過去157年間ほとんど休むことなく時を告げてきた、ロンドンの観光名所として知られる国会議事堂の大時計。大規模な補修工事の為21日から4年間、鐘を鳴らすのを停止することになりました。
ビッグベンは正式名称ではない?!
実は、時計台の正式名称は、「エリザベス・タワー」です。ビッグベンとは英国国会議事堂に付属する時計台の「鐘」の愛称なのです。
世界中の人達が集まる名所を綺麗に保つために…
時計の美しいフェースを保つため、5年ごとにスペシャリスト達によって掃除が行われています。時計台は高さ約96m、時計の文字盤は地上約55mの高さ。文字盤には、直径7mの鉄枠があり、312個のガラスがステンドガラスのようにはめ込まれています。
4年間は鐘の音が聞けない
英議会は21日正午を最後に2021年までの約4年間、鐘を鳴らすのを停止すると発表しました。塔の大規模な補修工事に伴う措置で、作業員の聴力を守るため鐘は鳴らさないそうです。ただ、大みそかや戦没者追悼の日などは特別に鳴らす予定とのことです。
ロンドンへ旅行の計画を立てている方は年末年始を狙って、ビッグベンへ!!運が良ければ鐘の音が聞けるかも⁈