「オフピークキャンペーン」とはいえ、使用期限は11ヶ月。今のうちに買っておけば来年の夏もお安く旅ができちゃうのです。貧乏学生歓喜!
例えば、いま22歳の私が5カ国を15日間で周遊するべく「ユーレイルグローバスパス」のフレキシータイプを購入したとすると…通常購入時は、ユース割引の20%オフで$383のところ、現在はさらに20%オフなので$307!$307です!
11月20日の為替レートで換算したところ、42,451円→34,027円で約8424円も安くなっております…むしろ買わない理由がなくないですか?私は、買います。
乗車時の注意点
photo by manami abe
ユーレイルパスは、利用開始時に利用開始手続き(アクティベーション)を行う必要があります。これはユーレイル対象国の主要鉄道駅にあるチケットオフィスで行うことが可能です。
鉄道会社の係員の方に利用開始日や終了日について答えた後、利用開始のためのスタンプを押してもらいましょう。
※ユーレイルパスをEurail.comで注文した際に、利用開始手続きを無料で済ませておくこともできます。この場合は、利用日がはっきり決まっている場合に便利です。詳しくはEurail.comの「アクティベーションについて」をご覧ください。
虜になるほど快適な列車旅へ、でませんか?
列車旅のメリット①快適さ
今回私はユーレイルを利用してヨーロッパを周遊してきましたが、列車旅で何より快適だと思ったのは「ずっと座り続けなくて済む」こと。飛行機のように、ずっと座席の上で悶々としてなくていいんです。もうお尻が二つに割れる心配はいりません。
photo by mika toguchi
ちょっと疲れてきたなーと思ったら、席を離れて食堂車などに移動して景色を眺めながら気分転換すればいいし、停車駅で外の空気を吸ってリラックスだって気軽にできます。
座席自体も、ある意味外国人サイズなので小柄な日本人からしたらダブルベッドみたいなものです。ちょっと盛りましたけど。
列車旅のメリット②効率的
最近は安さで話題のLCCですが、着陸離陸前後の荷物の検査が煩わしい上に、大抵空港があるのは都心からアクセスしにくい場所。やっぱり効率的な移動としては一難ありますよね。
photo by manami abe
一方で列車は、当然ながら駅の周辺が栄えている都市がほとんどなので移動に困ることは一切なし。煩わしい荷物チェックもなし、です。快適さと効率を兼ね備えている、列車旅。もしあなたが賢い選択をしたいならユーレイルパスがおすすめです。
まとめ
「乗り合いバスの窓から見える風景は自分を映す鏡となる」(旅する力 -深夜特急ノート- 沢木耕太郎著、p174)
旅の巨匠、沢木耕太郎氏が著書でこう語っているように、景色が次々と移り変わっていく車窓というのは、自身を眺める窓にもなります。
もちろんそれはバスに限らず、電車も同じ。
日本では見られないほど広大な草原や、長い年月を眺め続けてきた歴史のある建造物、ヨーロッパらしいお洒落な街並みを味わえるユーレイルで、自分と向き合う旅をしてみませんか。
※編集部追記(2016年11月30日)
以前「絶対買うなら今!全チケットがなんと20%オフキャンペーン実施中」という見出しのなかで、「…しかも学生/セーバー割引なら更に20%オフなので、…」との記載をしておりましたが、「学生割引」ではなく「ユース割引」の間違いでした。お詫びして訂正いたします。ご指摘していただいた読者の方に感謝申し上げます。