興味がある、好きだという時点で、あなたの中にはその仕事ができるだけの素質があるはずです。だから「できるようになるためにはどうするか」にフォーカスし、行動すればいいのです。
将来を考えるときは、ぜひ自分自身の心の奥底に耳を傾けてみてください。「興味はあるけど挑戦するのは怖い」ということがあれば、実はそれがあなたが本当にやりたいことかもしれません。
3. 長期旅行をすること
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もう一つ後悔したことは、大学時代に長期の旅行をしなかったことです。就職が決まってからは何度か一週間前後の海外旅行をしましたが、短期間の旅行なら就職してからでも可能です。「大学時代にやればよかった!」と社会人になって猛烈に後悔したのは、1ヵ月、2か月、あるいはもっと長期の旅行です。
一週間程度の海外旅行なら、例えば「トルコに行く!」と目的地を決めたら、基本的にはその国と日本との往復で終わってしまいます。そんな点の旅ではなく、「トルコを周遊した後はブルガリアに行って、その次はギリシャに行く」といった線の旅行がしてみたかったのです。
とはいえ、そんな長期の旅行は日本で会社勤めをしてる人にはほぼ不可能です。でも2か月ほどの長期休暇があり、休学という手段もとれる大学生なら実現できるはず。会社員が喉から手が出るほど欲しくてもそう簡単には手に入らないまとまった自由な時間は大学生の特権。それを生かさないと損ですよ!
会社を辞めてドイツに移住した私の現在
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会社員だった私は、一旦は会社を辞めて世界一周することを計画していました。そんな折、ドイツ人の婚約者との劇的な出会いによってドイツに移住することになり、退職した後、日本~ドイツ間を横断する旅に変更しました。約5か月かけて11ヵ国をゆっくりと旅し、ついに念願の長期旅行を実現したのです。
現在は旅に関する記事や自身のブログなど、自分の大好きな「書く」仕事を見つけてそれにチャレンジしています。時折英語から日本語への翻訳の仕事をしているほか、婚約者との会話でも英語を使うので英語は大いに役立っています。
さらにはドイツ語を学ぶという新たなチャレンジにも直面していて、大学時代よりもむしろ若返った気がしているくらいです。大学生活を不完全燃焼で終えてしまったからこそ、「これからの人生を後悔したくない」という強い気持ちがあるのです。
おわりに
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最近大学生活をスタートしたばかりの人も、もう終盤に差し掛かっているという人も、いつからでも遅くはありません。残りの大学生活を精一杯チャレンジして、楽しんでください。30歳を目前にした私にできたのだから可能性あふれる皆さんならきっとできるはず。みなさんが新たな一歩を踏み出すことを、心から応援しています。