通管轄局に上記金額を支払うだけで簡単に車を所有することができます。

ライター
菓子谷 梨沙 フォトグラファー

ウエディングを専門にフォトグラファーとして約9年間勤め、2013年に写真撮影のため渡豪。その後、約3ヶ月掛けて車でオーストラリア国内の風景等を撮影して回ったり、2013年よりオーストラリアに住んでいる日本人向けの雑誌社で、フォトグラファー、ライターとして働く。現在は帰国し、撮影旅行が大好きな、フリーランスのフォトグラファーです。

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