コンゴ民主共和国の治安
photo by 佐藤楓
外務省の海外安全情報によると一部レベル3、4の所はありますが、ほとんどの場所がレベル2です。私が滞在していたキンシャサ地域は比較的安全な所でした。去年の終わりに大統領選挙がありましたが、それに関するデモもなく問題はありませんでした。
また現地の人によると、コンゴの中でも殺人事件のようなものは少なく、あるとすれば窃盗などが多いそうです。滞在中は、大使館など私達の安全の管理をしてくださる方々がとても多く、一切身の不安を感じることなく生活できました。
コンゴ民主共和国の物価
現地の人によると、日本や周りのアフリカの国と比較しても物価は安いそう。例えばスーパーに行くと、サーティワン4スコップくらいの量でとても美味しいアイスが200円以下で食べることができました。
ローカルなレストランだと、1ドル〜5ドルくらいでも食事が取れるようです。コンゴでは食べ物、交通機関(バス・タクシー)、生活費、教育費などが主に安いと言われていました。
コンゴ民主共和国の美味しかった料理や食べ物
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コンゴのローカルフードは基本的に美味しいです!フフ(キャッサバから作られているもの)・マケンバ(バナナのようなモノの蒸しor焼き)・ポンドゥ(葉の野菜)・チキン・ポイズン(魚)などなど。
また揚げ菓子やサモサ(場所によって中身が魚だったり肉だったり)などもとても美味しいです!
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Kwangaというモチのようなコンゴ料理は、多くの日本人の口には合わないようで、実際試してみましたが……うーん、ノーコメント。これと一緒に食べるNtabaというヤギ料理は絶品です!
コンゴ民主共和国のエンターテイメントやアクティビティ
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コンゴにもボーリングがありました。しかも日本と変わらないクオリティ!キンシャサ内の、建物の中のバーのならびにあるような感じで雰囲気も良くおすすめです。
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実際に私は行けませんでしたが、コンゴ川の河岸には綺麗な景色が見えるイスだけが置いてある小さなローカルレストランや、外国人が来るような少し高級なレストランもありました。
そこから夕日をみながら食事ができるのが最高なのだとか。ぜひ行ってみてください!
コンゴ民主共和国のナイトライフ
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キンシャサには、いわゆるナイトクラブ、バーもありました。私が言った時には平日で人があまりいませんでしたが、週末になると主に都市の方ではナイトクラブなどの文化はあるようです。
コンゴ人はダンスが好きなのでナイトクラブも照明が暗く、音楽もかなりガンガンにかかっていて、とてもいい雰囲気です!
コンゴ民主共和国のお土産
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お土産は、コンゴのアフリカ布リプタで作る服がおすすめ。市場で布を買って仕立屋さんに行ってオーダーメイドで服を作ってもらえば、世界に1つしかないオーダーメイドの服が完成します。しかも日本でには絶対に無いようなデザインと色使いなので、思い出の品になるかと思います。
自分のみならず、大切な人に作って帰るのもおすすめです!服は派手すぎる……という人にはアフリカっぽいデザインのアクセサリーなどを購入すれば、日本で着るシンプルな服などにも映えるのでは。
コンゴ民主共和国のビザ
日本のコンゴ民主共和国の大使館で事前にとる必要があります。ビザ取得には,イエローカード、申請料金(11.000)、現地からのInvitation letterの準備が必要になります。
ビザ申請から取得までの期間は、担当者や時期によって異なりますが、約10日は見込んでおいたほうが良いです。
コンゴ民主共和国の基本情報(首都、通貨、言語、宗教、時間帯など)
首都:キンシャサ
通貨:コンゴ・フラン(FC)
言語:フランス語、キスワヒリ語、リンガラ語、チルバ語、キコンゴ語など
面積:234.5万平方キロメートル
人口:8,134万人
宗教:キリスト教、イスラム教、その他伝統宗教
時間帯:日本より-8時間(キンシャサ)
気候:トロピカルサバンナ気候
コンゴ民主共和国への行き方(日本から行った場合)
日本からの直行便はないため、ドバイやアディスアベバを経由。
コンゴ民主共和国にある有名な世界遺産
ヴィルンガ国立公園
コンゴ民主共和国最古の国立公園で、ヴィルンガ山地からルウェンゾリ山地にかけて広がっています。多様な動物相が認められる中、とりわけマウンテンゴリラとカバの生息地として知られ、その保護のために国立公園に指定されました。
しかし隣国ルワンダの内戦の悪化の影響で多数の動物たちが殺され、危機遺産にも登録されています。
最後に一言
アフリカの中でもコンゴ民へ行く人はあまり多くはありません。ただ感情を軸に生きる人々の姿を間近に見て、社会の中に自分の身をおきながら日常を共にできる体験は発見と刺激に溢れています。
コンゴ=危険という固定概念は一回なくして、ぜひ面白い社会を見に足を運んでみてください!