ライター
satoukaede 高3でコンゴ民主共和国へ渡航

東京生まれ東京育ちの秋田県在住。国際教養大学1年生。高3でコンゴ民主共和国へ渡航しアフリカに魅了されアフリカ好きに。アフリカ大陸全国制覇は夢の1つです。 人間観察と秋田での遊びを考えるのが趣味。秋田とアフリカを繋ぐ事を試みています。

アフリカ大陸の中部に位置するコンゴ民主共和国は、世界で11番目に大きい面積の国。多くのコンゴの情報はネガティブなものばかりで、「危ない」というイメージを持たれがちですが、実際に現地に足を運んでみると、リアルな社会を覗き込めるとても良い旅先です!

軽快な音楽と激しい人々。雑踏の中に足を踏み入れると、「異世界のアフリカに来た!」感覚も得られるかと思います。

私にとって今回の渡航は2回目。1回目は高校生の時に訪れ、その時とは全く異なる視点でフリーにコンゴを感じられる面白い旅となりました。では一緒に旅の様子をみていきましょう!

佐藤楓
東京生まれ東京育ちの秋田県在住。国際教養大学1年生。高3でコンゴ民主共和国へ渡航しアフリカに魅了されアフリカ好きに。アフリカ大陸全国制覇は夢の1つです。

人間観察と秋田での遊びを考えるのが趣味。秋田とアフリカを繋ぐ事を試みています。

 

コンゴ民主共和国の中で訪れた都市とルート、移動方法

photo by 佐藤楓

10日間の滞在期間、コンゴ民主共和国の首都であるキンシャサという地域で生活をしていました。キンシャサの中でも、主にキンボンド、ゴンベ、ミマザの地域に滞在。それぞれの場所からの移動手段は、タクシーです。

よく途上国ではバイクタクシーが主流なところも多いですが、コンゴでは圧倒的にタクシーの数が多く、とにかく安いです。

時間帯によって値段は変わりますが、タクシーは国で決められている黄色のタクシーとバスが一番安くお手頃です。普段は前に2人、後ろに4人、計6人のお客さんを乗せるため暑さと汗はMAXです。

 

コンゴ民主共和国でのエピソード(人とのエピソード)

photo by 佐藤楓

たくさんの人と繋がって楽しい会話をしたことも、忘れられない旅の思い出。しかし私の場合は、現地の人と本音で口論をしたことが一番の良い思い出です。

言語のみならず、人間関係の文化も異なる私たちの間で共通の理解まで持っていくのはかなり大変でした。最終的には、常に異なる視点からの考えをぶつけ合う事が出来るようになり、またそんな友人をコンゴに持てたことがとても嬉しいです。

もう1つは、私が帰る前にみんなが1人1人メッセージを送ってくれたこと。日本ではよく見る光景ですが、彼らは何も準備もなくその場で自発的に行動してくれました。素直を気持ちを伝えてくれる姿勢を見て、胸が一杯になりました。

 

コンゴ民主共和国でのエピソード(場所のエピソード)

photo by 佐藤楓

「キンボンド」。ここは2年前に渡航した際の滞在拠点であり、今回の旅でも多くの時間を過ごした、とても思い出深い場所です。ゴンベからタクシーで1時間半〜2時間くらい離れている所に位置しています。私が訪れてきた場所の中で、最も時間がゆっくりと過ぎ、最も人間らしい生活を送れる場所です。

朝はニワトリの声や子どもたちの賑やかな声で目覚め、水を汲んでのんびり洗濯をして、みんなでご飯を食べて団らん。お昼過ぎから、それぞれが活動したりみんなで出かけたりして、夜は遠くに見える夜景と満天の星空の下で遅くまで語り合う。

 

何か特別なことはしていないけれども、この当たり前の生活が自分達の日常を創っていきます。

日本に帰ったら「利便性」という言葉が邪魔をして、コンゴで当たり前だった日常がいつか思い出になる。そうわかっていながら過ごした、もどかしくも温かい毎日が懐かしいです。

 

知っておくべきキーワードは「きとこまかし」

リンガラ語で「かわいい!かっこいい!いいね!」など、人を褒めるときに便利に使えるような言葉です。人を褒めて笑顔にさせる、または現地の言葉を使って親近感を持たせることは世界共通ですので、ぜひ使ってみてください。

簡単な現地の言葉を使えると、みんな喜んでくれます。

 

コンゴ民主共和国旅行を楽しむためのアドバイス

photo by 佐藤楓

フランス語を話せる人ほど、旅が楽しくなります!旅の醍醐味は、たまたま出会った見知らぬ人と会話をして仲良くなって、一緒に遊びにいくなど偶然のような出来事に溢れているところです。

ただコンゴ民主共和国では、ほとんどの人は全く英語が話せません。みんなフランス語と現地の言語で生活しています。そのためいくら英語が話せても、現地の人と会話が全く出来なかったのです。現地の人の視点や考えを知りたくても、楽しい会話をしながら遊びに行くことはほぼ不可能でした。

 

久々に言語の壁を通じて、本来の半分ほどしか旅を楽しめなかったのが1番の後悔です。コンゴに行く際は、フランス語を勉強して行った方がより楽しい旅になると思います!

ライター
satoukaede 高3でコンゴ民主共和国へ渡航

東京生まれ東京育ちの秋田県在住。国際教養大学1年生。高3でコンゴ民主共和国へ渡航しアフリカに魅了されアフリカ好きに。アフリカ大陸全国制覇は夢の1つです。 人間観察と秋田での遊びを考えるのが趣味。秋田とアフリカを繋ぐ事を試みています。

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