TABIPPO編集部では、自分の幸せや人生の豊かさを定義できる、旅好きが集まる学校「POOLO」を掘り下げる特集を随時公開中。POOLOではなにを学べるの?どんなことに役立てることができるの?といった疑問にお答えしていきます。


POOLOは8ヶ月間にわたる講義やワークを通じて「自分なりの豊かさ」を定義したり、その実現に向けた指針を作ったりするための学びの場です

POOLO|ニューノーマルトラベラーの学校 by TABIPPO

今回は第三弾。POOLOの3ターム目にあたる「『自分』と『世界』を豊かにする手段を形にする」ための3ヶ月間で学べることや、運営の裏側を掘り下げていきます。


第一弾・第二弾に引き続き、POOLOの学長・恩田 倫孝さんとコミュニティマネージャー・畑山 朱華さんにお聞きします

▼1,2タームで過ごす、「自分」や「世界」にとっての豊かさを考える時間やチームMTGの仕組みについてはこちらの記事をご覧ください

世界を豊かにする「方法」を考え、アクションを起こすところまでを経験!3ターム目でできること

いよいよ後半に入りましたね!まずは3ターム目のテーマについて教えてください

編集部

しゅか

3ターム目では、今までに共創した「豊かさ」のビジョンをこれからどのように実現するのか?を考えていきます。自分が考えた豊かさは本当に実現する価値があるのかを見極めたり、世界を巻き込んでそれを具現化する方法やスキルを身につけたりする時間です


POOLO1期で実施したハワイでの講座

みっちー

このタームでは、チームで何か一つの「世界を豊かにする方法」を実行してもらい、その結果を報告してもらうところまでをチームで行ってもらいます。今までは「仮説」を発表していた最終プレゼンテーションが、方法を考えて実行した「結果報告」を発表する場になるんです
実際に行動に移すところまでをチームで実施するんですね!このタームも、今までとは違うチームを組んで「どんな世界を豊かにしたいか?」考えるところから始めるのでしょうか?

編集部

しゅか

そうですね。ただし、これまで考えてきた自分にとっての「豊かさ」からかけ離れたものにならないように、3ターム目のチーム分けでは「豊かにしたい世界」のコンセプトが似ている人同士でチームを組むようにしています


例えば「場作り」がテーマになりそうな人同士でチームを組んだり、「教育」に興味がある人が集まるようにチームを組んだりするといった感じです。としゅかさん

みっちー

2ターム目までは世代や積極性、豊かにしたい「方法」が明確なのか?それとも「世界」が明確なのか?といった要素でバランスが良くなるようにチームを分けていたのですが、ここまでくるとかなり個人の価値観が見えてきているので、それを加味しています
2ターム目で考えたことを、もう一度新たなチームで練り直すことになるのでかなり苦労しそうだなと思ったのですが、それならスムーズに進みそうですね

編集部

経営者の話が聞ける!ゲスト講義は体験談からスキル講座まで

ゲスト講義ではどのようなことが学べるのでしょうか?

編集部

みっちー

講義の内容としては以下のような感じです。ここでは、自分やチームで考えた豊かさを実行する際には、何を解決すれば良いか?に焦点をあてた講座を開いています


3ターム目での講義内容

みっちー

2ターム目と3ターム目の大きな違いは、思い描いてきたことをついに「実行」に移しているところです。想像するのは簡単ですが、実行するのってかなりハードルが高いですよね。そこで、この時期は有言実行する際に必要となってくるスキルや考え方を得られるような講座を作ることにしました

しゅか

ゲストの方には、「あなたにとっての豊かさを届けたい“世界”はどんなものか?」という思想ベースから一歩踏み込み、「その“世界”を豊かにするために、ゲストの方はどのような手段を取ったのか?」「なぜ、そのような手段を取ることにしたのか?」などの具体的なエピソードを話してほしいと依頼しています

なるほど!ということは、ゲストの方は経営者が多いのでしょうか?

