ライター
Jyaiko カタール在住/約100ヵ国渡航

横浜生まれ中東育ち。現在はカタール在住。今まで住んだことのある国はエジプト、アメリカ、カタール。人生の約半分は海外暮らし。高所恐怖症で飛行機も苦手なのに、旅がしたくてなぜか客室乗務員として空の上で働いている。現在行ったことのある国は約100ヵ国。興味あることは国際協力とモアイとラーメン。

ピラミッドとスフィンクス、ルクソールとアスワンの古代遺跡、紅海でダイビング、ナイル川でクルーズ……。エジプトには数え切れないくらいの見どころがあり、どれも少し検索すれば情報が簡単に得られてしまう場所ばかり。

しかし、今回はあまりまだ知られていない「バハレイヤ・オアシス」という場所をご紹介します。ここは、過去9年間エジプトで暮らし、様々なところを訪れた私の、とてもお気に入りのスポット。今まで見たことのないような絶景と面白い経験は、きっと生涯忘れることのできない思い出となるでしょう。

バハレイヤ・オアシスってどんなところ?

photo by Shoko_Jyaiko_Hidemi 愛犬を連れてバハレイヤ・オアシスに家族旅行!

バハレイヤ・オアシスはエジプトの首都カイロから車で約5時間のところにあります。カイロから公共のバスが出ているのでアクセスは比較的簡単。ピラミッド周辺の砂漠を通り抜け、ひたすら砂漠の中を進んでいくと、バハレイヤ・オアシスの旅の拠点となる村に辿り着きます。

この周辺にはいくつかの村がありますが、カイロ発のバスはバハレイヤ・オアシス最大のバウィティ村というところに到着します。ここがバハレイヤ・オアシスの旅の拠点となる村です。

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バハレイヤ・オアシスの魅力は、黒砂漠、白砂漠、クリスタルマウンテンをはじめ、ベドウィンキャンプや温泉の出るオアシスといった様々な興味深い場所が満載なところ。

満喫するには、砂漠でキャンプをする1泊2日のツアーに参加することをオススメします。なぜなら、ここから見える朝日と夕日そして満点の星空は、砂漠で寝泊まりをした人達だけが見ることができる、地球からの最高の贈り物だから!

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事前にカイロから旅行会社を通じてツアーに申し込むか、バウィティ村に到着してから客引きをしているガイドと直接、値段交渉をして申し込むのも良いでしょう。

 

 バウィティ村の楽しみ方

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このバウィティ村はナツメヤシの栽培が盛んです。この実はデーツと呼ばれ、中東や北アフリカでは主要な果物の1つ。そして、このデーツが生るナツメヤシは過酷な砂漠の中で生育されるため、「生命の木」と呼ばれるほど栄養価も満点!日持ちもするのでエジプト土産にもぴったりです。

さらに、このバウィティ村ではグレコローマン時代のミイラが展示されている博物館や、かつてアレキサンダー大王の神殿だった遺跡群などの見学もすることができます。

 

バウィティ村には「インターナショナル・ホット・スプリング」という、日本人とドイツ人の夫婦が経営している有名なホテルがあります。このホテルの特徴は何と言っても温泉があること!鉄分豊富の温泉の湯は赤茶色をしていて、入った後はお肌がすべすべになります。

このようにバハレイヤ・オアシスでは鉱泉が湧いており、至る所で温泉があり足湯を体験できる場所もあります。

 

黒砂漠では月に来たかのような景色が!

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バウィティ村から四駆の車で出発していくと、砂漠の砂が段々と黒っぽくなってきます。これが「黒砂漠」。

あたりを見渡してみると、ピラミッドのような黒い山も見えてきます。もともとこのあたりは昔、火山活動が活発なエリアでした。この黒い石は玄武岩と呼ばれる火山岩の一種。噴火の跡である玄武岩が砂漠一面に散りばめられており、それがまさに月面にいるかのような不思議な黒い砂漠の景色を生み出しているのです。

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なんと以前NASAが月面着陸の訓練としてこの黒砂漠を使っていたこともあるようです!

 

クリスタルマウンテンは水晶の丘!

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黒砂漠から車を走らせて次にたどり着くのが、アラビア語でハガル・イル・ハマームと呼ばれている「クリスタルマウンテン」。ここは遠目で見ると何の変哲もない丘ですが、近づいてみるとこの丘はキラキラしたクリスタルでできていることが分かります。

太陽の光を浴びると恍惚と輝いているクリスタルはとても美しく、なぜこの砂漠のど真ん中にこのような結晶の丘があるのかとても不思議な気持ちになります。

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このクリスタルマウンテンはとても大きく、上に登ることも可能。しかし、近年観光客がクリスタルを持ち帰りすぎて段々と小さくなってきてしまっているようです。以前は何も決まりはありませんでしたが、今はクリスタルの持ち帰りは禁止されているようです。

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Jyaiko カタール在住/約100ヵ国渡航

横浜生まれ中東育ち。現在はカタール在住。今まで住んだことのある国はエジプト、アメリカ、カタール。人生の約半分は海外暮らし。高所恐怖症で飛行機も苦手なのに、旅がしたくてなぜか客室乗務員として空の上で働いている。現在行ったことのある国は約100ヵ国。興味あることは国際協力とモアイとラーメン。

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