3. 摘みたてホヤホヤ、現地でしか飲めないとっておきのコーヒー!?
スターバックスなどのコーヒーショップで、グアテマラの豆をご覧になったことはありますか?
アティトラン湖周辺は、適度な降雨量と豊かな火山灰土壌、日照時間に恵まれ、寒暖差が大きい山岳地帯の山の斜面があるなど、コーヒーを栽培するのに理想的な環境が整っており、多くのコーヒー農園が点在します。
農場見学のアクティビティも盛んであり、現地のガイドさんの案内で製造工程や収穫のプロセスなどを説明してもらえるので、コーヒー好きにとってはたまらない経験ができます。
現地で収穫されたコーヒー豆を使った、美味しいコーヒーを安価で提供してくれるカフェが湖畔には多数ありますが、中でもオススメは、中米一おいしいとも謳われるクロスロードカフェです。
パナハッチェルに構える人気店、クロスロードカフェのオーナーはアメリカ人のマイクさん。マイクさんが旅をしていた際に訪れたアティトラン湖に惚れ込んで、そのまま居着いてお店をオープンさせたそうです。
残念ながら筆者が訪れた時はマイクさんは不在だったのですが、どうやら親日家の方で、日本人を見つけるととてもフレンドリーで色々サービスをしてくれるそうですよ!
マイクさんが自ら製造、生産するコーヒー豆を使ったコーヒーは絶品です。お手製のケーキも忘れずにどーぞ!
・名称:クロスロードカフェ(Crossroads Cafe)
・住所:Calle de Los Arboles, Panajachel
・営業時間:9AM–1PM, 2:30–6PM
・公式サイトURL:http://crossroadscafepana.com/
4.インスタ映え抜群!色とりどりの民族衣装を纏った陽気な人々
湖畔の村に住むマヤの先住民の女性たちは「ウイピル」と呼ばれる民族衣装を身に纏っています。
グアテマラ・レインボーと呼ばれる豊かな色彩や文様が施されたウイピルは、アティトラン湖周辺の各村によって異なる幾何学模様やストライプ柄などの模様や色合いが施されており、きっと目を奪われることでしょう。
特に、アティトラン湖の東に位置するカクチケル族の村サン・アントニオ・パロポの鮮やかな青のウイピル、アティトラン湖周辺の村の中で一番大きな村、サンティアゴ・アティトランの白地にエンジのストライプが入っているウイピルは一見の価値があります。
こうした次から次へと目移りする民族衣装や小物類は自分用や友達へのお土産にも最適です。
伝統的な織物の工房にて、コットンから糸を紡ぎ草木染めでの染色から織物が出来上がるまでの工程を見学したり、場所によっては親子代々織物工芸を営む家庭から織物を習うことができるので、自分で織った織物を友達にお土産としてあげるのも面白いかもしれませんね!
5.格安スペイン語留学ならここ!
All photo by suzukinao
ここ数年格安で英語が学べるフィリピンへの英会話留学が人気ですが、スペイン語を格安で学びたいならここグアテマラが非常におすすめです。
グアテマラは過去にスペインの植民地であったため、スペイン語が第一公用語であり、また近隣の中南米諸国に比べて比較的ゆっくりとしたスペイン語を話すため、初学者にも非常に学びやすい環境です。
そしてなんといってもその魅力はスペイン語留学にかかるコストの低さです。経済的に発展途上国に分類されるグアテマラではその物価水準は先進国に比べて非常に安価です。
例えば筆者がメキシコで1ヶ月間スペイン語留学をしたときは、週5日、1日4時間のグループレッスンで月8万円程度であったのに対して、今筆者が通っているサンペドロ・ラ・ラグーナの語学学校では、週5日、1日3時間のマンツーマンレッスンで月4万円程度です。
安いからといってその質が落ちるというわけではなく、現地の大学でスペイン語の専門教育を受けた教師が教えてくれるので質も申し分がありません。
スペイン語話者がメキシコに次いで世界で2番目に多いアメリカでは、スペイン語学習のニーズが年々高まっており、ここサンペドロ・ラ・ラグーナでも多くのアメリカ人がスペイン語を学習しています。
スペイン語留学を検討されている方は是非、このグアテマラのアティトラン湖も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
最後に
以上、いかがだったでしょうか?世界一美しいと言われるアティトラン湖は、ここであげた5つのポイントの他にも多数の魅力に溢れた素晴らしい場所です。
しかし、もっともこの湖を魅力的にしているのは、村の女性が手織りで布を織り、屈強な男たちが畑で鎌を振るといった、今の日本では珍しくなったノスタルジー溢れる光景ではないでしょうか?
是非、忙しい日常の中で溜まった疲れを癒すために、アティトラン湖を訪れてみてはいかがでしょうか?