Hola! TABIPPOデザイナーのさちよです。暑い日が増えたきたこの頃、プールで涼みたいな〜と思う日々。世界最大のプールってどんな場所かご存知ですか?
ギネス認定もされているこのプール、南米のチリにあるんです。そして私の実家もチリにあります。これは絶対いかなくては!と、去年第2子を出産したタイミングで、飛行機に30時間乗ってチリまで里帰りをした時に、この世界最大のプールへ行ってきました!
広すぎるプールとのんびりした雰囲気で、リフレッシュするには最高すぎる空間だったので、もっと多くの人に知ってほしく、どんな場所なのか写真たっぷりでご紹介します!
世界一長いプールはどこにあるの?
全長約1キロにも続くプール「San Alfonzo del Mar (サン・アルフォンソ・デル・マル)」は、チリの首都サンチャゴから100キロほど離れた、アルガロボという場所にあります。車で2時間弱くらいで着きます。レンタカー、もしくはバスで行く方法もあるそうです。
このプールは通常、併設されたマンションに宿泊してる人が入れます。なんだ旅行者は入れないのか……とがっかりしないでください!ここは別荘として購入している人が多く、一般の人に部屋の貸し出しをしています。
オフィシャルサイトから予約をすることもできますし、airbnbにも掲載されているので、部屋を予約することができます。ただし、最低宿泊数として「3泊」を提示しているものも多いので、そこは貸し出し者と確認をしてください。
泊まった部屋をご紹介
部屋の広さ、ベッド数などにより、部屋代は1万円〜3万円くらいの間で変動します。そして、 シーツとタオルレンタル、ルームクリーニング代がプラスで1万円くらいかかります。
今回私はオフィシャルサイトから予約をしました。11階の部屋でベッドルーム3つ、ベッド数は合計9つで、一泊約1万5千円のところに泊まったのですが、部屋もとてもきれいでロケーションも抜群!広々としたリビングに大きなソファー。その先にはオーシャンビュー&プールの青い絶景!
大人数なら、案外安く泊まれちゃいます。サイト上でどんな部屋なのか写真も見ることができ、雰囲気がわかるので、どんな部屋に泊まろうかと選ぶのも楽しいです。
実際に泊まった部屋はとっても快適でした!寝る部屋は、クイーンサイズのベッドと二段ベッドが並んでいました。キッチンに冷蔵庫や電子レンジも備え付けなので、子供のごはんをつくったり、近くのスーパーで購入したものを入れておけるのも便利。
友達と大勢でわいわい泊まるのにも、ファミリーでのんびり過ごすのにもいい部屋でした。
延々と続くプール、実は…
何棟も並ぶマンションの下には1キロにも及ぶ透き通ったプール。実はこの長〜〜〜いプール、泳いではいけないんです!しかも水は海水!えーー!!びっくり!!!こんなに大きいのに泳げないなんて!!!
泳いでいいのは、手前の半円になっている場所だけ。見えないほど先に続くプールは、ウィンドサーフィンやカヤックを楽しむためのエリアになっていました。
ばしゃばしゃと遊び倒すプールというよりは、プールサイドの砂がひいてある場所でのんびりして、暑くなったらプールで涼んで、飽きたらアクティビティを楽しむ!といったリゾート地にいるようなのんびり空間を楽しめるようになっています。
施設内にはレストランやスナックが売ってる売店、そのほかにはジムや室内プールもありました。
チリ人は年末シーズンに長期休みを家族で取る人が多く、海の近くのコテージなどで1週間くらいの〜んびりと過ごす人が多いのです。家族とおしゃべりをしたり、本を読んだり、好きなことに時間を使うなど、リラックスした時間を過ごす習慣があります。
まさに、それを実現するには最適な場所です。
アクティビティで楽しもう
私たち家族も朝はのんびり起きて、プールサイドでランチをしたあとは、子供達とひたすらプールで遊んでいました。
子供と遊んだあとは、自分たちの番!ウィンドサーフィンのレッスンを受けて2時間ほど風になびかれながら楽しみました。風に左右されるアクティビティなので、風がありすぎたりなかったりで難しかったですが、教えてくれたお兄さんもとても雰囲気がよく、フレンドリーにレッスンをしてくれました。
カヤックのレンタルもできるので、私の両親も2人で往復2キロの道のりを漕いで、ウォーターアクティビティを家族で満喫できました。
そしてお腹が空いた夜は、近くのレストランへ。タイ料理やペルー料理、また美味しいお肉を食べられるお店などがあるので、夜は外食で美味しいものを堪能することもできます。
ゆっくりした時間を過ごしにいこう
南米チリまで行く機会はなかなかないと思いますが、チリへ行った際はぜひ世界最大のプールへリフレッシュ旅行を検討してみてください。
プールの大きさのすごさはもちろん、ゆっくりとした時間が流れているので、大切な人とのんびり過ごすには最適な場所です。家族とゆとりのある時間を過ごし、思い出以上のものを提供してもらいました。
All photos by Sachiyo Koizume