ライター
清澤 一輝 クリエイター

学生時代にバックパックひとつで、世界を西回りにぐるりと一周。日本にいた頃は英語も喋れず、今まで”ひとり旅”もしたことがなく「世界一周」がはじめてのひとり旅。人生において1番大切なことは「行動」し、「経験」することだと信じている経験主義者。好きな飲み物はチャイ。

こんにちは!旅するクリエイターのKEIです。世界中で撮った絶景はInstagramにて公開中です!

もうすぐ皆さん待ちになった季節「夏」がやってきますね。夏の楽しみ方は人それぞれ。

ハイキングに海や川遊び、BBQにスイカ割り。

夜は遠くで花火の音が響く中、夜空の下、友達とわいわいお酒を飲んで、笑い声に混ざる夜風がどこか古風で気持ちがいいですよね。
特に僕は外でお酒が飲める日本の文化が大好きで、春は花見に夏はビアガーデン。そんなイベントは日本ならではの風物詩かもしれませんね。

僕の世界一周の旅ではドイツで「オクトーバーフェスト」、スペインの「バル」、イタリアの「アペリティーヴォ」は非常に思い出深いです。

…え?ドイツの「オクトーバーフェスト」、スペインの「バル」は知ってるけど、イタリアの「アぺリなんちゃら」は知らないって?

「アペリティーヴォ」ですよ!アペリティーヴォ!
本当に知らないんですか?あんなに楽しいひと時を?

では、今回はそんなイタリアの「アペリティーヴォ」のことを皆さんに少しだけシェアします!ぜひイタリアに行った際には参加してみてください!

 

イタリアの「アペリティーヴォ/Aperitivo」とは?

photo by shutterstock

僕が初めてイタリアを訪れたのは、小学校6年生の頃。

アルペンスキーのチルドレン世界選手権で日本代表として出場し、以来僕にとって「イタリア」は憧れの地。そのカッコ良さは大学4年次に行なった世界一周の旅でも変わらず、不動のものでした。

イタリアに着くと、若者を中心に「アペリティーヴォ」が流行っているということを耳にしました。当時、僕も駆け出しのトラベルライター。興味が先行して近づいてみることに!

もともと「食前酒」という意味だそうですが、最近では「アペリティーヴォしよう!」と言えば、18~20時ごろの夕食前に仲間同士集まって飲む最初の一杯の食前酒のことだそう。

ドリンク代金を払えば、カウンターに並ぶ軽食も食べ放題で、日本人の僕たちにはそれだけでお腹いっぱいになってしまうような「アペリティーヴォ」が並びます。ミラノ中央では、だいたいドリンクが1杯300円前後。

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スタイリッシュでおしゃれなバールやカンティーナなのに、ドリンク1杯でイタリアの生ハムやチーズなど、いろいろつまめて、友達とお話しできちゃうなんて、楽しくないはずないですよね。

まぁ日本人のぼくの感覚からすると、「アペリティーヴォ」は“おつまみ”や“お通し”つまり、お酒のお供という感じで、「ドリンク代だけで楽しめるビッフェ」というニュアンスなんですが、イタリアの若者たちはどうやら違うそうです。

彼らの文化では「食事の時間をゆったりと楽しみ、また仲間とのおしゃべりを楽しむ時間」という感覚です。日本で言えば、行きつけのカフェで待ち合わせついでにコーヒーを一杯注文。その後、食事に出かけるといったことが若者を中心に習慣になっているそうです。

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どうでしょう?本場の「アペリティーヴォ」を体験しに、イタリアへ行きたくなりましたか?

イタリアの二大都市といえば、「ローマ」と「ミラノ」。今回ご紹介している「アペリティーヴォ」はミラノを中心に流行っているのですが、どうせなら「ローマ」にも行きたいそこのアナタのために、イタリア二大都市の大きな違いを教えちゃいます!

 

「ローマ」と「ミラノ」の違いはなんなの?


実は「ローマ」と「ミラノ」、元は別々の国だったので、大きな違いが存在します。

イタリアでは笑い話にもよく登場する「ローマ人とミラノ人の違い」ですが、日本でいう「東京人と大阪人の違い」と似ていなくもありません。

皆さんは「ローマ」という響きで何を連想しますか?

「ローマの休日」?「コロッセオ」?「ムキムキのおっさんの彫刻」? …「テルマエロマエ」?
一方、「ミラノ」はどうでしょう。なんとなくオシャレでクールな感じがしますかね。食いしん坊のキミは「ミラノ風ドリア」とか?

