ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

こんにちは、阿部サキソフォン(@mnooooom)です。私は今年に入って5回渡航していますが、「旅」ってどうしても辞められないんですよね。日本では見られない景色、出会う人々、美味しい食べ物…全てが最高。ただ一つ、どうしても好きになれないのが

移動辛すぎ問題。

 

東京から、名古屋や大阪に遊びに行くのとは訳が違います。ヨーロッパに行くとなれば、長時間フライトや慣れない環境のせいで、目的地に着くまでに既に疲労が溜まってしまう…。旅は好きなのに、どうしても「移動」が苦痛で仕方がありませんでした。

ただ私、この前オーストリアのウィーンに行った時に、衝撃を受けたんです。あんなに嫌だった長時間のフライトも、不思議と全然辛くない。疲れも全く溜まっていない。むしろ「早くもう1回乗りたい!」と思うくらいの満足度だったんです。

それが今回私が初めて乗った「フィンエアー」でした。

出発前からなぜか美味しそうな誘惑

旅の始まりは成田空港。フィンエアーと同じく、ワンワールド アライアンス加盟航空会社である「カンタス航空」のラウンジにお邪魔します。…って、入ってすぐにびっくり。

あれ、ここってホテルだったっけ…。朝食のビュッフェかな?と思うほど美味しそうなパンやマフィンが並んでます。どうしよう、機内食の前に食べちゃう?いやいや、ここは我慢した方が…と心の中で1人で葛藤。

やばいやばい、誘惑がありすぎる。こんなに食べてたら乗る前にお腹いっぱいになっちゃう…。ということで、早足で搭乗口へ向かいます!あぁ、クロワッサン美味しかったなあ(結局食べました)。

オーストリア・ウィーンまで最短・最速

フィンエアーは現在、成田・名古屋・関空・福岡の4空港(福岡は夏期のみ)より直行便を運航しています。ヨーロッパの玄関口・ヘルシンキまでは、約9時間30分。ヘルシンキのヴァンター空港から70都市以上のヨーロッパ地域に、スムーズに乗り継ぎが可能となっています。

ちなみにフィンエアーなら、日本からオーストリアの首都ウィーンに「最短最速」で行けちゃいます。

今年2017年6月からは、新たにエアバスA350 XWB型機を投入。なんとこのA350型機では、最新のLED照明技術により照明が様々な色に変化するんです!なんだその技術…。

すごい、なんだか青く光っています。最新の飛行機は照明まで考えられているなんて衝撃すぎる。しかもこれ、近未来的でめちゃくちゃかっこいい。機内に入っただけなのにテンションが上がりっぱなしです。

乙女心をくすぐる可愛いすぎるアメニティ

今回はおこがましくも、ビジネスクラスにお邪魔しました。いつもは激安LCCで旅をしているせいか、見慣れない席の広さに、しばらく口が開きっぱなし…。お、何かアメニティが置いてありますね。

え、これは。

まさかまさか…!

マリメッコじゃないですかあああああ!!!!!

昨年ヨーロッパを旅した時は、マリメッコのお店に行ってもお値段を見て買うのを断念した私。それなのに、なんと機内でマリメッコのポーチがゲットできるなんて!しかもめちゃくちゃ可愛い。日本に帰って使いまくりますね、これは。

そしてロクシタンのクリームもついてるなんて…フィンエアー、機内の空調でお肌が乾燥する女子の悩みまでわかってくれるの?お見通しなの?どうしよう、好きになりそう。

ヘッドフォンはまさかのBOSE。飛行機のヘッドフォンって、だいたいすごく安いっぽいシャカシャカした音になるのが普通ですが、こちらは耳にフィットして高音質な音が聞こえてきます。

装着しただけで外の音をシャットアウト。これは、機内のエンターテイメントが楽しみになりますね。

そうそう、機内ではWi-Fiも使えちゃいます。空の上からでも、SNSをサクサク更新できます。インスタ女子には嬉しすぎるポイント。

▶︎フィンエアーの機内サービスについてはこちら

空の上とは思えない贅沢な機内食

さて、お待ちかねの機内食(ラウンジでも食べましたが、これは別腹)。隣のシャンパンをもう半分以上飲んでるのはスルーしてください。

私はフランスの白ワインをオーダー(またお酒を飲んでいることはスルーしてください)。普通、航空会社は自国のワインを揃えることが多いですが、フィンエアーはいろんな国のワインを揃えていることが特徴なんだそう。

フランス以外にもニュージーランド、オーストラリア、ドイツ、ポルトガル…などから選ぶことができます。

そしてフィンエアーで使用されているこのグラス、実は倒れないようになっているんだとか!これなら機体が揺れても安心です。

…と、ワインを美味しく飲んでいると早速お料理が登場。

いま私…空の上ですよね?

