編集部
Asuna エディター

元小学校教諭。大学在学中に「海外ひとり旅」にハマる。現在はTABIPPOの編集部に所属。ほかにも取材・美容・食・コラムライターとして活動しつつ、個人でFamily photographerとして、お宮参り・七五三・前撮りなどを撮影している。週末は夫と旅三昧の日々で、長野〜福島県は庭。東北が大好きで、地方に行きつけの店を作るのが趣味。

みなさんこんにちは、キャンピングカーで旅する夢が叶ってしまったAsunaです。毎週のように車中泊の旅を繰り返している私たち夫婦にとってキャンピングカーでの旅は、夢や目標のようなものでした。

今回、わたしに課されたのは、念願の”キャンピングカー旅”。期待に胸をふくらませ、思い切り楽しませていただいた旅、そんな夢を実現させてくれた、「FUUUN(浮雲)」のキャンピングカーでできることをご紹介していきたいと思います。

『移動式四畳半』と謳われる和風キャンピングカー

photo by Asuna Igari
今回キャンピングカーをレンタルしたのは、富士市に拠点を置く、「FUUUN(浮雲)」さん。プログラミングができる代表自らがコーディングしたというホームページのスタイルに、まず驚き。とてもスタイリッシュで、お洒落。

photo by Asuna Igari
ホームページで『移動式四畳半』と謳われるキャンピングカーの外観はとてもよく目立つシルバー。扉を開けば木の香りがふわっと香る、和の空間が広がります。移動式の畳をすべて敷き詰めたら、そこは茶室のようなくつろぎの間に。

photo by Asuna Igari
畳を移動させて収納されている机を出すと、そこは会議室にも、最大9人がリモートワークするスペースにも早変わり。大画面スクリーンに、プロジェクターを使って資料を投影することもできます。5GのWi-Fiも完備されているので、ネット回線もスイスイでした。

photo by Asuna Igari
車内には大量のコンセントがあります。写真に写っている、このサイズのコンセントが両サイドに2つずつ、なんと計4つも。お互いカメラの機材を充電したり、わたしは執筆作業、夫は写真の現像作業があるためパソコンの充電も必須。十分すぎるほどの設備でした。

また、車体上にはソーラーパネルが設置されているので、自家発電をすることもできます。発電機ももちろん車内完備ですが、晴れている日はソーラー電気を使うことも可能。基本、車内のコンセントはソーラーパネルより自家発電された電気が使われているようでした。

キャンピングカーでいざ、キャンプを楽しむ旅へ!

photo by Asuna Igari
キャンプといえばBBQ!そう思って絶対するぞと意気込んでいたのに、生憎わたしたち夫婦はBBQの道具は何も持っていません。でも大丈夫。このFUUUNにはBBQの道具やアウトドアの用具一式が揃っているんです。

お皿やトング、包丁を始め調理に必要なもの、BBQに必要な炭火焼セット、折りたたみ式のアウトドアテーブル、アウトドアチェアーなど、わたしたちよりも準備万端。食材と炭だけ調達すれば、あとは何もなくても十分なほど。

photo by Asuna Igari
車内には、キッチンシンクも完備されているので、ちょっとした洗い物や手をすすぐ際はとても便利でした。車体後方には、水タンクが空っぽになったときの補充口もあるので、もしもの時も安心ですね。

せっかくBBQするんだからと、富士まで召喚したのは友人夫婦。普段からキャンプやBBQを楽しむアウトドアな2人と合流して向かった先は、富士山の麓でキャンプが楽しめると大人気な「ふもとっぱら」。

photo by ふもとっぱら公式ホームページ

東京ドーム約5つ分の広大な草原は、全面フリーサイトなキャンプ場。きれいなトイレやシャワールーム、ゴミ捨て場も完備され、設備はばっちり。ロケーションも良く、晴れていれば富士山と毛無山を一望することができます。

photo by Asuna Igari
到着したらまずは男性陣には力仕事を。車の上部に取り付けられているタープを引き出してもらいました。日陰ができるのはありがたいですね。

