ついにヨーロッパバイソンに出会う
photo by Kanako Ota
動物園を進んで行くと、ついにヨーロッパバイソンに遭遇!人生初のヨーロッパバイソンです。大きくて貫禄があります。
こんな動物が森の中にいるんだと思うと、面白いですよね。野生のバイソンには出会えるのでしょうか。
ヨーロッパバイソンの雄は顔まわりがフサフサしていて、映画「美女と野獣」の野獣にそっくりです!絶対、野獣のモデルになったと私は思っています!
森をサイクリング
photo by Kanako Ota
動物園を見終わったので、森へサイクリングに行ってみます。いくつかのサイクリングコースがあるのですが、私は全長27kmのコースを走ってみることにしました。私が行ったのは10月上旬。紅葉が少し始まっていました。
一本道の横には広大な森が広がっていて、どこかにバイソンや動物がいないかと目を凝らしながら走ります。
ですが、バイソンが出てきそうな気配なんて全くしません。森の大部分は保護されていて行くことができないので、やはり森の奥深くに潜んでいるのでしょうか。道に急にバイソンが現れたらびっくりしますし。
なんとなく、そんな気はしていました。世界遺産ですもんね。
photo by Kanako Ota
途中で湖があったので少し休憩。
私は時間の都合上行きませんでしたが、サイクリング中には「マロースじいさん」というロシア版のサンタクロースの家もありました。クリスマスシーズンにはたくさんの子どもが訪れるようです。
マイナスイオンを感じながら走り続け、27kmを走り終えました。自転車を借りてからちょうど4時間後に返却。それではブレストの街へと帰りましょう。
帰りにトラブル発生!
photo by pixabay
帰りのバス停に行くと、この後のバスがほとんどないことが判明しました。時刻表によると、次のバスは4時間後……。バス停は屋外にある簡素なものだし、周りには何もありません。
4時間後のバスに乗るとしたら、ブレストに着くのは夜遅くなってしまいます。寒いし、こんなところで4時間も待つなんて、大変です。
というより、4時間後本当にバスが来るのかも本当かわかりません。観光シーズンが終わって時間が変更されている可能性もあります。
これはヒッチハイクをしてみようと思い、親指を立てて道路脇で待ちます。すると、すぐに一台の車が止まりました。近くの街まで行ってくれるらしく、そこからならブレスト行きのバスは出ていそうでした。
無事に近くの街のバスターミナルまで送ってもらい、そこからはちょうど良い時間のバスが出ていました。ベラルーシの人は親切な人が多いです。スムーズにブレストへ帰ることができました。
まとめ
photo by Kanako Ota
ベラルーシの観光地は、まだまだ観光客の数が少ないのであまり整備されておらず、バス等の本数が極端に少ないことがあります。「ビャウォヴィエジャの森」に行かれる際は、朝早くから行動して帰りのバスの時間もちゃんと把握しておくことをおすすめします!
また、森の敷地内にある宿泊施設にも泊まれるので、ゆっくりしたい方はそちらに泊まってみてください。
「ヨーロッパ最後の原生林」と呼ばれるほど貴重な「ビャウォヴィエジャの森」。ベラルーシはこれから観光客が増えてくると思われるので、観光客がまだ少ない今がゆっくりと観光するチャンスです!