ブラーノ島(イタリア)
photo by Ayu Takayama
旅に出る前にここには絶対に行くと決めていた場所が、イタリアのブラーノ島。この島はベネチアから水上バスで向かいます。島までは片道40分ほどで、大きな島ではないので、ベネチアを拠点にワンデイトリップの目的地としてぴったり!
島に着いて一番に目を引くのは色とりどりの建物たち。これはすべてこの島に住む人の家で、漁師町であるこの島の人が漁から帰ってくるときに、遠くからでも一目で自分の家が分かるようにとカラフルになったそう。
さんさんとふりそそぐ太陽のもと、色とりどりに輝く家は見ているだけで私をわくわくさせてくれました。
オックスフォード(イギリス)
photo by Ayu Takayama
ヨーロッパ最後の場所に選んだのはイギリス。首都のロンドンは写真や映画で見た建物やスポットばかりで、街歩きをしているだけで楽しめます。
でも今回の目的はロンドンではなくオックスフォード。街の名前からも分かるように、世界でも有数の有名大学である「オックスフォード大学」がある街です。
このオックスフォード大学が有名なのが、偏差値の高さや学費から名門大学と呼ばれていますが、有名なのはそれだけではありません。実は映画『ハリー・ポッター』のロケ地としても知られています。
photo by Ayu Takayama
1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』で組み分けが行われた食堂や、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でダンスを練習するシーンに使われたホールはすべてこの大学で撮影されました。
現実世界を離れて世界に浸れる素敵な時間を過ごせました。
アンテロープキャニオン(アメリカ)
photo by Ayu Takayama
ヨーロッパで美しい建物を堪能した私は自然を求めてアメリカ大陸へ。
アメリカには日本では見ることのできない壮大な自然に出会うことができます。グランドキャニオンやザ・ウェーブが有名ですが、私が向かったのは「アンテロープキャニオン」です。
長い時間かけて削られた渓谷は、左右から迫るような波打つ赤土の壁が魅力的。自然のすごさを感じることができる場所でした。
ハバナ(キューバ)
photo by Ayu Takayama
続いて向かったのはキューバの首都ハバナ。そろそろ一人旅が寂しくなった私はここで旅仲間を作ることにしました。
キューバでは「カサ」という一般家庭が家の一部で宿泊施設を経営しているタイプの宿が一般的です。私が今回宿泊したのもこのカサでした。カサには世界中から旅人が集まり、一緒に観光や食事に出かけることもしばしば。
毎日入れ替わる旅人との別れを惜しみつつ、新しい出会いを楽しみ、久しぶりに誰かと旅をする楽しさを存分に味わいました。
サリーナス・グランデス(アルゼンチン)
photo by Ayu Takayama
この旅最後の場所に選んだのはアルゼンチンでした。アルゼンチンに来た目的は「サリーナス・グランデス」。ここは南米で3番目に大きい塩湖です。
塩湖と聞くとおそらくもっとも有名な「ウユニ塩湖」を思い浮かべる人が多いかと思いますが、きれいさはサリーナス・グランデスも負けていません。
一面に広がる塩の大地に等間隔で作られた塩水の川は不思議な色をしています。空の色とも違うエメラルドグリーンは真っ白な塩の大地に映え、そのコントラストの美しさを堪能できるスポットでした。
あっという間に帰国
旅に行きたいと思っていても、金銭的に、時間的に、旅に行くのが難しい人も少なくないと思います。もしかしたらお金や時間が十分にあっても旅が難しいこともあるかもしれません。
そんな時におすすめなのが、今回私がしたような想像(妄想)世界一周。旅に出た気分に浸れるだけでなく、未来の世界一周で行きたい場所が見つかるかもしれません。
ぜひ、日々の癒しにスマホ一つで世界一周に出発してみてはいかがでしょうか。