世界が身近になった
ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

世界一周するとどうなるんだろう?と想像している人:世界一周をすると人はどんな風に変わるんだろう?または、変わらないのだろう?自分を変えたくて世界一周するわけではないけど、世界一周経験者が何を得たのか聞いてみたいです

という質問に答えます。これまでに世界一周を2回経験して得たことと、得られなかったことをご紹介します。まずは想像と違って、世界一周しても手に入れられなかったことから。

 

世界一周したけど、形のある成果はなかった

世界一周したけど、形のある成果はなかった

世界一周して、形のある成果は何もありませんでした。ブログを書くこと以外は特に何かすごいアウトプットがあるわけでも、面白いテーマのある世界一周をしていたわけではなかったので、当たり前なのですが。

ただ、世界一周直前に会った、はあちゅうさんも、長尾さんも自分の経験を書籍として出してるから、そういうことができるのかな?っと妄想していたのは事実です。お恥ずかしい。

ちなみに、性格も変わりませんでした。むしろ、帰国してしばらくは何だか偉くなったような気持ちになっていたので、性格は悪くなってすらいたかも。

 

世界一周にはお金も時間もたくさんかかります。1年間の世界一周で費用の平均は貧乏旅行で150万円-200万円くらい。さらに、大学生であれば休学費用、社会人であれば帰国後に次の仕事が決まるまでの生活費も必要です。

関連記事:世界一周の費用を楽しく・有意義に貯める4つの方法と1つの裏技

コストに対して、なかなかリターンは得られないコスパの悪い取り組みです。それでも、旅に出たい!世界一周に行きたい!と興奮が止まらない方にこそオススメです。

 

世界一周して得た5つのこと

1. 生まれて初めて自信がついた

自分に自信が付いた

中学生の時から目標としていた世界一周を無事に終えたことで、生まれて初めて自信が付きました。受験や就職活動など用意されている(と感じる)イベントではなく、自分で創り出した機会だったことがとても重要でした。

僕にとっての世界一周は手段ではなく、目的でした。旅をしたいから、旅をしました。人は何を目的に旅をするんだろう?と疑問を持ったので、旅の先輩たち30人に「あなたはなぜ旅をしているのですか?」と聞いて回ったことがあります。

答えは全員同じで「旅が好きだから。それ以上に理由なんてない。考えれば理由は後付けできるけど、本音ではなくて、旅をしているとワクワクするから旅をしている」とのことでした。

なぜ、世界一周をするのか?旅をするのか?と旅の経験がない方によく聞かれますが、やりたいからやったという本音以上に理論立てて説明しようとするほど、自分にウソをつく感覚になります。自分に自信がついた理由は、自分の気持ちにウソをつかずに、やりきったからなのかもしれません。

 

2. 世界が身近になった

世界が身近になった

世界一周したとはいえ、実際に訪れた国を地図で塗りつぶしてみると、思っていたよりずっと狭くて小さな地図なことに驚きました。とはいえ、世界一周に行くまでは、外国人の友人もおらず、海外のできごとにも興味はありませんでした。

今では、「ヨルダンで親切にしてくれたおじいちゃん、元気かな」と思い返したり、「ボリビアのエンパナーダ食べたいなぁ」とお腹減ったり、エジプトで起こったアラブの春では、いつも通っていた広場が革命の中心地になっていました。

遠い遠い知らない国のできごとが、自分のすぐそばで起きているかのように感じて、世界との距離がなくなりました。

 

3. 行きたい場所がもっと増えた

行きたい場所がもっと増えた

出発前は「世界一周をしたら、もう海外旅行に行きたくなくなるかな?」と思っていたら、全然そんなことはありませんでした。

暑くて、砂ばっかりで、危険な地域?と想像していた中東を大好きになりました。トルコからギリシャを経由して、バリカン半島を北上したら、この先にロシアがある!行ってみたい!と大地の続く先がワクワクしました。

ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

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