イタリアの経済の中心はミラノですので、街の中心ではイタリア語訛りの英語がポンポン飛び交っていました。これがローマですと、トッティがいいプレーをした。最近、インザーギが来ているとサッカーの話で盛り上がるそう。

人柄もなんとなくローマの人の方が優しいイメージがありました。

デザインもモダンでおしゃれだけど、人がクールで東京のような「ミラノ」と、歴史的建造物が立ち並び、ださいけど心温かい「ローマ」という感じですかね。

観光地でいうと…

街のシンボルマークミラノ大聖堂(ミラノ)

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「最後の晩餐」が観れるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(ミラノ)

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「コインの伝説」が有名なトレビの泉(ローマ)

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2000年前から語り継がれる伝説「コロッセオ」(ローマ)

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ご紹介したのは、イタリアにある有名観光地のうちのごく一握り。

もちろんイタリアにはローマやミラノの他にも「トリノ」や「フィレンツェ」「ヴェネツィア」といった魅力的な都市が存在します。イタリアに行けば、もうアナタはイタリアの虜になってしまうことでしょう。

今日は最後に今回記事で紹介したイタリアの「アペリティーヴォ」を体験できるイベントの紹介をします!
次の休日は、ローマやミラノで「アペリティーヴォ」を堪能したい! そんな気持ちが止まらない方はぜひまずは日本でその魅力を体験してみてください。

 

イタリア・アペリティーヴォ in Osaka


今回、簡単には行けないイタリアを身近に、それもおしゃれに楽しく体験してもらうために、「アペリティーヴォ」のイベントをイタリア政府観光局主催で開催いたします。

たしかに、日本じゃなかなか体験できないこのおしゃれな習慣を、体験できたらイタリアの魅力も一層増しますよね。

イベント日時は、2017年9月27日(水)、時間はアペリティーヴォにふさわしい18:30を予定しています。開催場所は大阪イタリア文化会館で約2時間、本場のアペリティーヴォを楽しんでいただきます。

イタリア・アペリティーヴォ in Osaka イベント詳細

■ 日程:2017年9月27日(水)
■ 時間:18:30〜21:00 (受付18:00〜)
■ 場所:大阪イタリア文化会館
■ 住所:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島2丁目3−18 中之島フェスティバルタワー 17階
■ 参加:以下の応募期間内にご応募頂き、当選式となります。
※先着順ではないので、ご注意ください。
※同イベントでは写真あるいは動画を撮影し、当局関連のサイト・SNSなどで紹介させいただきます、ご了承の上でお申込みください。
応募方法についてですが、こちら応募受付期間が2期に分かれています。
第1期は2017年8月8日(火)から21日(月)まで。
第2期は2017年8月29日(火)から9月11日(月)までです。
※ご応募いただいた方のうち、抽選にて各期22名(計44名様)をご招待いたします。

 

当選発表についてですが、当選された方へは応募期間締め切り後、直接メールにて当選メールをお送りさせていただきます。

第1期:2017年8月24日(木)までに当選者の方へお送りいたします。
第2期:2017年9月14日(木)までに当選者の方へお送りいたします。

※当選された方のみへのご連絡となります。こちらからお送りする当選メールに対し、1週間以内にご確認の返信が無い場合は、ご招待枠が他の方へ移行するので注意してください!

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《お願いと注意点》
– ご応募の方は、満20歳以上の方に限らせていただきます。*当日は身分証明書のご持参をお願いいたしております。予めご理解いただきますようお願い申し上げます。
– ご応募はご本人からのお申込みに限らせていただきます。
*各期での代理応募および複数応募は不可能です。代理応募及び複数応募がわかった場合、いただいたお申し込みは無効となりますこと、予めご了承ください。
*ご参加をご希望者される方が、各自のメールアドレスよりご応募いただきますようお願い申し上げます。
– 当イベントでは、イベントにかかわる中で生じる事故等による傷害その他生じた損害に関し、当局は一切責任を負わないものとしますこと、予めご了承ください。

主催はイタリア政府観光局!

イタリア政府観光局

ローマに本局を置き、イタリア全土の観光素材の魅力を総括的にプロモートし、旅行商品化・商取引の活性化支援をしています。旅行業界の皆さまへはイタリア観光の新素材をご提案・ご提供、サポートなどを行い、一般のお客さまにはイベントやセミナー、また公式サイトを通してイタリア旅行の魅力を発信中!

 

さあ、イタリアの食文化を体験しよう

shutterstock

本当に「イタリア」の文化はどれも魅力的で、いつかイタリアにひと月とか滞在したいなぁなんて夢を描いています。
きっと、そのひと月毎日「アペリティーヴォ」三昧ですけどね! ぜひそんな素敵なイタリアの習慣を経験してみてください!ボンヴィアッジョ!

ライター
清澤 一輝 クリエイター

学生時代にバックパックひとつで、世界を西回りにぐるりと一周。日本にいた頃は英語も喋れず、今まで”ひとり旅”もしたことがなく「世界一周」がはじめてのひとり旅。人生において1番大切なことは「行動」し、「経験」することだと信じている経験主義者。好きな飲み物はチャイ。

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