ライター
けんちょ サウナが大好きなトラベルインスタグラマー

大学生の頃、友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数25カ国ほど。夢は20代で100カ国踏破。 国内外問わず、訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。

昔からの温泉街や真っ白なビーチ、おいしいグルメやインスタ映えのスポットなど、老若男女問わず人気の観光地である熱海は、観光スポットが盛りだくさんで、いくら時間があっても足りないほど。

そんな見どころたっぷりの熱海で、あえて自然の中で贅沢な時間を楽しむ、新しい熱海の過ごし方「グランピングおこもり旅」をご紹介します。

グランピングって?


グランピングとは、”魅力的な”という意味の英単語「Glamorous(グラマラス)」と「Camping(キャンピング)」を組み合わせた言葉で、贅沢なアウトドアを楽しむことができる、新しいキャンプのスタイルです。

通常のキャンプと違い、火をおこしたり、テントを設営したり、食事を作ったりといった準備は、すべてグランピング施設側が行なってくれます。だから、「キャンプをしたことがない」という人も安心して楽しめるのがうれしい!

インスタ映えのラグジュアリーなテントやコテージ、トレーラーハウスに宿泊できる施設も多く、大自然を満喫しながらも、リゾートスタイルのアウトドアを楽しめることから、近年グランピングは人気を集めています。

今回宿泊した熱海のグランピング施設


そんな巷で人気のグランピングを、ゆとりろ熱海の敷地内にある「ゆとりろグランピングガーデン熱海伊豆山」で体験してきました。

ゆとりろ熱海は伊豆山の高台にある宿泊施設で、敷地内のグランピングだけでなく、相模湾が一望できるオーシャンビューのお部屋や露天風呂付きのお部屋など、目的に合わせたステイを楽しむことができます。

今回はもちろん自然をゆっくりと満喫するべく、グランピングを目的にお邪魔してまいりました!

こちらでは、来客者やスタッフへの検温の実施や施設の利用人数制限、定期的な換気や消毒、従業員のマスク着用など、感染症対策も万全だったので、安心して滞在を楽しむことができます。


宿に到着すると、ロビーではオーシャンビューの足湯がお出迎え。なんと足湯につかりながらチェックインできるんです。しかも嬉しいことにチェックインの手続きを待っている間に、ウェルカムドリンクとしてゆず茶のサービスまでしてくださいました。

ここの足湯は16:30~21:30の間はカフェとして利用することが可能で、サクサクのWi-Fiが繋がっているので、ちょっと作業しよう、なんてときにもぴったりです。


16:00頃、本館の受付でチェックインの手続きが終わると、徒歩3分ほどの場所にあるグランピングエリアへと向かいます。グランピング利用者のチェックインは15:00-17:00までの間となっていますので、到着時間には気をつけましょう。

グランピングエリアへと到着すると、今回宿泊するモバイルハウスとご対面。期待以上のおしゃれさにワクワクが止まりません。

それもそのはず、このモバイルハウスは日本を代表する建築家、隈研吾氏によってデザインされたものなのです。


モバイルハウスの中へと入ってみると想像以上に広々とした空間が広がっており、ベットやソファ、エアコンやミニテーブルが備え付けられているため、とても快適に過ごすことができます。

暖色のライトや木々でできたトレーラーハウスの空間には、テレビや時計、Wi-Fi環境がなく、まるで自然の中で暮らすような非日常体験ができるため、デジタルデトックスにもぴったり。

また、アメニティやパジャマ、防寒具などもすべて準備されているため、日中の着替えさえ持っていけば、その他のアウトドアグッズなどは一切持っていかなくていいのもポイント。

モバイルハウスで一息ついてスマートフォンで時間を確認すると、夕食の時間まではあと1時間ほど。せっかくなのでウッドデッキで自然を満喫しながら、備え付けのミルで豆を挽いて、コーヒーを飲みながらゆっくりと過ごすことにしました。

夕食はこだわりの食材が楽しめるバーベキュー


18:00頃になると、スタッフの方がウッドデッキに夕食の準備をしに来てくれて、バーベキューがスタート。

旬の食材や地元の食材など、こだわりのお肉やお野菜を使用したバーベキューは絶品です。屋外でのバーベキューは、密を避けた楽しみの一つとして、感染対策が必要な今の時期にもぴったり。


バーベキューでは、お肉やお野菜に加えて、ピザやリゾット、さらには食後の焼きマシュマロや焼き芋まで盛りだくさんなので、お腹がいっぱいになるまで大満足の食事をいただくことができました。

ウェルカムドリンクとして、缶ビールが人数分ついてきます。加えてドリンクの持ち込みもOKなので、ビール1本じゃ物足りないという人は、ぜひとも好きなドリンクを携えて訪れることをおすすめします。

都会の喧騒から離れた自然の中、おいしい食材を使ったバーベーキューは、まるでキャンプさながらの非日常の体験で、とっても贅沢な時間を過ごすことができました。

しかも煩わしい準備から後片付けまですべてスタッフの方がやってくれるので、めちゃくちゃ楽チン。とてもありがたい。

おいしい食事のあとはゆっくりと温泉に


おいしいバーベキューを楽しんだ後は、本館にある温泉へと向かいます。

伊豆山は、湯量豊富な温泉地としても知られているエリア。三大美人の泉質として知られる“硫酸塩泉”のおかげで、お風呂上がりにはお肌がツルツルに。

大自然に囲まれた露天風呂は、視界いっぱいの大空の下、開放感たっぷりで最高にリラックスすることができました!

グランピング施設であるにもかかわらず、ゆっくりと温泉を楽しむことができるのも、ゆとりろグランピングガーデン熱海伊豆山ならではの魅力の一つでしょう。

気持ちいい朝の時間を楽しむ


翌朝は少し早起きし、日の出の時間に起床すると、ウッドデッキからは相模湾から昇る美しい朝日が!これこそ自然に囲まれたアウトドアの醍醐味でしょう。

美しい朝焼けを存分に楽しむと、せっかくなので昨夜に引き続き、朝から温泉でリラックスしました。


AM8:00頃、朝から贅沢にも温泉を楽しんだ後は、気持ちの良い空気の下、和食のお弁当スタイルの朝食をいただきます。土鍋で炊いたご飯が最高に美味しい!

おかずの品目も多く、晴れた日の外で食べる朝食はもちろん最高。食べ終わった容器は机に置いておくとスタッフの方が回収しに来てくださいました。

チェックアウトのAM11:00までは、あと2時間ほどあったので、朝食の後は豆を挽いてコーヒーを飲んだり、ウッドデッキにあるハンモックでのんびりと過ごしたりして、朝時間を存分に楽しみました。

■詳細情報
・名称:鉄板ダイニング ゆとりろ熱海
・住所:