アンコールワット(カンボジア)
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次はアジアを見ていきましょう。カンボジアにあるアンコールワットに憧れる人は多いと思います。でしたら、2月に訪れましょう。2月は乾季にあたるベストシーズン。3月になると汗だくになる可能性があります。
アンコールワットは12世紀にヒンズー教の寺院として建てられました。カンボジア内戦の影響で荒廃しましたが、多くの国々の協力やカンボジアの人々の努力の結果、美しい姿を取り戻したのです。快適な環境の中で、じっくりと悠久の歴史を味わいたいですね。
香港(中国)
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意外に思われるかもしれませんが、香港のベストシーズンも2月です。大学の夏休みにあたる7月~9月は高温多湿で台風の心配があります。その点、2月は気温も快適で空気も澄んでいるので、夜景を思う存分、楽しむことができます。
また、2月はオフシーズンですので、格安航空券が出回っている可能性があります。2月に香港で海外旅行デビューするのもアリでしょう。
ハバナ(キューバ)
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海外スポット最後のエリアは中南米です。昨年、アメリカと国交が回復したキューバ。いろんな意味で、様々な変化が生じる1年になりそうです。アメ車が走り回るキューバを見たければ、早いほうがいいでしょう。
また、2月下旬から3月上旬にかけて葉巻のソムリエチャンピョンを決める祭典があります。キューバの葉巻は品質面で世界的に有名です。葉巻好きな方は見逃せませんよ。
サンファン(アメリカ)
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同じアメリカでもプエルトリコに訪れるのはいかがでしょうか。プエルトリコの最大の街、サンファンにはカラフルな旧市街が今でも残っています。また、16世紀にスペインによって作られた要塞も見所のひとつ。まるで、映画のセットみたいですよ。
イエローナイフ(カナダ)
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2月といえばオーロラの絶好シーズン。世界でもトップレベルのオーロラ出現率を誇るイエローナイフは、この時期非常に高い確率オーロラを鑑賞することができるエリアとして、世界中から観光客が訪れます。
2月は中国の旧正月もあるので、中国系の観光客が団体で予約を入れることもありますので、この時期にイエローナイフでオーロラ鑑賞を楽しみたいのであれば、早めに予約することをオススメします。
ベネチア(イタリア)
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2月のベネチアといったらカーニバル!一年に一度行われるこのカーニバルに参加したくて、わざわざ旅行先をベネチアに決める方もいるほど、毎年かなり混み合うシーズンです。
幸か不幸か、この冬の時期はアクア・アルタと呼ばれる高潮がやってきます。水の都ベネチアは高潮だとさっきまで歩いていた道が水に飲み込まれてしまうということもあるとか。一度は体験したいアクア・アルタ。ちゃんと橋や道が通っているので、流されることはありませんので安心ください。
ウユニ塩湖(ボリビア)
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2月は雨季に当たり、塩湖に薄い水が張り鏡のように美しき見える時期。写真のような絶景を見たいならこの時期に行きましょう。卒業旅行などで訪れる方も多く、もし行くことが決まっているのであれば、アメリカ経由の飛行機もかなり混み合ってくるので、早めに予約することをおすすめします。
ちなみにウユニ塩湖のあるラパスからの帰国便は、必ずアメリカに一泊する必要がありますので、アメリカのどこのエリアに行きたいかも一緒に考えておくと楽しめるでしょう。
旧正月に被らないように旅しよう
2月は中国をはじめとした東南アジアの旧正月があります。特に中国人は前々から休みを取っているので、イエローナイフやグランドキャニオン、ラスベガスなど、主要観光名所が毎年非常に混み合うのです。
どうしても2月に行きたい旅行先がある方は、早めの予約をしておきましょう。