ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

2016年末にオーストラリアを初めて訪れてから、あの真っ青な海の魅力にハマっている専属ライターの桃(@XxPeach)です。自然がたくさんあって海が綺麗なオーストラリア。留学や修学旅行などでも訪れたことがある人が多いのではないでしょうか。

オーストラリアといえばコアラ抱っこ!というくらい人気のアクティビティ。オーストラリアは世界でたった一つしかない、コアラを抱くことができる国なのです。

今回オーストラリアはゴールドコーストにある、「カランビンワイルドライフサンクチュアリー」という野生動物保護園で、コアラ抱っこをしてきましたので、ご紹介しますぬいぐるみみたいにふわふわで癒される感触をぜひ体感してください!

コアラ抱っこはたった3州でしかできないという衝撃の事実


photo by ShutterStock
「コアラ、抱いてみたい!」動物園が苦手で15年以上動物園に足を踏み入れていない私でも発症する、コアラ抱っこしたい症候群。毛が全体を覆いふわふわしていて、丸みを帯びたボディにゆっくりもそもそ動く仕草…それはまるで昔クリスマスにもらったぬいぐるみのようなんです。

そんなコアラですが、世界ではオーストラリアでもたった3州でしか抱っこができません…。なぜならコアラはストレスを感じやすい生き物だからです。少し仕事をしただけでたっぷり休まないといけないというコアラのための労働基準規定があるほど。

それでもやっぱりコアラ、抱いてみたいですよね…!コアラをどうしても抱っこしたい!という方へできる州をまとめました。それがこちら。

クイーンズランド州・・・ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベン
南オーストラリア州・・・アデレード、カンガルー島
西オーストラリア州・・・パース

オススメは日本から一番近くアクセスの良い、クイーンズランド州。ケアンズにはフェリーで約一時間程度でアクセス可能なエメラルドの楽園と言われているグリーン島が、ゴールドコーストにはサーファーの聖地と呼ばれるサーファーズ・パラダイスがあります。

自然と海が一緒に楽しむことができるので、欲張りな学生さんやハネムーナーにはとっておきの都市です。


photo by 桃

特にこれからご紹介するカランビンワイルドライフサンクチュアリーは、ビルがたくさんあるゴールドコーストにいながらたったの30分程度で、オーストラリアの自然をまるごと感じることができる施設。

特徴は日本の動物園とは異なり、動物がいるエリアにしっかりとした柵がなく、歩いていると動物に遭遇することもあるほど、外の世界に近い状態で保護されていることです。

 

今回はこちらのカランビンワイルドライフサンクチュアリーの魅力をたっぷりお伝えします。

カランビンワイルドライフサンクチュアリーとは

カランビンワイルドライフサンクチュアリーは、動物園ではありません。野生動物保護園です。自然に恵まれているオーストラリアには国中に色々な動物が生存しています。カランビンワイルドライフサンクチュアリーには、下記のような動物が集まります。

・道に迷ってしまい、偶然発見された動物
・道路で事故に遭ってしまった動物
・怪我をしているところを偶然助けられた動物


photo by 桃

怪我を治療し、癒し、また野生に戻れるよう手助けをするのがこの施設の最大の役割です。そのため動物園のように決まった動物が必ずいるとは限らないというの前提だそう。

しかし、保護される動物によって回復度が異なるため長く保護園にいたり、定期的に同じ種類の動物が運ばれてくることがあるため、大体いつ訪れても見ることができる動物がたくさんいるんだとか。

急に保護園にたどり着き、誰も知らない間に住み着いていたという野生動物もおり、保護園で働くスタッフさんも、園内にいる動物の正確な数や種類は把握できていないようです。行くたびに会える動物が異なるのも、保護園ならではの特徴ですね。

コアラ抱っこはスイスイ進む


photo by 桃

コアラ抱っこは入り口近くにあります。コアラはストレスを感じやすい生き物なので、休憩を多く摂る必要があるめ、写真と抱っこは非常にスピーディ。長い列ができていても思ったより並びません。


photo by 桃

カメラマンの前でスタッフの方からコアラ抱っこのポーズを支持され、コアラが乗せられ写真撮影。プロのカメラマンさんに写真を撮ってもらうのですが、さらに自分の手持ちカメラを近くのスタッフの方に渡すと、1〜2枚程度は撮影してくれます。


photo by 桃

帰りにこちらで写真を購入することも!写真はとても綺麗に渡してくれるので、一枚記念に買っても素敵です。

野生動物と触れ合える


photo by ShutterStock

カランビンワイルドライフサンクチュアリーでは、たくさんの動物が保護されています。その中でも写真のような子供ワニを抱っこしたり、コアラ抱っこ、カンガルー親子にエサをあげることができる体験も。


photo by ShutterStock

ここではカンガルーが自由に暮らしています。子供がお腹に入っているのはとてもレア。実はこの写真、ほぼズームは利用していません。こんなに近くで写真が撮れるなんてテンション上がりますね!


photo by 桃

かなり近くで見たり触れたりすることができるので、これまでちょっと物足りなかった動物とのふれあいも思う存分楽しむことができます。

ワニも鳥もカンガルーもコアラもウォンバットも、皆群れで生活するので大体どこにどんな動物がいるか分かれてはいるものの、急にコドモドラゴンに遭遇したり、


photo by 桃

急に鳥が飛んできたり、


photo by 桃

動物RPG状態。小さな子供が鳥に追いかけ回されてたり、コドモドラゴンと戯れていることもあります。

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桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

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