ライター
岡本 大樹 撮って書くひと

2015年、小笠原諸島で連続ブリーチングを繰り広げるザトウクジラの雄大さに感動。その勢いで旅を仕事にすることを決める。それまでは原付で47都道府県を旅したり、ドイツ留学中にドイツほぼ一周電車旅をしてみたり。仕事では、サイパンの海に潜ってみたり、ベルギーでチョコレート作り体験をしてみたり。現在は人の旅立ちを後押しできるような写真を撮って記事にするべく、奮闘の日々。

2日目は三國湊エリアの散策からスタート

詰所三國で迎える福井2日目の朝。チェックアウト前後には、周辺の散策もしてみましょう。

photo by Daiki Okamoto
詰所三國があるのは「三國湊(みなと)」という地区で、観光地としてそれほど有名ではありませんが、かなり見応えのある建物が並ぶエリアです。

実は、詰所三國のチェックインを行う「みくに園」もその一つ。築100年を超える町家をリノベーションした空間です。

photo by Daiki Okamoto
詰所三國の受付としても機能していますが、盆栽作り体験(要予約)や盆栽ショップとしても営業されています。

外観も内装も、とても洗練された空間なので、チェックインの時だけと言わず、ゆっくり時間をかけて楽しんでみてください。

photo by Daiki Okamoto
他にも、三國湊エリアでは、「旧岸名家」や「旧森田銀行本店」といった見応えある建築物が並び、歩いているだけでも楽しめます。

近年では、モーニングやランチを提供しているカフェや、ジェラート屋、フレンチレストランなどもオープンしているので、食事に立ち寄るのもおすすめです。

「みくに隠居処」で越前ガニの目利き体験を

photo by Daiki Okamoto
チェックアウトも終了し、三国を去る前にぜひ寄っておきたい場所をもう一つご紹介。それが、「みくに隠居処(いんきょじょ)」です。

海産物が美味しい土地ということはすでにご紹介しましたが、福井の自慢の食材はズワイガニ。

水揚げされる場所によって名前が変わるズワイガニですが、ここでは「越前ガニ」と呼ばれています。(越前ガニの漁期は、毎年11月6日〜翌年の3月20日まで)

photo by Daiki Okamoto
みくに隠居処の興味深いところは、ただ越前ガニを食べられるだけでなく、美味しいカニを見極める「目利き体験」を行っていること。

カニというと、高級な食材として知られますが、あまり見分け方などは知らないという人がほとんどではないででしょうか。

photo by Daiki Okamoto
このお店では、そんなカニの目利きの仕方を一から細かく教えてもらえます。

カニ関連の業者でしか知り得ないようなことまで教えてもらえるので、とても楽しい時間になること間違いなし。

さらに、教えてもらった見極め方を使って、自ら選んだカニを食べるところまでが体験コースとなっています。

photo by Daiki Okamoto
選んだカニは茹でられて提供されますが、その間に時間が少しかかるので、ランチを兼ねての訪問の場合は、食べながらその到着を待ちましょう。

目利き体験は時間がなくて参加できない場合でも、カニ料理をはじめ、ランチメニューは充実しているので、ご心配なく。

photo by Daiki Okamoto
みくに隠居処でぜひ食べたいのが、「みくに海鮮丼」です。ホタテの貝殻を屏風のように見立て、その前に新鮮な刺身が並ぶ豪華な海鮮丼。

見た目にも美しいですが、さすがは漁業の町と、思わず唸る一杯となっています。

カニと並ぶくらい人気のご当地食材である「甘エビ」など、どのネタも味が濃く、しっかりと身がしまっていて食べ応え抜群です。

photo by Daiki Okamoto
シンプルな「茹蟹」もありますが、「蟹飯」や「甲羅盛り重」などバラエティ豊富なカニのメニューも提供されていますよ。

目利き体験をした場合には、自ら選んだカニが出てくるので、そのカニとの味の違いを比べるという楽しみ方もおすすめです。

photo by Daiki Okamoto
目利き体験で選んだカニは、スタッフの方が部位を説明しながら、手際よく身をほぐしてくれます。

選んだだけとはいえ、自分で目利きして食べる一杯は特別なものになることでしょう。

楽しい体験としても知識を得る経験としても、大きな収穫になるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

■詳細情報
・名称:みくに隠居処
・住所:福井県坂井市三国町宿3丁目7-22
・地図:
・営業時間:ランチ11:00〜14:00 ディナー18:00〜21:00(要予約)
・定休日:木曜日(祝日の場合は営業)
・電話番号:0776-82-8558
・公式サイトURL:https://inkyojo.jp/

福井駅へ戻る際には、永平寺もチェック

photo by 大本山永平寺
ランチを楽しんだ後はもう帰り道になりますが、最後に福井駅に向かう途中で永平寺へ立ち寄りましょう。

ここも東尋坊と同じく、福井県に行くなら見逃せない場所ですよね。

お寺とはいえ、永平寺はとても広い境内で有名ですし、その見所のほとんどは外と繋がっている開放的な場所ばかり。

photo by 大本山永平寺
人との距離を気にするようなシーンは、ほとんどないスポットと言えるでしょう。

内部で人気のある傘松閣(さんしょうかく)の大広間も、156畳の広い空間に並ぶ天井絵が自慢の場所。

photo by 大本山永平寺
天井絵は144人の日本画家によって描かれた超大作で、見事の一言。

230枚の絵は花鳥風月をテーマとしたものがほとんどですが、実は5枚だけ鯉など違った絵柄のものも存在するので、ぜひ探してみてくださいね。

■詳細情報
・名称:永平寺
・住所:福井県吉田郡永平寺町志比5-15
・地図:
・アクセス:えちぜん鉄道・勝山永平寺線「永平寺口駅」から、京福バス「永平寺門前行」または「永平寺行」に乗り換えて終点下車、徒歩5分
・営業時間:8:30~16:30
・電話番号:0776-63-3102
・公式サイトURL:https://daihonzan-eiheiji.com/

最後は福井駅に戻り、帰途へ

ディスタンスを意識した新しい旅の形、といってもそれほど特別なことはありません。

人の少ない場所や広い場所などをきちんと選べば、むしろ旅中のリスクはかなり低く抑えられるでしょう。

詰所三國「流水」の離れ photo by Daiki Okamoto
今回は、三国を拠点としたモデルコースをご紹介しましたが、福井県の中でも同じように対策をしながら楽しめる場所は多くあります。

コロナ禍の中ではありますが、あなたの安心できる形で旅を楽しむ計画を立ててみてはいかがでしょうか。

ライター
岡本 大樹 撮って書くひと

2015年、小笠原諸島で連続ブリーチングを繰り広げるザトウクジラの雄大さに感動。その勢いで旅を仕事にすることを決める。それまでは原付で47都道府県を旅したり、ドイツ留学中にドイツほぼ一周電車旅をしてみたり。仕事では、サイパンの海に潜ってみたり、ベルギーでチョコレート作り体験をしてみたり。現在は人の旅立ちを後押しできるような写真を撮って記事にするべく、奮闘の日々。

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