ライター
川波 恵子 旅する臨床検査技師

旅する臨床検査技師けーちゃん。訪問国数は39ヶ国。臨床検査技師として働く傍ら、出張撮影サービスのカメラマンをしたり、世界一周をしたりアメリカ横断したり、フォトコンテストで世界1位になったり(IPA 2023)。「やりたい事は全てやる、行きたい所は全て行く」をモットーに世界中を旅しています。好きなことはカメラと美味しいチョコレート探し。今の目標は宇宙旅行。

もう一つのおすすめが「湯湾岳展望公園」。2021年4月にリニューアルされたばかりのこの公園にあるのが、奄美の山々を見渡せる展望台。

奄美で最も高い山である湯湾岳から360度見渡すこととができ、その大パノラマの絶景に息をのんでしまうほど。


photo by Keiko Kawanami

ここから奄美を眺めると、本当に山に囲まれた島なんだなと実感すると同時に、その山々の深さや自然の豊かさに驚かされます。

公園周辺は圏外になりやすいので、ナビは事前にセットしておくのがおすすめです。

また、マテリヤの滝ふくめ周辺にはハブがいる可能性が高いので、道を外れて歩かないように注意しましょう。

■詳細情報
・名称:湯湾岳展望公園
・住所:鹿児島県大島郡宇検村湯湾
・地図:
・アクセス:宇検村役場から車で約15分

夜の奄美も満喫しなきゃもったいない!


photo by Keiko Kawanami

海で泳ぎ、自然を満喫して、夜はクタクタかもしれません。でも、ぜひ夜の奄美も満喫してほしいところ。街灯などの明かりが少ない奄美では、どこからでも美しい星空を見ることができます。

中でも「あやまる岬 展望台」は海から天の川がのぼってくる様子を写真に収めることができる、カメラ好きにはたまらないスポットです。


photo by Keiko Kawanami

肉眼でも天の川がわかるほどの綺麗さで、たくさんの星が見えるので、今にも星々が降ってくるような感覚になります。奄美大島中心部の名瀬からは少し距離がありますが、駐車場が完備されているので車でも行きやすくおすすめです。

あやまる岬は「奄美十景」に選ばれているほど日中の景色も美しく、公園には海水プールやソテツジャングル、芝スキーやグランドゴルフなどアクティビティも満載で、どの時間帯に訪れても楽しめるスポットです。

■詳細情報
・名称:あやまる岬 展望台
・住所:鹿児島県奄美市笠利町大字須野
・地図:
・アクセス:奄美空港から車で約8分
・営業時間:24時間

観光だけじゃない。美味しい島食も


photo by Keiko Kawanami

食事がおいしいのも奄美大島の魅力のひとつ。

代表的な郷土料理が「鶏飯(けいはん)」です。茶碗に盛られたご飯の上に、ほぐした鶏肉、しいたけ、パパイヤの漬物、錦糸卵などの具材をのせ、丸鶏を煮込んで作ったスープをかけていただく、出汁茶漬けのような料理です。

龍郷(たつご)町にある「ひさ倉」は、無農薬の食材を使うなどの食材へのこだわりと、濃厚でそれでいてサッパリとしたスープがおいしいのが特徴の、人気の鶏飯専門店。

その他にも鶏飯を提供するお店はいくつかあり、お店によって味もさまざまです。お気に入りのお店を見つけるのも楽しいですね。

■詳細情報
・名称:けいはん ひさ倉
・住所:鹿児島県大島郡龍郷町屋入516
・地図:
・アクセス:しまバス空港線「屋入ひさ倉前」バス停から徒歩1分/奄美空港から車で19分
・営業時間:11:00〜20:30(LO.20:00)
・定休日:不定休
・電話番号:0997622988
・公式サイトURL:http://www4.synapse.ne.jp/hisakura/

2021~2022年は冬の奄美が熱い!


photo by Keiko Kawanami

奄美大島といえば夏が人気のシーズンですが、今年は冬の時期が熱いんです。

というのも、2021年11月1日~2022年3月10日の期間で、奄美大島に宿泊して体験プログラムに参加すると、その体験料の一部が補助されるキャンペーン「奄美満喫ツアー体験プログラム利用促進助成事業」が開催中だから。

奄美大島の冬は10~16℃程度ととても過ごしやすく、また12月は一年で最も降水量が少ない上に、台風の心配もほぼないため、天気に左右されずに旅を楽しむことができます。

クジラのジャンプphoto by PIXTA
海は冬でも20℃程度と暖かく、一年で最も透明度が高い時期でもあるので、ウェットスーツを着ればマリンスポーツを存分に楽しむ事ができるのも魅力。ホエールウォッチングなど、冬にしか体験できないことも多くある上に、夏に比べて観光客が少ないので、ゆっくりと過ごせます。

そんな魅力たっぷりの冬の奄美大島で、体験料の一部が補助されるとなれば行かない手はありません!

詳細はあまみ大島観光物産連盟のホームページで確認できますので、細かい条件などをぜひ一度チェックしてみてください。

世界が注目する奄美大島に行ってみよう


photo by Keiko Kawanami

世界自然遺産に登録されたことで、世界中からさらなる注目が集まっている奄美大島。

今回は奄美大島に絞ってご紹介しましたが、周辺には奄美大島とともに世界遺産に登録された「徳之島」をはじめ、加計呂麻島、請島、与路島、喜界島、沖永良部島、与論島といった奄美諸島に数えられる8つの島々があります。

それぞれの島に亜熱帯の美しくて豊かな、まだ手つかずの自然が溢れ、見どころの多い奄美群島。そんな奄美に、皆さんも一度訪れてみませんか?

ライター
川波 恵子 旅する臨床検査技師

旅する臨床検査技師けーちゃん。訪問国数は39ヶ国。臨床検査技師として働く傍ら、出張撮影サービスのカメラマンをしたり、世界一周をしたりアメリカ横断したり、フォトコンテストで世界1位になったり(IPA 2023)。「やりたい事は全てやる、行きたい所は全て行く」をモットーに世界中を旅しています。好きなことはカメラと美味しいチョコレート探し。今の目標は宇宙旅行。

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