ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

ヨーロッパ旅行が好きな方なら、一度は耳にしたことがあるユーレイルパス。ユーレイルパスはヨーロッパ中の鉄道が乗れる魔法の切符です。

ところが、意外と値段が高いのも事実。一体、どの程度乗れば元が取れるのでしょうか。今回はヨーロッパ周遊旅行を前提に調べてみました。

そもそも、ユーレイルパスとは?

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ここでは簡単にユーレイルパスのおさらいをします。ユーレイルパスはヨーロッパ31カ国の国鉄が乗り放題になる鉄道パスです。期間内であれば、どれだけ乗っても値段は変わりません。

また、鉄道が自由に乗れるだけでなく、ホテルの宿泊料や博物館・美術館の入館料が割引になることも。ヨーロッパ周遊旅行であれば、1度は購入を検討したいパスです。

ユーレイルパスには期間、使用範囲により以下の4種類が用意されています。

・ユーレイルグローバルパス

ヨーロッパ28カ国で利用できるパスです。連続タイプは15日、21日、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、フレキシータイプは10日間で5日選ぶタイプ、もしくは2ヶ月間で10日、15日選ぶタイプがあります。

・ユーレイルセレクトパス

ユーレイル加盟25カ国の中から陸路ないし航路で隣接する4カ国を選べます。利用期間は2ヶ月間で5日、6日、8日、10日選ぶタイプです。なお、選定した国により料金が3段階に分かれるのでご注意ください。

・ユーレイルリージョナルパス

隣接する2~3カ国を選んで利用するパスです。利用期間は2ヶ月間で4日、5日、6日、8日、10日選ぶタイプです。

・ユーレイル1カ国パス

1つの対象国で利用できるパスです。利用期間は1ヶ月間で3日、4日、5日、8日選ぶタイプです。

今回はユーレイルグローバルパスを取り上げて説明します。

ユーレイルグローバスパスの料金は

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比較する前にユーレイルグローバルパスの料金を確認しておきましょう。2019年7月現在の料金は以下のとおりです。

※ユース割引は27歳以下が対象です。

連続タイプ

有効期間
15日:2等大人 55,900円、2等ユース 43,000円
22日:2等大人 65,300円、2等ユース 50,200円
1ヶ月:2等大人 84,500円、2等ユース 64,900円
2ヶ月:2等大人 92,200円、2等ユース 70,900円
3ヶ月:2等大人 113,700円、2等ユース 87,400円

フレキシータイプ

有効期間
3日(1ヶ月):2等大人 27,500円、2等ユース 21,200円
5日(1ヶ月):2等大人 35,600円、2等ユース 27,400円
7日(1ヶ月):2等大人 42,300円、2等ユース 32,600円
10日(2ヶ月):2等大人 50,600円、2等ユース 38,900円
15日(2ヶ月):2等大人 62,200円、2等ユース 47,800円

他には1等おとな、1等ユース、1等シニア、2等シニアがあります。なお、ユーレイルパスの料金は変動する可能性があるため、事前に確認することをおすすめします。

ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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