ライター
えどまゆ 旅するマルチ・ポテンシャライト

西オーストラリア在住。カフェで働きながら、フリーランスとしてイラストや執筆活動などしています。住む場所や肩書にこだわらない「旅するマルチ・ポテンシャライト」な人生が目標です。美味しいものとカメラと魚釣りがすき。最近の愛車はキャンパーバンです。

こんにちは、西オーストラリア在住のえどまゆです。海外旅行の楽しみといえば、観光やグルメ、ショッピング……あとは現地ならではの写真の撮影も外せませんよね。

今回は、旅先では常に右手にカメラの、写真を撮るのが大好きなわたしがおすすめしたい、オーストラリアならではの写真スポットや被写体をご紹介します。旅行中の撮影のヒントとしてはもちろん、写真でオーストラリア旅行気分を味わっていただければうれしいです。

オーストラリアならではの写真を撮るなら、街中や移動中の自然にも目を向けるべし!


オーストラリアにはエアーズロック、グレートバリアリーフ、シドニーのオペラハウス、メルボルンのグレートオーシャンロード、パースのロットネスト島など、有名な(そして写真好きの心をくすぐる)観光地がたくさんあります。

そんな絶景ももちろん写真に収めておきたいのですが、実は日常の風景や街中、移動中にふと目にするような自然の中にも、オーストラリアらしい写真が撮れるシャッターチャンスがたくさん隠れているんです!

また、日本と違って南半球に位置するオーストラリアでは、季節が逆だったり、月や星座が反対に見えたりと、自然のもたらす特徴を活かした写真を撮ることもできます。

オーストラリアの日常に潜む、おすすめの写真スポットや被写体


「日常」と一口に言っても、海外ではどこもかしこも非日常にみえてしまう……!そんな方のために、オーストラリアで写真を撮る際に、どんなところに目を向けたらいいのか、おすすめの場所や被写体をご紹介します。

1. ここは外せない!ビーチや海


オーストラリアといえば、やっぱりビーチライフ!という方も多いのではないでしょうか。ボンダイビーチやサーファーズパラダイスなど、有名なビーチで写真を撮るのももちろん楽しいのですが、海沿いをドライブしてふと目にするような小さいビーチは観光客も少なく、自然写真の穴場でもあります。

浅瀬ではヒトデやカニなど海の生き物を見かけることも多く、運が良ければイルカやサメ、クジラなど、ちょっとレアな海洋動物に出会えることも!綺麗な貝殻がたくさん落ちているビーチも多くあります。

カンガルーが遊びにくるビーチもあるため、よりオーストラリアらしい写真を撮りたい方はぜひ足を運んでみてください。


またオーストラリア東海岸では、サンライズの時間にビーチを訪れると海から上がる太陽を、西海岸ではサンセットの時間に海へと沈む太陽を眺めることもできるため、絶好のシャッターチャンスとなるでしょう。

2. 目移りするかわいいカフェ


オーストラリアはカフェ文化が強く根づいている国です。多民族国家でもあるため、さまざま国出身のオーナーさんがカフェを経営しており、カフェごとにその方のバックグラウンドがうかがえるような内装・メニューを目にすることができます。

綺麗に盛り付けされたお料理やラテアートはもちろんですが、カフェの内装やメニューボード、マフィンやケーキの並ぶカウンターなど、つい写真を撮りたくなるような可愛いモチーフが他にもたくさん!

内装の写真を撮る際は “May I take a photo of the interior?”(内装の写真をとってもいいですか?)と、ひと声かけてから撮影するとベターです。

3. 南半球ならではの星空


南半球に位置するオーストラリアでは、北半球にある日本とは違う星空を眺めることができます。日本ではなかなか見られない南十字星やカノープスという一等星が見られるのも、オーストラリアならでは。

明かりの少ない場所に行けば、天の川だってくっきりと肉眼で見ることができちゃいます!北斗七星や月の模様も日本とは逆向きに見えるので、夜空を眺めるだけでおもしろい発見がたくさんあるはずです。

星空撮影は長時間露光できる機能がついたカメラや三脚が必要だったりと少しハードルは上がってしまいますが、もし必要な機材が揃っていたらぜひトライしていただきたい被写体です!

4. オーストラリアに生息する野生動物や野鳥


オーストラリアを象徴する動物といえば、やっぱりカンガルー!田舎道や自然公園など自然が多く静かな場所に行くと、運が良ければ野生のカンガルーやワラビーに出会うことができます。

うさぎやハリネズミ、ディンゴ、ポッサムなど、オーストラリアの野生動物は道端で見かけることも多いので、旅行中の移動時は、ぜひ道端に野生動物がいないか目を向けてみてくださいね。


他にも、カラフルな羽根が美しいオウムやインコ、日本では見かけないような小鳥、そして水辺ではブラックスワンと呼ばれる黒鳥やペリカンなど、オーストラリアならではの野鳥も街中や公園に生息しているので、ぜひ探してみてください。

5. 南国の植物やネイティブフラワー


ネイティブフラワーとは、オーストラリアやニュージーランド、南アフリカなど、南半球が原産地である植物の総称です。日本と異なる野生動物や野鳥が見られるオーストラリアでは、もちろん植物だって珍しいものがたくさん!

なかでもネイティブフラワーは、まるで作り物のような風貌がとてもユニークで、自然いっぱいのオーストラリアを象徴するような植物だと言えるでしょう。


オーストラリアの国花でもあるワトルフラワー(ミモザ)や、バンクシア、ワックスフラワーなど、街中や公園で気軽に見つけられるネイティブフラワーも多くあります。

さらにネイティブフラワー以外にも、南国ならではのハイビスカスやプルメリア、春〜初夏に満開を迎えるジャカランタなど、カラフルな植物もたくさん見られますよ。

オーストラリア旅行の際は、日常に潜むシャッターチャンスも見逃さないで


自然いっぱいのオーストラリアは、都市を少し離れると野生動物に出会えたり、珍しい植物が生えていたりと、歩いているだけで探検家気分を味わえるのも魅力の一つです。

旅を再開したら、ぜひカメラを片手に、オーストラリアらしい風景を楽しみに来てくださいね!

All photos by Mayu Edo

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えどまゆ 旅するマルチ・ポテンシャライト

西オーストラリア在住。カフェで働きながら、フリーランスとしてイラストや執筆活動などしています。住む場所や肩書にこだわらない「旅するマルチ・ポテンシャライト」な人生が目標です。美味しいものとカメラと魚釣りがすき。最近の愛車はキャンパーバンです。

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