なぜ、世界二周目の夢を叶えることができたのか?
photo by hossakuraworld
よく、「何でそんな夢を叶えることができたんですか?」と聞かれることがあるんですが、わたしはいつもこんな風に答えています。「求め続けたから。そして、自分のワクワクする気持ちに素直になれたからです」と。
求め続けたワタシ
photo by hossakuraworld
ひとり旅を経験し、30歳になったら、新婚旅行で世界二周目に行くことが夢となったわたしは、とにかく、いつか運命の人に出会えるようにと、日々求め続けました。
具体的に何をしたかというと、いわゆる飲み会とか、合コンに行きまくりました。この辺り、超現実的ですいません。
とはいえ、旅も、人との出会いも、求めなければ何も始まりません。
白馬に乗った王子様が、向こうからやってくるなんて甘いこと言ってたら、気づいた時にはお婆さん。時すでに遅しという状況になってしまいます。
死ぬ間際に後悔しないためには、傷つきながら、失敗しながら、人生を自分で切り開いていくしかないのです。
自分のワクワクする気持ちに素直になれたワタシ
photo by hossakuraworld
30歳手前にもなると、自分の気持ちだけに素直になるって簡単ではありません。世間体が邪魔をして、何が正解なのか分からなくなったりするものです。
「自分は果たしてどうなりたいんだろう?」「結婚したいのか?したくないのか?」わたし自身、こんな疑問に何度も何度も頭を悩ませていました。
でも、その度に自分自身と向き合って、自分がどうしたいのかを意識的に考える時間を持つようにしていました。
この時間は、旅に出て習慣化されたものですが、旅は、いかに自分と向き合う時間が大切かということを教えてくれました。
忙しい日本では、その時間が一層、大事に感じるようになりました。意識的に考える時間を持たないと、すぐに世間体に惑わされ、大切なものを見失ってしまう気がしたからです。
すると、そんなある日、これまで100戦100敗だった合コンで、ほっさ(旦那さん)と出会いました。
ほっさ:「僕、仕事辞めて、世界一周に行くんだよね」
運命だと思いました。
photo by pixabay
隣にいるサラリーマンが仕事を辞める不安より、一緒に世界一周に行きたいワクワク感がまた、勝ってしまいました。
わたしは、ワクワクする気持ちに嘘はない、そんな風に思っています。なぜなら、あの時の決断に一ミリも後悔はないからです。心の底から、直感に従って良かった!そう思えるのです。
あの時、世間体に惑わされて安定感を求めていたら、きっと今の幸せはありません。
迷ったら、ワクワクする方へ。これ、超オススメです。
旅を終えた今、人生でわたしが大切にしたいもの
photo by hossakuraworld
ほっさ(旦那さん)と過ごす時間、ワクワクする気持ち。これに限ります。毎日、死ぬほど一緒にいて、死ぬほど考えた結果、わたしたちが大切にしたいものは至ってシンプルでした。
きっと本当に大切なものって、身近にある、とてもシンプルなものなんだろうなと思います。
旅をしていて、毎日24時間、ずーっと一緒にいたのに、もっともっと一緒にいたい。なんだか気持ち悪いですが、本当にそう思いました。
こんな風に、ほっさと一緒にいろんな世界を旅したり、美味しいご飯を食べたり、一緒に酔っ払って将来の夢を語れる時間は限られています。そう思うと、涙が出るほど切なくなるんです。
でも、だからこそ、死ぬまで一秒でも一緒にワクワク・ニヤニヤしていたい。そんな人生を一緒に作っていきたいなって思います。
人生は本当にあっというまです。限りある人生をどんな風に、どんな人と生きていきたいのか?
この記事を読んで、一人でも多くの人が、「自分の大切なもの」について改めて考えてもらえるきっかけになれば、とても嬉しく思います。