ライター
向井 愛美 TABIPPO / ディレクター・編集者

大阪出身。TABIPPOでは欲張ってマーケティングプランナーとコンテンツディレクター半々で働く。広告代理店出身、元フリートラベルライター。観光業の発展と個々人の選択肢を広げることに尽力したい。とにかく新しい体験や感動に出会える旅行が好き。人生楽しんだもん勝ち。

フランダース地方の「ゲント」に絶対行ってほしい

フランダースと聞けば、何を思い浮かべますか?わたしは『フランダースの犬』を思い浮かべました。そう、ベルギーのフランダース地方はまさにその舞台となった場所です。パトラッシュ…!

そんなフランダース地方の中でもおすすめなのがゲントという都市。美しい旧市街地が残った、歴史を感じられる街です。

またゲントは学生の街としても有名で多くの学生がゲントに住んでいるので、比較的リーズナブルなお店も多く、飲食店なども充実しています。

 

美しすぎるゲント・セント・ピーターズ駅

ゲントの主要な観光地をめぐるには、ブリュッセルから電車に乗り「ゲント・セント・ピーターズ(Gent-Sint-Pieters)」駅で降車。その駅がもうさっそく美しいです。

改札外の駅構内が圧巻。壁も天井もおしゃれでかっこいい。

 

旧市街地を散策

街を歩くと、ブリュッセルとはまた違う印象を受けます。中世の雰囲気を残した街並みというイメージでしょうか。歩くだけでわくわく。写真を撮るのが楽しいです。

街には特徴的なお店もたくさん。

15世紀に作られた、お肉のお店。当時は衛生管理の関係で、お肉を売れるお店はゲントでここだけでした。ゲント特有のガンダーハムが天井から釣られています。

かわいいマスタードのお店もありました。瓶を選んで、好みのマスタードを入れてもらえます。

量り売りなので量も選択できるのが嬉しいところ。お土産にもおすすめです。

試食もできます。ハムとチーズを出してくれたお店の方の笑顔がとてもかわいい!

こちらはゲント最古のキャンディ屋さん。元々は薬屋さんだったこともあり、自然な甘味料で作られているお菓子を売っているのだとか。

 

グラフィティーストリート(落書き通り)

写真スポットとしても有名な「グラフィティーストリート(落書き通り)」。

落書きブームで貴重な建築物にも落書きが増えてしまったことから、当時の市長が法的に落書きを認めたのがこの道です。

今でもこの道は罰則なしに落書きができるため、もしかすると来るたびに様変わりしているかもしれません。

 

聖バーフ大聖堂と世界遺産の鐘楼

街歩きをしていると必ず通るのが、この聖バーフ大聖堂。89メートルの高さのゴシック形式の大聖堂です。

この大聖堂では多くの宗教芸術や工芸品を所有しており、最も古いものは8世紀に作られました。中も美しいので、ぜひ見ていってください。

ステンドグラスや建築様式も必見。

聖バーフ大聖堂は、有名なヤン・ファン・エイク作の『神秘の子羊』や『ゲントの祭壇画』が見られる場所でもあります。本物は撮影不可のため、写真はレプリカを撮ったものです。

もうひとつ、必ず目に入ってくるのがこの鐘楼。

高さは95メートル。1313年に作られ、その長い歴史の中で様々な役割を果たしたゲントの自治と自立の象徴だそうです。こちらも中を見学できます。

鐘楼の展望台から見渡せるゲントの街並みは絶景!鐘などの展示品を見ながら、ぜひ上までのぼっていってください。ゲントの中でも必ず足を運んでほしい場所のひとつです。

 

ゲントの街をめぐるボートツアー

ゲントで最後に、そして最もおすすめしたいのが「ボートツアー」です。ゲントの美しい街並みをゆったり水上から眺めましょう。

まずボートツアーからはじめて街の全体像を把握するのもよし。街歩きに疲れたタイミングでボートに切り替えるのもよし。夕暮れ時にゲントの思い出に浸りながら堪能するのもよし。

ここでもビールを飲むのがベルギー流(?)。船頭さんが船を操縦しながら、ゲントの紹介をしてくれます。

以上がゲントのおすすめスポット。

 

癒やされたい人にはワロン地方がおすすめ

ヨーロッパの都市も気になるけど、ゆったり自然も堪能したいなんて人にはワロン地方がおすすめです。広大な庭園やお城で癒やしの時間を過ごしましょう!

