旅人たちにとって、今では欠かすことの出来ないスマートフォン。一番お世話になるアプリは間違いなく現在地の分かる地図アプリでしょう。
旅人の間で特に有名な地図アプリが「maps.me」というオフラインでも使えるアプリ。しかし、最近では「google maps」もオフラインで使えるサービスを出しており、旅人たちの間でもどちらが優れているかで物議を醸すこともしばしば。
今回はmaps.meとgoogle mapsを、実際に僕が旅中に使ってみて感じた長所と短所を比較してみます。
*編集部追記
2016年12月に公開した記事に新たに加筆しました。(2018/12/01)
maps.meのメリット
旅人の間で昔から愛されていたアプリがこの「maps.me」というアプリ。元祖オフラインマップとも呼べるでしょう。このmaps.meの最大の魅力はなんといってもネット環境のない海外でも、事前にダウンロードしておいた地図をオフラインで見られることです。
maps.meの長所はユーザーが簡単に地図情報を追加する事ができるため、バス停の情報が多かったり、あまりガイドブックには出ていない観光スポットやビューポイントがあります。
また、容量が小さい点が魅力です。
google mapsのメリット
地図アプリの王様とも言うべきアプリが「google maps」。日本人のスマホアプリ利用者数は、LINEに次いで2番目に多く2737万人の人がgoogle mapsを使っているそうです。以前まではオフライン上では見ることができなかったgoogle mapsも、最近ではオフライン上でも見れるようになり旅先で使うのに一段と便利になりました。
google mapsの長所としては路線図の表示ができたり、オンライン上であればお店の営業日や営業時間まで分かる点が旅中に便利です。
また、PCとスマホの連動性があり、PC上で印をつけておいた場所がスマホで見た時にも見れるのが便利な点です。
maps meとgoogle mapsの比較
では、実際に同じ場所で2つのアプリを使用した際の比較をしてみましょう。
データ容量
まずはオフライン地図のデータ容量を比較してみます。
<maps.me>
<google maps>
インドの首都ニューデリーの地図をダウンロードするとmaps.meでは24.2MBに対しgoogle mapsでは137MBでした。容量ではmaps.meの方が小さくケータイの容量を圧迫しません。旅先ではケータイのストレージ容量問題は多くの人が悩まされているはず。
容量は小さいに越したことはないですね。