海外旅行で気になるのが「ドレスコード」ですよね。高級レストランやクルーズ船など、海外ならではのイベントを楽しむときは“ドレスコードあり”の表示に「何を着ていけばいいの?」と戸惑う方も多いのではないでしょうか?
ドレスコードは一概に「これで行けば大丈夫!」というものでなく、その場に合ったものを選択する必要があります。また、同じ場所でも昼と夜とでドレスコードが変わる場所もあります。それを踏まえて最低限の知識と準備だけしておけば、海外旅行の際にドレスコードで戸惑うこともありませんよ。
今回は海外旅行に行く前に覚えておきたい、ドレスコードの7つのポイントについてご紹介していきます。
1.そもそもドレスコードって何!?
ドレスコードとは簡単に言うと「場所に合った服装のルールや格式」の事です。
日本でも結婚式や高級レストランなどに行くときに、服装を確認する機会があるかと思いますが、海外の場合も同じで、周りの環境に合った服装を着ていく必要があります。
それをあらかじめ規定しているのがこの“ドレスコード”です。
海外旅行では観光の延長でラフな服装で行動をしてしまうこともありますが、ドレスコードが指定されている場所によっては「その服装では入店できません・・・」と入店拒否をされてしまうこともあります。
ドレスコードはその場にいる人全てに対して不快な思いをさせない為の最低限のルールなので、TPOをわきまえた格好ができるように、しっかりと事前に準備して行きたいですね。
2.行く場所をチェック
ドレスコードを気にしなくてはいけない場面は、主にレストランやクル―ズ船、格式の高いゴルフ場、カジノなどです。
旅行に行く場合は、あらかじめどこに行くかを予定していることが多いと思いますので、その場所にどんな格好がふさわしいのかを確認して準備をしてから行くと良いですね。
ドレスコードというと、フォーマルな服装をイメージしがちですが、「その場にふさわしい恰好」というのが本来の意味です。
その為、格式の高いゴルフ場のドレスコードは襟付きで折り目付きのパンツ、レストランでも格式が高くない場合は短パンTシャツ以外なら何でもO.Kというものまで様々です。
また、稀に「黒い服でお越しください」という色を指定する場所もあります。
ドレスコードがあるかどうか分からない場合は、予約の際に旅行会社に聞いたり、現地のレストランのサイトを見たりして確認しておくと安心ですよ。
3.ドレスコードは昼と夜とで違う
ドレスコードは同じ場所なのにお昼と夜とで異なることがあります。
特に、レストランやクルーズ客船では、お昼はカジュアルな恰好ばかりだったのに、夜になると一変してフォーマルな装いに変わることも珍しくありません。
自分が利用する時間帯のドレスコードをチェックして、それに従った服装をするようにしてくださいね。
4.高級レストランには一番格式高い”フォーマル”
<フォーマルの場合>
フォーマルは、ドレスコードの中でも最も格式の高い服装です。
ミシュラン3つ星や世界的に有名な最高級レストラン、超高級ホテルに入っているレストランなどはフォーマルファッションで行くのが望ましいとされています。
フォーマルがドレスコードとなっている場合は、場所の雰囲気を壊さないよう、男性も女性も最大限の気配りをする必要があります。
例えば男性の場合はテールコートやタキシード、女性の場合は上品なデザインと色のイブニングドレスなが望ましいとされています。
5.カジノやクルーズ船には「セミフォーマル」
ミシュラン2つ星や1つ星のレストランや、カジノ、クルーズ船に乗る場合は、“セミフォーマル”という「フォーマル程はかしこまらないけれどドレッシーな服装」の指定があります。
こちらを指定されている場合は、夜の方がエレガントに着飾ることを求められます。
なので、男性の場合はタキシードやブラックスーツ、女性の場合は丈が短すぎない派手になりすぎないカクテルドレスが望ましいです。
女性がドレスを着る場合は、必ずストッキングを履くことを忘れないようにしてくださいね。