 

自然豊かな「アンヌヴォア庭園」

ここ、「アンヌヴォア庭園」は ベルギー唯一の水の庭園。その歴史は250年!ヨーロッパで最も美しい庭園の1つなんです。そのあまりの広さにこれは本当に庭?と驚くかもしれません。

この庭園の中では、フランス式、イタリア式、イギリス式の3つのお庭を楽しむことができます。

景色ももちろん美しいのですが、この庭園で意識してほしいのが音。噴水や小川のせせらぎが様式ごとに異なるので、ぜひ耳を澄ましてみてください。

この庭園では電気を使わず、自然の力で噴水の水を出しています。また、植物にも化学薬品を使わず、オーガニックで育てているのだとか。

水面に反射する植物や建物がとてもきれいですよね。いるだけで心穏やかになれる素敵な場所です。

 

豪華な古城「モダーヴ城」

ヨーロッパとえば、お城は見ておきたいという人も多いのでは?ベルギーのワロン地域、とくにアルデンヌ地方には中世から18世紀の古城が数多く残ります。

その中でも、渓谷の断崖の上に立つ「モダーヴ城」は貴族たちの城。広い自然公園の上にあり、豪華な前庭と城内を見学することができます。

広い自然公園を通っていきます。お城に着く前から特別な雰囲気。きれいな道です。

モダーヴ城はこちら。中世に建てられ17世紀に改築されました。一見、(わたしには)豪華には見えませんが…

中はきらびやか!貴族の家系が記されています。このような豪華絢爛な内装や調度品を見てまわることができました。

モダーヴ城には日本語音声のオーディオガイドもあるので、安心して見学できます。多くの日本人カップルがこの城に魅せられて、庭園内のチャペルで結婚式を挙げているそうです。

 

世界一小さな街「デュルビュイ」

庭園やお城の他に、おすすめの観光スポットをご紹介します。それは、世界一小さな街「デュルビュイ」。

ベルギーのワロン地方には世界で最も小さい街があるんです。ここでは、絵本に出てくるような街並みと豊かな自然を楽しむことができます。

埼玉県の羽生市と姉妹都市であり、当時の皇太子様も訪問したことがあることから、日本とゆかりの深い観光地でもあります。

かわいい路地。本当に小さな村なので、歩いてすぐ一周できちゃいます。絵本の中に迷い込んだ気になりました。

ここではタンポポのジャムや地ビールが有名。お土産にもぴったりです。

こじんまりとした、かわいらしいお菓子のお店。ベルギーはやっぱりスイーツのお店が多いような…。

お菓子だけじゃなく、お店の外観や内装、お菓子が入ってる缶や箱までかわいかったので、店に入る前から店を後にするまでずっと「かわいい!」と言い続けていたことに後から気づきました。

おしゃれな雑貨屋さんもありました。

もちろん、飲食店やホテルなどもあります。まさに小さな街。世界各国から観光客が訪れる、知る人ぞ知る観光地です。

 

ベルギーは魅力がぎゅっと詰まった街だった

街並みやお城、庭園などでヨーロッパの雰囲気をしっかり感じて、食事・スイーツ・お酒と美味しいものが盛りだくさんなベルギー。

たくさん紹介しましたが、ベルギーは日本の九州よりも小さな国なのでフランダースもワロンもブリュッセルから日帰りで行けちゃいます。1回の旅行で様々な雰囲気の都市を楽しめるのは、国面積が小さいベルギーならではの良いところですよね。

そしてもうひとつメリットがあって、ベルギーの人は英語をとても流暢に話す方が多いです。なので、比較的観光もしやすいと思います。

というわけで、ヨーロッパ経験者の方もヨーロッパ初めましての方も、ぜひベルギー旅を検討してみてください!ベルギー連邦政府の観光情報サイトInstagramも参考になるので旅する際は必見です。

さらにさらに…

せっかく長距離フライトでヨーロッパに行くなら他の国も行きたい!という方におすすめなのが、ベルギーの隣国「ルクセンブルク」。ベルギーよりもさらに小さい大公国ながら、1人あたりのGDPは世界一なんだとか。

そんなルクセンブルクもベルギー同様、魅力がぎゅぎゅっと詰まっていたのです。その詳細は下記記事にまとめたので、気になる方は見てみてくださいね!

世界一リッチなヨーロッパの小国を実際に旅してきた!「ルクセンブルク」観光スポットまとめ

ALL PHOTOS BY MANAMI

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向井 愛美 TABIPPO / ディレクター・編集者

大阪出身。TABIPPOでは欲張ってマーケティングプランナーとコンテンツディレクター半々で働く。広告代理店出身、元フリートラベルライター。観光業の発展と個々人の選択肢を広げることに尽力したい。とにかく新しい体験や感動に出会える旅行が好き。人生楽しんだもん勝ち。

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