ライター
簔輪 健行/みのっち ネガティブ系ポジティブライター

旅とかスポーツとかミスチルとかいろいろ好きな大学生。小さい頃から、電車や車に乗っているときはずーっと窓の外の景色を眺めている人です。1回行った場所は絶対迷わない自信があります。いつか世界一周もしてみたい。

はじめまして!旅とミスチルとスポーツが大好きな大学生、みのっちです!

ぼくは、「日本一幸福な都道府県」に何度も認定されている福井県の出身です。子育て支援が充実してたり、経済・雇用が安定して高い水準を維持していたりと、こと住みやすさにおいては日本でトップクラスに良い環境と言っても過言ではないでしょう。

しかし観光面においては発展途上の地域。都道府県別の知名度ランキングでは下位のほうをさまよっていたり、年間の外国人宿泊者数が日本で最下位になった時もあったり、日本の方にも海外の方にもまだまだ認知度は低い状況です。

しかし!福井は自然いっぱい美味しいものいっぱいの、まさに旅する上でうってつけの場所なのです!そんな福井の魅力を、地元大好きなみのっちがたっぷりお届けします。最後までお付き合いください!

見出し

福井のグルメを味わう

かつ丼の中でも異端?ソースカツ丼を味わう

photo by Tak H.
福井のグルメと聞いて最初に思い浮かべる人も多いはず。福井では「かつ丼」と言えば卵とじではなくソースが一般的なのです。

上に乗っているかつは薄めなので、誰でもぺろっと食べられちゃいます!福井ではソースかつ丼を提供しているお店が多くあるので、食べ比べをしてみるのもいいですね。

■詳細情報報
・名称:ヨーロッパ軒
・住所:福井県福井市順化 1-7-4
・ アクセス:JR福井駅から徒歩約10分
・営業時間:11:00~20:00
・定休日:火曜日、隔週月曜日
・電話番号:0776-21-4681
・サイトURL: http://yo-roppaken.gourmet.coocan.jp/

こたつでミカン……ではなく水ようかん!

photo by PIXTA
一般的には夏に食べられることの多い水ようかん。でも福井では、逆に冬に食べる文化が根付いています。こたつで紅白歌合戦を観ながら水ようかん……っていうのが年末の定番ともなってます(もちろんみかんも食べますよ笑)。

中でも定番なのが「えがわの水ようかん」。ほどよい甘みとつるんとした舌触りが病みつきになること間違いなしです。

■詳細情報報
・名称:えがわ
・住所:福井県福井市照手3-6-14
・アクセス:福井鉄道 仁愛女子高校駅から徒歩約10分
・営業時間:8:00~19:00
・電話番号:0776-22-4952
・サイトURL:http://www.egawanomizuyoukan.com/shop/

独特の注文方法!焼き鳥の秋吉

photo by PIXTA
福井で生まれ育った焼き鳥の名店、秋吉。最近は首都圏にも出店していて少しずつ存在を知られつつあるお店です。店内は常に炭火のいい匂いと、店員さんの威勢のいい声に包まれています。

このお店の特徴はなんといってもその注文方法!メニュー表を見ると、「5本 ○○円」というような表記になっているのです。

福井県民なら10本単位で頼むのも当たり前。「そんなにたくさん食べられない!」と思うかもしれないですが、ひとつひとつの串は小さめなので、ひとくちでぱくぱく食べれちゃいます。

■詳細情報報
・名称:やきとりの名門 秋吉
(それぞれの店舗情報は下記サイトから)
・サイトURL:http://www.akiyoshi.co.jp/index.html

他に、福井のグルメを味わう方法

・大根の辛みがたまらない。越前おろしそばに舌鼓を打つ
・食べるまでに一苦労!? 越前ガニ
・丸ごと一匹を豪快に炭火で!小浜名物焼き鯖を食らう
・福井B級グルメの代表格!サバエドッグを食べながら街を散策
・これぞ最強コラボ!ボルガライスにがっつく
・ソースかつ丼の牙城を壊す!? 醤油カツ丼
・濃厚すぎてとろけそう。ラブリー牧場のソフトクリーム
・身がしまってぷりぷりの若狭ふぐを堪能する
・米どころ福井のおいしい地酒の飲み比べ!
・すさまじく甘い!越のルビーでサラダづくり
・消費量日本一!竹田の油揚げをカレーにトッピング
小浜のくずまんじゅうで涼を感じる
・地元の食材を使った肉汁たっぷりの三國バーガー

