4.耳が抜けない時は、深度を上げよう
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やはり、どうしても痛みが発生してしまうケースがあります。その時は、その場で頑張って耳抜きをしようとしても逆効果です。一番良い方法は、痛みがなくなるまで深度をあげる事です。そして、そこから前回より更に頻繁に耳抜きを行いましょう。
ダイビングは集団行動のため、中々自分だけ深度をあげるのは勇気がいるかもしれません。しかし、その後泳ぎ始めてから浮上するよりは先に少し時間をかけた方が周りに迷惑もかかりません。
是非すぐにインストラクターに問題を伝えて、深度をあげてみてください。
5.様々な耳抜きの方法を覚えよう
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様々な方法を知っておけば、一つの方法がダメでも他を試す事ができます。いくつか方法を紹介しますので、是非試してみてください。
バルサルバ法
ダイバーのほとんどが習う方法です。鼻をつまんで口を閉じた状態で、鼻から息を出そうとします。すると行き場を失った空気が耳に到達して、耳抜きができます。
一番簡単で且つ成功しやすいため、まずはこの方法を試してみてください。しかし、耳が痛む際にこの方法で無理やり耳抜きを行うと、耳にダメージを与える可能性があります。痛みが続く場合には別の方法を試してみてください。
唾を飲み込む。
唾を飲み込むと、その際に同時に耳抜きができます。試しに唾を飲んでみると、“プチッ”という音が聞こえると思います。この方法も簡単なので、バルサルバ法と同様に試してみてください。
ダイビング前にガムを噛んで唾を飲みやすくすると、更に効果があります。
フレンツェル法
少し難しい方法ですが、慣れるとフリーハンドでもできる方法です。この方法までマスターしておくと、耳抜きに困る事も少ないでしょう。
やり方は、鼻をつまんで舌の奥を上あごに引き寄せます。舌の奥の筋肉を使って空気を耳に送り込むようなイメージですが、かなりコツがいります。まずはバルサルバ法をしっかり習得してから、この方法もインストラクターに聞いてみてください!
まとめ
いかがでしたか?ダイビング始めたての頃の一番の課題は、やはりこの耳抜きです。ダイビングの楽しさは、自分がどれだけリラックスできているかに大きく左右されます。そのため、耳抜きが上手くなれば恐怖心が大きく減り、ダイビングの楽しさも数倍増しになります!
もう夏も近づいてきました。是非この夏はダイビングを更に楽しんでください!タオ島でお待ちしております。
以下、僕の働くお店の詳細になります。世界最大のダイビングリゾート施設と、メインビーチの目の前の立地が魅力的です。もちろん日本語対応可能。気軽にご連絡下さい◎
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・名称:Ban’s Diving Resort
・住所:Haad Sairee, Koh Tao Surat Thani 84360 THAILAND
・アクセス:サムイ島からフェリーで2時間ほどでタオ島到着。
Sairee Beach目の前立地。港にBan’sまでの無料タクシーが待っているので、事前に予約のお客様は御利用下さい。
・営業時間:07:00~19:00
・定休日:無し
・電話番号:+66 (0) 7745-6466
・メール:info.japan@bansdivingresort.com(日本語対応可能)
・料金:1本1000THB〜(コース等料金は下記URL参照)
・所要時間:タオ島港から5分。
・オススメの時期:2~10月
・公式サイトURL:http://www.bansdivingresort.com/japanese/index.html