今年の6月に世界一周の旅から帰ってきたわけですが、出発前に一番悩んだのがカメラとその周辺機材。
”せっかく世界の絶景を見て回るんだからできるだけ最高の形で残したい!けど、長旅だから荷物はできるだけ軽くしたい!”と出発までの半年間はひたすら悩み続けました。
結果として、他の旅人の方と比べると荷物の量は多くなってしまいましたが、その分トコトンこだわることができ、嬉しいことにWebメディアを始め、テレビ局や出版社などからも声を掛けて頂く機会が度々ありました。
旅中でも「カメラは何使ってるの?」と聞かれることがよくあったので、今回は自分が実際に持って行ったカメラ機材をご紹介したいと思います。
世界一周前にカメラ選びで悩んでいる人、写真をトコトンこだわりたい人、それに限らず一眼レフカメラを購入して次に何を買えばいいか悩んでいる人たちの1つの参考になればいいなと思っています。
ということで!ちょっと長いですが1つずつご紹介していきます。
1. カメラ
まずはやっぱりカメラ。ここが一番悩むところかと思いますが、こと”写り”にこだわるなら選ぶ基準としてはセンサーサイズを一番に挙げます。
できればAPS-Cサイズ以上は欲しいところ。下記にセンサーサイズの比較を載せておきます。
ここで詳しくは書きませんがセンサーサイズが大きいほど、写りがいいと考えてもらって結構です。
もちろん、それ以下のサイズでも綺麗な写真は撮れますが、夜景撮影に弱かったり、背景がボケにくかったりと撮影の幅は狭くなってしまいます。
逆にセンサーが大きいと、その分カメラ本体やレンズが大きく、重量も重くなってしまうため、女性の方には少々しんどく感じる部分があるかもしれません。
ただ、最近はミラーレス一眼という、APS-Cサイズ以上のセンサーを搭載しながらもコンパクトな造りしたカメラが登場し、
SONYのNEXシリーズやCanonのMシリーズなどは小さいながらも写りが良く、女性の方にはオススメのカメラです。
ちなみに僕が選んだカメラはAPS-Cセンサーを搭載したNikon D7100。Nikonの中では中級機と呼ばれるカメラです。Canonでいえば70Dと同じクラスになります。
これに18-200mmなどのズームレンズをつければほとんどのものを撮影することができます。
操作性も優れているため、「フルサイズ機がほしい」という特別なこだわりや暗い場所での撮影が多くないのであれば、十分な機種だと感じました。
2. 交換レンズ
続いて交換レンズについて。一眼レフの一番の特徴と言えば、レンズ交換ができることです。
レンズ交換ができることで撮影の幅が広がり、”記録に残す”以上に”カメラを楽しむ”といった意味合いに変わってくるのもこの辺りからになります。
ちなみに僕は、普段装着している18-200mmズームレンズの他に単焦点レンズ2本、広角レンズ1本を持って旅をしていました。そうです、世界一周の旅にトータル4本のレンズを持って行ったのです^^;
ここまでの数を持っている人には会いませんでしたが、せめてズームレンズの他に単焦点レンズを1本持っておくと撮影がより楽しくなると思います。
レンズについて詳しく書き始めると、また凄い文量になってしまうので、今回はご紹介だけということで。
下記に持って行ったレンズと作例を簡単にまとめておきます。
【高倍率ズームレンズ】
・AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II
【超広角レンズ】
・AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED
【単焦点レンズ】
・AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G
・AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
3. カメラバッグ
お次はカメラバッグ。これもかなり悩みました。
選ぶ条件としては”カメラ1台、換えのレンズ3本、パソコン1台、その他貴重品と急な悪天候に対応できる防水ジャケット、
ちょっとした水と食料が入って旅のサブバッグにもなり、尚且つ軽量でお財布に優しいこと”というなんとも欲張りな条件設定していました。笑
カメラバッグはリュック型やショルダー型など様々ありますが、最終的にはこちらのTIMBUK2というサンフランシスコのメッセンジャーバッグブランドのカメラバッグにしました。
こちらはバッグの中央に仕切りがある2気室構造になっており、上半分は普通のバックパックとして、下半分はカメラ用の収納として使用することができます。
カメラ1台と交換レンズが3本まで収納できる優れものです。