福井の穴場スポットを訪れる

めがねミュージアムで世界にひとつだけのメガネをつくる

photo by PIXTA
鯖江市は国産メガネフレームの約90%を製造している一大産地!今や「SABAE」の名前は世界にも知られつつあります。みなさんが普段使っているメガネも、もしかしたら鯖江産かもしれませんね。

そんな鯖江市の中心部から少し車を走らせたところにあるのが、めがねミュージアム。ここでは職人さんの手ほどきのもと、オリジナルのメガネをつくることができるのです。デザインやフレームの素材の組み合わせは多種多様で、まさに世界にひとつだけのメガネを自分のものにすることができます。

■詳細情報報
・名称:めがねミュージアム
・住所:福井県鯖江市新横江2-3-4
・アクセス:北陸自動車道 鯖江ICから約5分/JR鯖江駅から徒歩約10分
・営業時間:10:00~17:00(博物館、体験工房)10:00~19:00(めがねSHOP)
・定休日:年末年始
・サイトURL:https://www.megane.gr.jp/museum/

和紙の里で伝統の紙すきを体験する

photo by PIXTA
越前市今立地区で古くから製造されている和紙は、その紙質や製品の多さで国内トップの座を走っています。近年は、その丈夫さを活かした様々な製品を生み出すなど、伝統を守りつつも常に革新的な芸術品をつくっています。

和紙の里では、実際の紙すき用の器械を用いて紙すき体験をすることができます。繊細さと集中力が求められる紙すき体験。ぜひ足を運んでみてください。

■詳細情報報
・名称:越前和紙の里
・住所:福井県越前市新在家町8-44
・アクセス:北陸自動車道 武生ICから約10分
・営業時間:9:00~16:00(パピルス館)
・定休日:年末年始(パピルス館)
・電話番号:0778-42-1363
・サイトURL:http://www.echizenwashi.jp/index.php

白山平泉寺の荘厳な雰囲気で身をひきしめる

photo bytakeyuki
古くから信仰の対象であった霊峰・白山。その白山信仰の越前での拠点として開かれたのが、ここ白山平泉寺です。一時期は日本最大の宗教都市でもありましたが、戦乱により全てが焼失してしまいました。平成になってから発掘が行われ、いにしえの繁栄の跡を今の私たちに伝える貴重な場所となっています。

白山平泉寺は、山の奥深くにあります。辺り一面緑に包まれ、他とは一線を画す荘厳な雰囲気。敷地が広いので、ゆったり自然を感じて散策しながら身を清めてみてはいかがでしょうか。

■詳細情報報
・名称:白山平泉寺
・住所:福井県勝山市平泉寺町平泉寺56-63
・アクセス:中部縦貫自動車道 大野ICから約20分
・えちぜん鉄道勝山駅からバスで約10分
・電話番号:0779-88-0033(勝山市観光協会)
・サイトURL:http://heisenji.jp/

他に、福井の穴場を観光するなら

・センスが問われる重要工程!越前漆器の絵付けを体験する
・集中力が大事!福井県陶芸館で陶器づくり
・お堀の中にあるのは……福井城址で激動の時代を感じる
越前そばの里でそば打ち体験
・丹巌洞で幕末の志士たちの息遣いを感じる
・現存する日本最古の天守閣「丸岡城」
・日本でただひとつ、紙の神様を祀る神社。岡太神社・大滝神社
・一度として同じものは生まれない。自分の感性のままにつくる「墨流しアート」
・繊細さと温かみが魅力!金津創作の森で竹細工体験
年稿博物館で太古の昔から続く「世界一」を体感する
・歴史ある越前打刃物づくりに触れる
老舗の醤油蔵でオリジナルの醤油を持ち帰る
・迫力のあるアートな筆文字にチャレンジ
・あのクリントン大統領が愛した歌人「橘曙覧」の生涯に触れる
・織田信長のルーツがある!劔神社を参拝
・手間暇かけた伝統のタンス。越前箪笥を使ったおしゃれな木工品
・自分で植えたお米の味は格別!農家さんといっしょに米作り

福井で自然を満喫する

福井を代表する絶景!東尋坊から夕日を眺める

photo by takeyuki
言わずと知れた福井の名所・東尋坊。太古の歴史がつくりだした自然の光景は、見る者を興奮させます。もちろん昼間の景色も素晴らしいですが、夕暮れ時に行くとこんな素敵な夕日を眺めることができるのです!