貧乏バックパッカーの私、いまだかつて機内でこんな美味しそうな食事を見たことがありません。こんな世界があったなんて…。

メインに頼んだのは「オレッキエッテパスタ バジルクリームソース お野菜のグリル」。「オレッキエッテパスタ」なんて初耳で何のことだかさっぱりですが、感動するほど美味しかったことは覚えています。

いくらでも食べられちゃうな、これ。食事もこんなに充実してるなんて、もうフィンエアーのファンになっちゃいそう。

食後にきたドリンクのマグカップもマリメッコ。ああ、美味しい機内食を食べて、可愛いものに囲まれて私はこんなに幸せでいいんでしょうか…。

ちなみにナプキンや毛布、ヘッドレストカバーまでもマリメッコなんです。可愛いが溢れるって、多分こういう状態のこと。

足をぐ〜んと伸ばして映画鑑賞も

ご飯を食べた後は可愛い機内誌を読んだり、映画を見たりしてのんびりタイム。

映画館で既に見ましたが、2回目の「美女と野獣」。エマ・ワトソンの美しさにうっとり…本当に綺麗だなあ…あんな素敵な黄色いドレス着てみたいなあ…

着られるかなあ……

いつか、着られたらいいなあ……

あれ、まぶたが重くなってきた……

 

むにゃむにゃ……

 

Zzzzzzzzzzzzzzzzzz…………。

居心地の良さに、思わず途中で就寝(ちょうど最後の良さげなシーンで起きました)。ちなみに、151cmしかない私は足を精一杯伸ばしても、まだまだ余裕があります。

9時間なんて感じさせない快適フライト

そして、気づいたらあっという間にヘルシンキです。

え、いつの間に9時間も経ったの?美味しいご飯食べて、映画見て、気持ちよく寝てただけなのに。恐るべしフィンエアー。そして乗り継ぎの時間を、ラウンジで過ごします。

フィンエアーはヘルシンキ空港に3つのラウンジを用意。1つはシェンゲン協定加盟国エリアに、2つはシェンゲン協定非加盟国エリアにあります。

こんなところもマリメッコ。もう可愛いすぎる、ずるい。乙女心をガシッと掴んでくるフィンエアーに、私はもう完敗です。惚れちゃいました。

ラウンジに◯◯◯がある衝撃

そして50番ゲート付近にある「フィンエアーラウンジ」では、度肝を抜かれる光景が広がっていました。

うん……?このおしゃれな空間はなんでしょう。

これ、フライトまでの時間を潰す場所じゃないですね。気づいたら、空港にいることを忘れちゃいます。むしろここに1日居られるくらいの充実した設備。そしてなんと…

photo by Finnair

サ、サ、サウナまでできちゃってます。いやいや、乗り過ごしちゃうから!一汗かいて「ふぅ〜気持ちいい〜」とか言っている間に飛行機飛んじゃうから!

残念ながら私は乗り過ごしが怖くてサウナは体験しませんでしたが、もし時間に余裕があれば試してみても良いかも?

▶︎ヘルシンキ空港でのサービスについてはこちら

ヨーロッパに行くなら

初めて乗った「フィンエアー」に、私はすっかり虜になってしまいました。

だって機内はめちゃくちゃ近未来的でかっこいいし、アメニティは全部持ち帰りたくなるくらい可愛いし、機内食は空の上とは思えない美味しさだし、エンターテイメントの設備もバッチリで安眠できる環境が揃っているんだから、私が今まで抱いていた「移動辛すぎ問題」なんてどこかへ行っちゃいました。

ヘルシンキからはヨーロッパの主要都市へのアクセスも便利なので、次の旅はフィンエアーを利用してみては?

そして最後に旅好き女子へ!私のフライトには、超絶イケメンのキャビンアテンダントが乗っていました。こういう旅の楽しみ方も、ありですよね?ね?

ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

RELATED

関連記事