オランダの空間デザイナーたちがプロデュース「BOTEL」
続いてこちらもとてもユニークなホテルです。見ておわかりかと思いますが、豪華客船の船内をホテルにリフォームした「BOTEL」です。
船内に入ると早速受付です。とてもおしゃれですよね! ただ天井が低いのは船上である特徴なのでこれも良しとしましょう。
部屋はと言うと、4階建て+屋上になっていて、シングルからダブル、トリプルルームと幅広くあります。
さらに! ここに宿泊する多くの人に人気なお部屋があるのです。
皆さん、船の屋上をご覧ください! お気づきになりましたでしょうか?
そう! 実は船の上のホテル名のモニュメントは、ただの飾りかと思いきや「BOTEL」のそれぞれの文字がなんと部屋になっていて、宿泊することができるんです。
それもそれぞれ違ったデザイナーがユニークなコンセプトの下、デザインして作ったそうです。
例えば、この部屋は最も日本人に人気だそうで、「世界一小さいシアター」というコンセプトで、キングサイズのベットに寝っ転がれば、大きなスクリーンで映画を見ることができるし、外の見晴らしも最高に良いんです。
また、さすがダイバーシティの本場オランダと言ったところでしょうか。なんと3名で宿泊、それも男性同士・女性同士でもOKという打ち出しをしており、なぜか便器やシャワーが3つずつ設置されているお部屋も(笑)
「いやいや、一緒にトイレしないだろ!」と突っ込みたくなるでしょうが、機能性よりデザイン性を重視しているので、ご勘弁を…(笑)
他にも、日本人デザイナーが「禅」に基いて「シンプルな部屋」をテーマにデザインした部屋や、スケートボート好きなデザイナーが部屋の中にスケボー場が作ってしまったり(そのせいで寝室はとても小さいw)となんともユニークな部屋ばかり。
他のホテルには、類を見ないユニークな部屋なので、オランダに行った際にはぜひ一度宿泊してみてください♪
・住所:NDSM-Pier 3, アムステルダム・ノールト地区, 1033 RG Amsterdam オランダ
・チェックイン:15:00~
・料金:7,000円〜 ※2017年10月現在
・URL:https://goo.gl/HdoD3a
オランダ特有の地形を活かした「プリンセンボート」
ん? どれがホテル?と思われるかもしれないですが、この運河に浮かぶ船そのものがなんとホテルになっているんです。
オランダでは、運河の上を家にして生活している人がたくさんいて、そんなオランダ独特な生活文化を体験することができるのが、この「プリンセンボート」。
入り口もとても小さくて可愛い。まさかここに泊まってるなんて誰も思わないですよね!
親が子どもにサプライズで泊めて上げたり、彼氏がプレゼントとして彼女と一緒に宿泊したりされることが多いのだそう。
部屋の中自体はもちろんそこまで広くないですし、大きな船が運河を通ると揺れることもあります。
ただ人生たった一度でも経験したい!そんな体験になること間違いなしです。
・住所:PRINSENGRACHT 967, アムステルダム市内中心部, 1017 KL Amsterdam, オランダ
・チェックイン:15:00~23:00
・料金:50,000円〜 ※2017年10月現在
・URL:https://goo.gl/A5u57e
他にもオランダにはユニークなホテルがたくさん
今回は、オランダ・アムステルダムにあるユニークなホテルをご紹介致しました。しかし、オランダにはもっともっとおしゃれでクリエイティブなホテルがたくさん存在します。
ここは、アムステルダムから列車で50分程度で行けるロッテルダムという近代都市にある「Cube house」。
その名の通り、全てスクエア型の建物の中が部屋になっていて、お店が入っていたり、住宅であったり、もちろんホテルとしても宿泊することもできるそうです。
そんなロッテルダムの街は、アムステルダムとは違う歴史があり、その影響で近代都市として多くのクリエイターやデザイナーが活動していることでも知られています。
そこで次回は近代都市ロッテルダムのユニークなデザインや建築、観光スポットをご紹介したいなと思います。