遊覧船が運航しており、東尋坊を海から見ることもできます。切り立った崖がつくりだす圧巻の景色も、これまた見応えがある絶景です。

■詳細情報報
・名称:東尋坊
・アクセス:えちぜん鉄道 三国港駅からバスで約5分/JR芦原温泉駅から車で約40分
・営業時間:(東尋坊観光遊覧船)4月~10月 9:00~16:0011月~3月  9:00~15:30
・定休日:(東尋坊観光遊覧船)12月29日~1月31日
・電話番号:0776-82-5515(坂井市三国観光協会)
・サイトURL:http://www.mikuni.org/tojinbo/

人気沸騰中!越前大野城で雲海のベストショットを狙う

photo by PIXTA
「天空の城」として人気沸騰している越前大野城。上の写真のような綺麗な雲海を撮ることができるのは、秋冬の限られた条件下の時のみ。日数で言うとわずか10日前後とも言われている幻の景色なのです。

お城のほうについては現在資料館になっており、歴代城主の遺品などが展示されています。

■詳細情報報
・名称:越前大野城
・住所:福井県大野市城町3-109
・アクセス:JR越美北線 越前大野駅からバスで約15分
・営業時間:9:00~17:00(4月~9月)6:00~16:00(10月~11月)
・定休日:12月1日~3月31日
・電話番号:0779-64-4817(大野市商工観光振興課 観光振興室)
・サイトURL:https://www.onocastle.net/

瓜破の滝でマイナスイオンを浴びまくる

photo by PIXTA
「あまりの水の冷たさに瓜が割れてしまった」という伝説が元になっている瓜破の滝。滝とは言うもののその流れは緩やか。森に差し込む光や群生する苔とともに、時に幻想的な風景を創り出します。

瓜破の滝を流れる水は持ち帰ることも可能です(有料)。国の「名水百選」や「ふくいのおいしい水」にも認定されたまさにお墨付きの水を、一度ご賞味ください。

■詳細情報報
・名称:瓜破の滝
・住所:福井県若狭町天徳寺37-1-3
・アクセス:舞鶴若狭自動車道 若狭上中ICから約15分
・電話番号:0770-62-0186(名水の里)
・サイトURL:https://www.fuku-e.com/010_spot/?id=511

他に、福井の自然を満喫する方法

・足がすくむこと間違いなし!かずら橋で愛を誓う
・福井にハワイがある!?水島で海水浴を楽しむ
・思わず一句読みたくなるかも?気比の松原
・森、川、自然の全てを独り占め!Tree Picnic Adventure IKEDAで心を開放
・360°の大パノラマ!三方五湖を望む梅丈岳からかわらけ投げをする
・泰澄が開いた信仰の山「荒島岳」に登る
・伝説が残る「刈込池」の紅葉を楽しむ
・天然記念物が住む!御清水の澄んだ水辺をのんびりお散歩
・魚介類豊富な福井の海で魚釣り
・山頂からの景色は壮観!西日本最大級のスキー場「スキージャム勝山」でアクティビティ
・校庭の真ん中に鎮座。味真野の一本桜
・美山地区で、里山の自然に触れながら山のおいしい恵みをいただく
・静寂の中でのんびり過ごす。九頭竜湖でカヤック体験
・澄んだ空気のなかで渓流釣りするなら「新庄渓流の里
・福井で唯一の「滝百選」!龍双ヶ滝の迫力に圧倒される
・寒さに耐え凛と咲く一面の水仙を見る

ライター
簔輪 健行/みのっち ネガティブ系ポジティブライター

旅とかスポーツとかミスチルとかいろいろ好きな大学生。小さい頃から、電車や車に乗っているときはずーっと窓の外の景色を眺めている人です。1回行った場所は絶対迷わない自信があります。いつか世界一周もしてみたい。

RELATED

関連記事