ここで文句を言ったって「10分だと?そんなの一緒じゃないか!」と爆笑されるのがオチです。
1時間や2時間遅れようとも、「そういうこともあるさ」程度で終わります。彼らを見ていると、ある意味「悟りを開いたような状態」なのかもしれない…とさえ思います。
今日目的地に行けないなら、明日行こう!明日もダメ?じゃあ、来週かな、ハッハッハ!!
こんな返しができる人、「でっかい」としか言いようがありませんね。器の大きな人々の中で、あなたの心も解放してみてはいかがでしょうか。
長距離移動をすると賄賂との戦いが始まる
Photo by Shunya Ohira
大阪から沖縄へ飛行機でひょい。東京から名古屋へ長距離バスでひょいひょい。
しかも、海外へ出かけても、圧倒的な日本のパスポートで楽々移動。そんな経験になれている私たちがアフリカの地で、経験するのは、なんとも言えない「引っかかり感」。
長距離バスで移動すると、検問で止められ、乗客皆のパスポートチェック!もちろん、これは賄賂要求の大チャンスなので、日本人は特にがんがん請求されます。
ただ、悲しい顔をしないで下さい!これは、いかに上手な言い訳をして切り抜けるかの訓練です。
温和に…かつ…話に理論的な穴をつくらないように。そう考えれば、楽しいひと時が過ごせるかもしれませんね。
マラリアにかからないように蚊を回避する日々
Photo by pixabay
西アフリカのガーナで友達の家に泊めてもらった時、幸か不幸かシャワーが大自然の中にありました。
周囲に生い茂るのはバナナの木々。当然、蚊も大量に飛び回る状態です。
髪の毛でシャンプーを泡立てながらも、目線は常に頭上を飛び交う蚊にロックオン!どうしても目を閉じなければならない時には、蚊が体にとまらないように軽快に踊ります。
どうでしょう?
ただ、マラリアに感染する可能性と考えれば怖くても、日課のダンスと考えれば…ちょっとだけ楽しいかも?
いずれにせよ、蚊に刺されても必ずマラリアにかかる訳ではありません。「自然の中で生きている」ことがよくわかって素晴らしい経験だと思いますよ。
…ずっと生活していると、もはや蚊にさされても気にしないようになりますけどね!
雑だけども愛くるしいのがアフリカだ!
旅の常識が次々と崩壊していくのが、ここアフリカ大陸です。
「え!」と思ったら、また次の瞬間に「うひょ!」
「今までやってきたことが通用しない!!」と叫びたくなる瞬間を心の底から楽しみましょう!
私が主に体験しているのは西アフリカです。
アフリカ大陸の中でも、場所によってそれぞれに面白い特徴があるものです。あなただけのお気に入りの場所を探してみてはいかが?