TABIPPO.NETでは、旅好きが集まり、自分と世界の豊かさをつくる学校「POOLO」を特集中!

「POOLO」の内容や特徴を分かりやすく皆さんにお伝えするため、インタビュー企画や講師陣やOB・OGとの対談などを企画しています。

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入ったらまずは何をするの?旅好きが集まる、自分の「豊かさ」を定義する学校「POOLO」でできること

今回は特別編。平日はサラリーマンとして働きながら、休日は世界各地に足を運ぶリーマントラベラー・東松寛文さんへのインタビューをお届けします!

サラリーマンという立場を変えずに自分の時間を作り出すことで見える世界をガラッと変え、最近では『週末だけで70ヵ国159都市を旅したリーマントラベラーが教える自分の時間の作り方 (地球の歩き方)』を出版した東松さん。


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今回は、実際POOLOに入るとどういう人生が送れるの?人生の豊かさってどうやって考えるの?といった疑問にお答えすべく、週末世界一周を通じて得たものとは?自分の豊かさを定義して、世界に届けるために大切なこととは?など、気になるあれこれを東松さんにお聞きしました!

リーマントラベラー・東松寛文
1987年岐阜県生まれ。神戸大学経営学部卒。平日は広告代理店で働く傍ら、週末で世界中を旅する”リーマントラベラー”。社会人3年目に旅に目覚め、10年間で70カ国159都市に渡航。2016年、3ヶ月で5大陸18カ国を制覇し、世界一周を達成。以降、TV・新聞・雑誌等のメディア出演・執筆多数。

豊かさとは「自分の時間をもつこと」

POOLOでまず行うことは、自分の豊かさを定義すること。自分にとって大切にしたいことや現在の幸福度などに向き合います。旅を通じてひたすらに自分と向き合ってきた東松さんにとって、大切なことは何なのでしょうか?


今回はオンライン取材をさせていただきました!

東松さんは自分の時間をもつことで旅をする余白を作り、それが自分を変えるきっかけにもなったというお話をされていますよね

編集部

東松さん

そうですね!僕にとっては「自分の時間をもつこと」が重要で、これが僕にとっての豊かさでもあると思います。余白をもつと、やりたいことを実現して人生を充実させることができます。僕は休日を自分の時間に充てて世界一周へと飛び立ってきたことで「サラリーマンは旅ができない」という考えが実は思い込みだったことに気づきました
なるほど!ちなみに「自分の時間をもつこと」が重要だと気づいたのはいつごろで、どんなシチュエーションでそのことに気づいたのですか?

編集部

東松さん

僕は、旅の帰りの飛行機の中で自分と向き合うことが多いんですよね。そのなかで今の考えに至りました。今目の前にある仕事に忙殺されているときや体調が悪いときって、いくら自分のことを考えようとしても集中できないと思うのですが、帰りの飛行機の中ってすごく心身が整っていて、考えごとをするのにぴったりなんです。このように、僕はさまざまな経験をして「自分のことを知れるところ」も旅の好きなポイントだと感じています


「やりたいことを全部実現するために、自分の時間をいかに増やすか?を意識して行動するようにしています」

多様な生き方の選択肢を広めて「諦めないで良い」と伝えていきたい!

第二タームは、世界の豊かさを共創する時間。自分は人生を通じて何を豊かにしたいのか?どう豊かにしたいのか?をチームで考えます。

POOLOでいう世界とは「自分以外」の存在のことを示すのですが、東松さんが豊かにしたいと考えている世界や、こう変わったらいいなと思うことはありますか?

編集部

東松さん

「多様な生き方の選択肢が見えていない人」に、多様な生き方の選択肢と、それらを選んで良いということを伝えたいですね。特に身近な存在である同業者、つまりサラリーマンにはそれを知ってもらいたいなと。僕も前まではその一人だったのですが、社会人になると今の生活でできなさそうなことを諦めてしまう人って多いと思うんです


そういう人たちに僕の姿を見てもらうことで「こんなこともできるんだ!」と思ってもらいたいです!と東松さん

なるほど。本を出版することも広めるための一つの手段といえそうですね!

編集部

東松さん

まさにそうです!ただ、ここでお伝えしたいのは、僕は決して世界中を変えたいと思っているわけではないということです。POOLOでも伝えているメッセージではあると思うのですが、豊かにしたい人や範囲は人それぞれ違って良くて、親や友達などの身近な人だけでも良いと僕は考えています。それを多くの人が行うことによって、結果的に世界中が豊かになるのではないでしょうか

キューバの旅で気づいた「予想外」の大切さ

第二タームでは、チームメンバーとともに豊かにしたい世界を考えていきます。まわりとの共創をPOOLOでは重視しているのですが、東松さんは誰かから言われてハッとした言葉や人生における気づきを得た経験はありますか?

