Hi! 踊る旅人フォトグラファー♪ナプシーです。旅は感じるもの、繋がるもの、クリエイトするもの。私の目から見た世界を、皆さんにシェアさせてください。
ヨーロッパに行きたいけど、航空券も高いし、ホテルも食事も高い!だからついついアジアに行ってしまう……ってこと、ありませんか?実はヨーロッパにも物価が安い国がたくさんあるんです。今日はその国の一つ、セルビアの首都ベオグラードを紹介します。
2018年8月更新の記事に新たに追加しました。(2019/3/4)
セルビアって?首都でも激安ベオグラード
photo by Napsy
セルビア共和国は、ヨーロッパのバルカン半島の南東に位置する国。中欧の国で、クロアチア、ルーマニア、ブルガリアなどに面した内陸の国です。
旧ユーゴスラビア内戦や暴動などのイメージが強いため、なんとなく「セルビアは治安の悪い国」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、それは過去の話。平和な時代を取り戻したセルビアは、人々のフレンドリーな穏やかな国です。
今回はセルビアの物価と7つの魅力についてお届けします。
ベオグラードの魅力1.ヨーロッパなのに実は物価が激安
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オンライン英会話の講師、賃金の安いフィリピン人の先生が多いのは有名な話ですが、実はセルビア人もとても多いのです。理由は30%の失業率と、平均収入が月250ユーロ程度(日本円で3万円くらい)なこと。
実際に行って見た感覚としても、タクシーやホテル、食事の相場はフィリピンの街中くらいの感覚でした。なのに景色や美しさ、ご飯のテイストはヨーロッパ風。なんて節約旅行者に優しい街!
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今回私が泊まったのはココ。ウエルカムドリンクがつく素敵ホスピタリティのホテルで、ダブルルームが一泊31€。フランスなら200€はするのではないでしょうか。
・名称:Apart Hotel K
・住所:Surčinska br. 102 11070 Belgrade Serbia
・電話番号:+381 11 2261 888
ベオグラードの魅力2.まるでラピュタ。ドナウ川を一望する遺跡
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カレメグダン公園は、2000年前の古代ローマや中世トルコが残した、草木に浸食される遺跡と共に、地元民が寛ぐ場所。
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ドナウ川に沈む夕日と、遺跡の影が長くのびていく姿はラピュタを感じさせるムード。なつっこいリスがいたり、工芸品のお土産屋さんがあったりします。
有料で入れる、ベオグラード要塞とヨーロッパ最古の動物園も見所です。
私のオススメは、地元の人達のくつろぐ姿を、夕日ごしに見ること。
・名称:Kalemegdan park
・住所:Kalemegdan bb 11000, Beograd, セルビア
・電話番号:+381 11 2620685
・公式サイトURL:http://www.beogradskatvrdjava.co.rs/
ベオグラードの魅力3.文化が混ざり合った旧市街の街並み
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ベオグラードは昔は公益の要であった、2つの大きな川が交わる場所。その豊かな立地から、7000年前から様々な国に侵略統治された歴史をもつ場所。ノスタルジックな街を眺めると、古びた美しい建物達からもそれを感じられます。
ビザンチン、オスマン、ネオクラシック、ロマンチック、アールヌーボー、ブルータリズム、ネオビザンチン デザインによる豪華な建物達が、息をひそめてずっと隠れていたかのように、煤けた顔で迎えてくれます。
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ベオグラードの魅力4. 異国情緒格別のボヘミアンストリート
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スカダルリヤ通りは過去にジプシー(ロマ)が暮らし、後には芸術家や職人の集った地区。(本来ジプシーは差別用語でロマが正式ですが、ここでは日本語のジプシーで統一します)
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そもそも場所によって違う国に来たように感じさせてくれるベオグラードですが、ここの異国情調は格別!ヨーロッパから、また違う国へ移動してきたよう。
文化と芸術と職と食と音楽がぎゅっと詰まったストリートです。
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ボヘミアンスタイルにデコレーションされたレストランは、今は観光客のためにジプシーブラスバンドや伝統衣装に身を包んだミュージシャン、パフォーマーが遊びにきてくれます。
通りを歩いているだけでタイムスリップしたような気分に。
・名称:Skadarlija
・住所:Skadarska Ulica, Belgrade, Serbia
・電話番号:+381 69 5765360