編集部

みっちー

そうですね。例えば4期では、旅のサブスク「HafH」共同創業者・大瀬良 亮さんにゲストとして来ていただいたのですが、立ち上げ時にHafHのサービスがどのような人に届くと予想し、それは実際にはどうだったのか?どうしてそのサービスを提供することを選んだのか?などといった内容を話してもらいました

しゅか

実現したいことにチームをどう巻き込んでいくか?一人で行うのではなく、他者との共創に必要な要素とは何なのか?といったスキル面のお話をしてもらう場合もあります

ワークショップからリトリート開催まで。個性豊かな生徒たちのアクションとは!?

このタームでは、世界を豊かにするためのアクションを起こすところまでを行うというお話がありましたが、もう少し詳しく聞きたいです!

編集部

しゅか

第3タームは、今までの総まとめともいえる時間だと思います

みっちー

たとえば恋愛で例えると、第1・第2タームでは「どんな人が好き?」「その人にはどんなアプローチをしたら喜ばれそう?」までを考えていたところを、第3タームでは告白までしちゃう!という感じです(笑)。その結果や「やってみてどうだったか?」を報告するのが第3タームの発表であり、ここまでの集大成ですね

なるほど!そのような学びを通じて実際に受講生が起こしたアクションとしては、どのようなものがあったのでしょうか?

編集部

みっちー

チームによって豊かにしたい「世界」も違ってくるので、本当にさまざまなものがありますね。特に多いのはイベントの企画だと思います。例えば「世界」を「これから人生をどうしたいかうまく自己決定できず、モヤモヤとしている人」と定義したチームでは、その人たちが自己決定ができる場を作るためにワークショップを行っていました

しゅか

自分たちが豊かになるためには「議論」が必要だ!と考えたチームでは、議論する場所づくりをしていましたし、豊かさのカギを自然だと考えてリトリートを行っているチームもありましたね。同じような世界を定義したとしても取る手段は違うので、全く同じことを考えるチームがほとんど出てこないのが毎回おもしろいなと思っています

企画から実行までサポートしてくれるマネージャーがいるから安心!

ここまでお話を聞いていると、この期間で自分たちでアクションを起こし、その結果の発表まで行うのはかなり難しそうだなと感じます

編集部

みっちー

そうですよね。でも、今までの受講生も皆、試行錯誤しながら素晴らしい発表をしてくれました!そのために一役買っているのが、しゅかさんがまとめているコミュニティマネージャーチームだと思います

しゅか

POOLOでは、必ず各チームに一人コミュニティマネージャーがつくんです。コミュニティマネージャーはチーム内のコミュニケーションを円滑にするために動いたり、プロジェクトが行き詰まったときにアドバイスをしたりと、チームメンバー同士の心理的安全性を守るために動いています
コミュニケーションの取り方はチームで動く一番の難しさだと思うので、そこにサポートが入るのはとても助かります!

編集部

しゅか

実際のプロジェクトを進行したり、チームMTGのファシリをしたりすることはありませんが、受講生がより自分たちでアクションを起こしていきやすい環境を作ることに力を入れています


コミュニティマネージャーの皆さん

みっちー

他にも、コミュニティマネージャーは受講生と運営の橋渡し役を担っていると考えています。「これはやっても良いのだろうか?」といった疑問や運営にお願いしたいことはコミュニティマネージャーが運営に伝えることができるので、うまく連携を取れると思います

***

今回はここまで!次回はPOOLOインタビュー最終回。4ターム目で過ごす「『自分』と『世界』を豊かにするキャリアデザインを考える」時間についてお聞きします。

この特集では、POOLOの具体的な活動内容をお届けしています。タームごとに活動内容を紹介する今回の企画以外にも、講師の方との対談や過去の生徒の方へのインタビュー企画も企画中です。次回の投稿もお楽しみに!

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旅で得た経験にはかけがえのない価値があり、世界と社会への協力や貢献のきっかけになる。POOLOは、その経験を社会に還元するために必要な知識やマインドを得られ、そして同じ想いを持ったかけがえのない仲間と出会える学校です。

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ライター

埼玉県生まれ。あまいものと音楽を愛でるヲタク気質な19歳。高校を卒業し、自分の「好き」と向き合うためにギャップイヤーを謳歌中。一日をちょっとだけ豊かにするアイデアブログ「PEACHY mode」の管理人。夢は 「自由でご機嫌な人生を送ること」。来年からはマレーシア国内の大学に留学予定。

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