編集部

東松さん

キューバでの旅は多くの気づきを得ましたね。街中で履いていた靴を汚してしまい途方に暮れていたときに、近くの家から女性が出てきて、靴を洗ってくれたんです。感動するとともに、自分が予想だにしていなかったオチを経験したことで新たな見識を得ることもできました


キューバで出会った地元のおじさんとの一枚

東松さん

こういった経験に留まらず、まわりから得る予想外の情報や意見は何かを考える上でとても役に立つと思います。でも一番重要なのは、それを活かして、改めて自分の考えを見つめ直すことですね。周囲から刺激を受けて考え、再びそれを糧に経験を積む……これを繰り返すことによって、自分の豊かさや豊かにしていきたい世界、実現したいことが見えてくるのではないかなと思います!

そうして私は自分の豊かさが「自分の時間を作る」ことで豊かにしたい世界は「サラリーマンをはじめとした、今の生活でできなさそうなことを諦めてしまっている人」ということに気づけました。自分の時間を作ることでやりたいことを実現しながら、その姿を発信することによって、私と同じような境遇の人に希望を与えたいと思っています

やりたいことがやれる環境を作るために全力を注ぐ

第三タームでは、第二タームで考えた豊かにしたい世界を目指してできることを考え、実際にアクションを起こしていきます。今も発信や出版などのチャレンジを続ける東松さんに、新しいアクションを起こす際のリアルなお話を聞いてみます。

本の中で、初めて旅に行かれた際は「有給をとるのが本当に怖くて時間がかかった」というお話がありましたよね!今ではもう新しいことを始めたり何かを発信したりすることへの怖さはありませんか?

編集部

東松さん

いや、とても怖いですよ!(笑)今でも会社の有給を取るのには勇気が必要です。かなり慎重派なので、普段の仕事で新しい企画を出すときも社内・社外からの反応が怖いときがあります
そうなんですか…!とても意外です

編集部

東松さん

だからこそ、やりたいことが思いきりやれる環境を作ることには全力を注いでいますね。自分が休んでも迷惑をかけないように引き継ぎをしっかりとしたり、お土産を買ってきたり……自分がやりたいことを実現するためには周囲の助けが必要不可欠なので、極力配慮することや、感謝は忘れないようにしたいと考えています

夢は口に出せば叶う!リーマントラベラーが伝えたい想い

最後のタームとなるこの期間は、今までの活動を振り返り、もう一度自分の豊かさや豊かにしたい世界を見つめ直します。東松さんが発信を続ける中で得た経験やこれからについてお聞きしました。

今日はありがとうございました!インタビューを通して、今なぜリーマントラベラーとして活動されているのかがよく理解できました

編集部


ブラジル・リオデジャネイロのカーニバルにて

東松さん

ありがとうございます!私はこうして走ってきた結果、本の出版を経験させていただいたり、小学校・中学校で講演をさせていただくようになったりと、やりたいことを実現できるようになりました。本の出版はまさかできるとは思っていなかったのですが、機会があるごとに「本が出したい」と言い続けていた結果、今では3冊の本を出版しています


小学校での講演にて

東松さん

こうした経験を通して「夢は口に出せば叶う!」と子供たちの前でお話すると、それまで口をつぐんでいた生徒が立ち上がって夢をお話してくれることがあるんです。夢を口に出すことの大切さや希望を与えることができているのであればとても嬉しいですね。
こういう大人もいるんだと自分の生き方を通じて伝えることが、子供だけでなく同世代をはじめとした大人にも「なんでもやれるんだ」と思ってもらえるきっかけとなれば良いなと思っています

やりたいことを全部叶えるための自分の時間の作り方とは?

東松さんの最新本『週末だけで70ヵ国159都市を旅したリーマントラベラーが教える自分の時間の作り方 (地球の歩き方)』は現在好評発売中!

自分の力で変えられるものにエネルギーを最大限投下し、時間を作るために東松さんが意識している「働き方・休み方・人間関係・お金の使い方」の4テーマを掲げ、余白を作るための50のヒントを語っています。

本編の所々には、東松さんのターニングポイントとなった旅のショートエッセイが登場します。舞台は韓国、インド、アメリカなどさまざま。旅そのものの楽しさやすばらしさはもちろん、その旅で何を感じ、その後の生活がどう変わったのかも感じ取ることができる、旅好き必見の一冊です!

 

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この特集では、POOLOの具体的な活動内容をお届けしています。次回の投稿もお楽しみに!

旅で得た経験にはかけがえのない価値があり、世界と社会への協力や貢献のきっかけになる。POOLOは、その経験を社会に還元するために必要な知識やマインドを得られ、そして同じ想いを持ったかけがえのない仲間と出会える学校です。

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ライター

埼玉県生まれ。あまいものと音楽を愛でるヲタク気質な19歳。高校を卒業し、自分の「好き」と向き合うためにギャップイヤーを謳歌中。一日をちょっとだけ豊かにするアイデアブログ「PEACHY mode」の管理人。夢は 「自由でご機嫌な人生を送ること」。来年からはマレーシア国内の大学に留学予定。

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