私は、旅先からエアメールを出すのが好きで、いろんな国からしょっちゅう絵はがきを出しています。
そこで今回は旅の中でエアメールを出しながら見つけた、面白いなと思った海外の郵便事情を紹介したいと思います!
バチカン市国にはエアメール専用机がある!
世界最小の国バチカン市国。
バチカン市国から手紙を送るというのはひとつの人気イベントとなっています。Instagramでも、「#vaticane」のタグで色んな人が手紙を出す姿が投稿されています。
なので、バチカン市国の郵便局には、その場ですぐ手紙が出せるように、専用机があるんです!
そこでは、様々な国の人がいろんな言葉で手紙を書いている光景が見れます。キリスト教総本山のこの国では、ここでしか買えない記念切手なども人気です。
ヨーロッパの郵便局はみんなラッパマーク!
@kerrigoldが投稿した写真 – 2016 2月 13 10:52午前 PST
ヨーロッパの郵便局のマークは、国によって若干の違いはあれど、どこの国でもラッパがシンボルです。
なんでも、町に郵便やさんが来たらラッパを吹き鳴らし、到着の知らせをしていたところからなんだそう。
同じラッパマークでも、国によってちょっとデザインが違ったり、歴史的に関係の深い国はデザインも似ていたりとその違いを比べながら旅をするのも面白かったです。
送るのが楽しくなる!ブランドとのコラボBoxのあるフィンランド
お洒落な北欧ブランドが沢山あるフィンランドは、郵便局もとってもお洒落!
日本でも人気のmarimekkoや、テキスタイルブランドfinlaysonなど、様々なブランドとのコラボBOXを展開しているので、荷物を送るのも届くのも楽しみになります!
時期によってコラボしているブランドは違うので、自分が行った時にどんなデザインのボックスがあるのかもフィンランドに行く楽しみの1つになります♪
たくさん送っても大丈夫。郵便代が半額に?!
Toronto’s First Post Officeさん(@tos1stpo)が投稿した写真 – 2016 4月 7 2:06午後 PDT
スイスのバーゼルに滞在した時のこと。スイスは物価世界一の国なので、日本への郵送費もちょっと高い。
しかし、驚きの方法で郵便代を半額にする方法があったんです。その方法とは、なんと、国境を越えてドイツまで行っちゃうこと。
国境を越えると言っても、ヨーロッパはシェンゲン協定によりパスポートの提示なしで国境を通過できるため、バスで隣町に行く感覚。それなのに、半額になっちゃいます。
郵便以外にも、この街では週末にドイツのスーパーでまとめ買いをする人が多いのだそうです。色んな国が密集するヨーロッパならではですね。
住所は日本語で良い!実はとても簡単なエアメール
Patrick Deaさん(@edelweiss_post)が投稿した写真 – 2016 4月 7 8:21午前 PDT
中学の授業で住所の書き方を教わった時、番地から書き始めたり、ローマ字で書かなきゃいけなかったり、ちょっと混乱しませんでしたか?
間違って届かなかったらどうしよう、なんて不安もあったりするかもしれません。
しかし、実は日本宛のエアメールは日本語で住所を書く方が確実に届くんです!
日本と同じように住所を書き、わかりやすいところに大きくAIR MAIL to JapanとかけばそれだけでOK。
実は、エアメールってすごく簡単に出せるんです。
切手は郵便局ではなくたばこ屋さんで買うのが一般的?!
Alain Wohlfarthさん(@richtungspfeil)が投稿した写真 – 2014 6月 19 4:19午前 PDT
ヨーロッパには至るところにタバッキというたばこやさんがあります。
タバコ屋さんというけれど、日本のコンビニみたいな感覚で色々なものが売っています。
私の経験では、郵便局だと混んでいて時間をロスすることも多いです。なので、タバッキで切手を買ってポストに投函する方が楽チンです。
また、タバッキは切手だけでなく地下鉄の切符まで買える所も多いです。
なので、ヨーロッパを旅する時はタバッキをうまく使いこなすととても便利です。
同じことでも違う国ですると、新たな発見があるかも!
いかがでしたか?ちょっとした世界の郵便にまつわるあれこれをまとめてみました。
私はただ「手紙を出す」ということをしていただけなのですが、そんなちょっとしたことからも国の違いを感じられて、やっぱり旅に出るって面白いなあと思いました。
手紙を出す、ということ以外にも色んな国で毎回同じことをすることで新たな発見があるかもしれません。