その間に、女性陣は食材の準備。スーパーで購入した、なまものも、トランクの部分に常備されている冷蔵庫に入れておけば、夏場でも腐ることがないので、とても安心。

備品である調理器具でサクサク進むBBQの準備。これを自分で家から用意すると思うと、ちょっぴり面倒くさい……。ですが、最初からついているのであれば、きれいにして返却をするだけで良いので気が楽です。あっという間に双方の準備はおわり、いざBBQ開始!

photo by Asuna Igari
車内に設置されている音声スピーカーと、わたしのスマートフォンをBluetoothで繋げば、好きな音楽を聴きながら優雅なひと時を楽しむことができるんです。ただ、あまり大きな音で流すと、他のキャンパー方への迷惑になるのでお気をつけください。

photo by Asuna Igari
今回は使用する機会がなかったのですが、車体横にはシャワーも取り付けられていました。山ではなく、海に遊びに行く際には、砂で汚れた足やサンダルなどを、サッと洗うこともできるので、とても便利ですね。

■詳細情報
・名称:ふもとっぱら
・住所:〒418-0109静岡県富士宮市麓156
・地図:
・アクセス:車…新東名高速道路 新富士IC下車約35分。 電車…JR新富士駅下車 富士五合目方面行バス 朝霧グリーンパーク停留所下車徒歩20分
・電話番号:0544-52-2112
・キャンプ料金:キャンピングカー利用時日帰り…2,000円、1泊…4,000円
・公式サイトURL:https://fumotoppara.net/

夜は大画面スクリーンに映画を投影!プライベートシアタールームに

photo by Asuna Igari
待ちに待ったナイトタイム。私が一番楽しみにしていた時間です。残念ながら友人夫婦は日帰りだったので、私たち夫婦ふたりで映画鑑賞をしました。FUUUNには運転席と後部座席との間に、大きなスクリーンが設置されています。リモコンのボタン1つでスクリーンが降りてきて、パソコンとプロジェクターを繋げば、大画面でプライベートシアタールームに!

もちろん、後部座席はすべて畳の状態にセッティング、カーテンは締め切り、灯りは消します。車内の広さもちょうど良く落ち着くので、ふたりリラックスして過ごすことができました。

映画が終わった後は、備え付けのアウトドア用敷きマットを敷いて、そのままゴロ寝。畳にごろんと寝るのなんていつぶりでしょうか。自宅のアパートに畳はないので、なんだか懐かしい気持ちにさえなりました。

朝は珈琲を飲んで、優雅にのんびりと過ごそう

photo by Asuna Igari
朝はお決まり、夫が淹れてくれる挽きたての珈琲を楽しむ時間です。夜の間一旦しまっておいたアウトドアチェアーをまた外に出して、残っていた食材で朝ごはんを食べたり、珈琲を飲んだりしました。外でいただくご飯や珈琲は、なぜだかいつもより美味しく感じますね。

photo by Asuna Igari
いつもの車中泊では、家のように足を伸ばして楽な体制で寝ることができないため、浅い眠りになってしまいますが、FUUUNだと思い切り足を伸ばして寝ることができます。そのため、いつもは夫より先に起きてしまう私がなんと爆睡。起きたときには朝ご飯の準備が全て終わっていました。それくらい、寝心地がよかったです。

プライベートな空間で、楽しいことを目一杯体験する旅のお供に

photo by Asuna Igari
キャンピングカーのある旅は、いかがでしたでしょうか?買い出しだけすれば、手軽にBBQもできて、夜はプライベートシアターに。友人や家族とのんびり過ごすこともできれば、仕事仲間と自然のある場所でワーケーションもできる、FUUUNの『移動式四畳半』。楽しみ方はいろいろ、遊び方も自由自在です。

親しい人たちとプライベートな空間で、楽しいことを目一杯。「FUUUN(浮雲)」のキャンピングカーで、旅の選択肢を増やしてみてはいかがですか?

編集部
Asuna エディター

元小学校教諭。大学在学中に「海外ひとり旅」にハマる。現在はTABIPPOの編集部に所属。ほかにも取材・美容・食・コラムライターとして活動しつつ、個人でFamily photographerとして、お宮参り・七五三・前撮りなどを撮影している。週末は夫と旅三昧の日々で、長野〜福島県は庭。東北が大好きで、地方に行きつけの店を作るのが趣味。

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