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キタ トモミ TABIPPO編集部 / 愛犬家

*TABIPPO 専属ライター*​ 東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

世界中のあらゆる地域で自然と一体になって生息する動物たち。世界中を旅する機会があっても、なかなか野生動物に遭遇する機会は少なく、絶滅危惧種の存在を知らない方も多いのではないでしょうか?

今回は、世界の絶滅危惧種についてご紹介します!自然保護や環境破壊についても考えるきっかけになれば幸いです。

 

 

ホオアカトキ

photo by pixta

アフリカ北部からヨーロッパの一部にかけて生息していたホオアカトキは、現在モロッコ以外では絶滅してしまったそうです。

全長80cmで頭部には羽毛はなく、全身の羽は光沢のあるエメラルド色や黒など、美しい見た目をしています。長いくちばしを使って昆虫や、小さな生き物を捕まえて食べるのが特徴です。

20世紀半ば頃に人工繁殖の成功例がありますが、まだまだ十分な個体数がいるわけではなく、絶滅危惧種としてカウントされています。

 

センザンコウ

photo by pixta

アルマジロに似て岩や兜のような珍しい見た目をしているセンザンコウ。単独で行動する夜行性の動物で、アフリカやアジアの森の中や草原に生息しています。

全身の鱗が特徴的で、アルマジロとは違い鱗の一つ一つが鋭利な刃物のようになっています。敵が来たら丸まって攻撃から身を守ったり、反対に尻尾の鱗を使って攻撃したりします。

ですが、その鱗目当てに乱獲などが行われ、現在では個体数が減り絶滅の危機に瀕しています。

 

クロアシイタチ

photo by USFWS Mountain Prairie

イタチ科に属するクロアシイタチは、北米の農家などで生息が確認されている動物です。主食はプレーリードッグ。

生息地が人間によって破壊され続けたために、現在は絶滅危惧種に数えられています。また、かつて農家や酪農家がプレーリードッグを駆除した際に、クロアシイタチも一緒に数が減ってしまったのだそう。

実は1980年代後半に人工繁殖によって増えた個体が野生復帰に成功しており、保全努力によっては絶滅の危機から救える可能性のある動物なのです。

 

ナキウサギ

photo by pixta

ハムスターやネズミにも見えるこの小さくて可愛い動物は、ナキウサギと呼ばれるうさぎの仲間です。体長20cm弱の体重300gと小柄。

北アメリカや東ヨーロッパの寒冷地、アジアの天山山脈の一部などの標高の高い場所で草を主食に生息しています。

地球温暖化の影響で寒冷地が減少傾向にあり、より標高の高い地域へ生息地が追いやられていることから、絶滅危惧種に数えられています。

 

アムールヒョウ

photo by pixta

野生と人間に保護されている個体でも全世界で60匹しかいないと言われているアムールヒョウ。元々は中国、韓国、ロシアに生息していましたが、現在は中国吉林省とロシアのアムール川流域にしか生息していないそうです。

過去10年ほどで個体数は2倍に増えたものの、単体で生活するため繁殖しづらい理由と、環境破壊や毛皮目的の密猟などで現在も絶滅の危機に瀕しています。

 

ゴールデンライオンタマリン

photo by pixta

その名の通り黄金の毛色をまとっているかのような見た目のゴールデンライオンタマリンは、ブラジルの熱帯雨林に生息している固有種です。

体長30cmと小柄で、毛色は正確には黄金ではなくオレンジ色です。

現地の先住民たちに食用にされたり、美しさゆえペット目的に乱獲されたりした結果、個体数が減り絶滅危惧種に数えられています。

 

ボルネオオランウータン

photo by pixta

ボルネオ島とスマトラ島北部に生息するボルネオオランウータンは、一般的にオランウータンとして認識されている動物です。

自然破壊や森林火災、ペット目的の乱獲、農園開発によって個体が減ってしまい、現在は全世界でも25000頭しか残っていないと推測されています。

個体数は1950年以降に60%減少、2025年までにさらに20%近く減少するのではと予想されている絶滅危惧種です。

 

オオカワウソ

photo by cuatrok77

南米に生息しているオオカワウソは、最大で体長が1.5mにもなる世界最大のカワウソです。

毛皮目的の乱獲で個体数が減少してしまい、現在では生息地である川や湖の破壊でも生存の危機に晒されています。

主食である魚が確保できなければ生きていけないため、生息地の破壊はオオカワウソにとって死活問題でしょう。

 

ダーウィンギツネ

photo by desde chiloe

1834年に発見したチャールズ・ダーウィンにちなんで名前がつけられたダーウィンギツネは、現在では650〜2500頭しかいないと推測されている絶滅危惧種です。

チリのチロエ島や、ラ・アラウカニア州のナウェルブタ国立公園に生息する雑食性の動物で、日が暮れてからと日の出前に活発に活動する姿が確認されています。

 

スマトラサイ

photo by vivtony00

東南アジア広域に生息していたスマトラサイは、体長3mと世界最小のサイとして知られる絶滅危惧種です。

人間による角目的の乱獲や生息地破壊などによって個体数が減少し、現在ではインドネシア、ミャンマーなどの森の中に生息しているそう。先日23日にマレーシアに生息していた最後の一頭が息を引き取ったことから、危機感がさらに高まっています。

人工飼育での繁殖がとても難しく、100頭未満まで減少していると推測されていることから、絶滅の可能性が非常に高い動物とされています。

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キタ トモミ TABIPPO編集部 / 愛犬家

*TABIPPO 専属ライター*​ 東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

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