こんにちは!世界一周に出る前は兵庫県の有馬温泉で働いていた中美砂希です。9月下旬、TABIPPOも運営していたイベント「PEACE DAY19」が開催されたのですが、連日の準備作業、当日運営のバタバタからもう体は満身創痍……。イベントの翌日はベッドから動けなかったぐらいです。
あぁもうだめだ、癒しが欲しい……。ということで、癒しを求めて久しぶりに温泉に行くことを決意しました。
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選んだのは日本三名泉の一つ、下呂温泉
▲「ゲロ」だからカエルのお土産が多いんです。photo by Nana Ogura
チョイスしたのは、岐阜県にある下呂温泉。下呂温泉は日本三名泉の一つとして有名なので、耳にしたこともある方が多いのではないでしょうか。(ちなみに残り二つは有馬温泉と草津温泉!)
温泉の効能は「美肌効果」だそうで、睡眠不足でボロボロになった肌を取り戻すのはここしかないと思い即決でした。
温泉が決まったら次は旅館!調べている中で目に留まったのが「湯之島館」。創業88年、下呂温泉が復興するときにシンボルになった宿とのことでとても歴史ある旅館のようでした。
ホームページを見てみると、映っていたのは5万坪の庭の中に佇む自然に囲まれた木造の建物。自然と一体になった旅館の外観にどんどん惹かれていきました。
このライトアップもおごそかだし、登録有形文化財に指定されてるなんて素敵……!期待に胸を膨らませながらいざ下呂温泉へ。
東京から下呂温泉までのアクセスは?
▲こちらがワイドビューひだ号。photo by Nana Ogura
下呂温泉までは新幹線で東京駅から名古屋駅まで向かい、そこから特急列車ワイドビューひだ号に乗り換えて下呂駅まで。
その名の通り窓が大きく「ワイドビュー」なので、車内から見える景色がまた綺麗。都会から離れ、自然が増えていく景色にテンションは上がっていきます。
▲その土地のグルメを食べたいタイプ。photo by Nana Ogura
乗り換え地点の名古屋駅で買ったひつまぶしを食べて、渓谷の中を流れる川をぼーっと眺めていたら下呂駅に到着。東京から約3時間半の旅でした。
宿までは急な坂道が続くのでシャトルバスかタクシーの利用をオススメします。
静けさの中に佇む歴史ある旅館
▲木々に囲まれた重厚な玄関がお出迎え。photo by Nana Ogura
坂の上に佇む緑に囲まれた湯之島館。案内いただくまで待っていた場所ではコーヒーを無料でいただくことができて、ちょうどお昼頃は陽の当たりが心地よく、くつろぎに来たんだなぁとコーヒーを飲みながらホッと一息。
photo by Nana Ogura
photo by Nana Ogura
近くの売店では宿をイメージして描かれたオリジナルの手ぬぐいも販売していました。今日の記念に買って帰ろうっと。(1,000円/税抜)
photo by Nana Ogura
そして、女性には嬉しい、選べる浴衣が用意されていました。何歳になっても、女性はこういうおもてなしにときめくものです。
▲嬉しい女性だけの特権!photo by Nana Ogura
お部屋は広い中庭を見渡すことができる登録有形文化財にもなっている「松虫の間」。昭和6年の創業当時のままになっているそうです。全部屋に名前が付いているなんて、新入社員はこれを覚えるだけで大変だ……とついつい仲居時代を思い出してしまいます。
▲本館は一泊朝夕食付きで二人宿泊時、一人16,297円(税抜)〜 photo by Nana Ogura
▲宿泊した部屋からは庭園が見渡せる。photo by Nana Ogura
さすがは三名泉。文句なしの源泉掛け流しの湯に大興奮!
▲大浴場は「三渓之湯」「飛山之湯」の2箇所。photo by Nana Ogura
さて。肝心の温泉はというと、これがもう文句なしでした。しっとりと肌が潤っていくのが感じられたし、もちもちすべすべになる。保温効果もあるので温泉から出てもしばらくポカポカしているんです。一番嬉しかったのは、シャワーから出るのも温泉だったこと!
展望大浴場は、男女入れ替わり制となっているので、2箇所の景色を堪能することができ、自然に囲まれた露天風呂では涼しげな虫の鳴き声に癒されながら疲れを取ることができます。
photo by Nana Ogura
お部屋の内湯も、貸切風呂のお湯もその全てが源泉掛け流しのお湯。どこに入っても下呂温泉100%を体験できるので、もう大満足です。
その昔、社員の皆さんが作られたという24時間使用可能な足湯も館内の癒しスポットの一つ。
▲近くにはタオルも用意されているので、手ぶらでふらっと訪れることができます。photo by Nana Ogura
あまりにも気持ちよくてつい素の顔が出てしまった…。(それほど気持ちが良いということです。)
photo by Nana Ogura
毎日渋谷駅で降りて人混みをかき分けながら出社をして、夜遅くまで働き疲労困憊だった体、そしてイベントでの疲れが溜まった体もどんどん元気を取り戻していく!
足湯の近くにテーブルがあって、ここでルームサービスを取ることもできるらしいです。
▲ルームサービスには「篝火(かがりび)」の中華そばをぜひ。photo by Nana Ogura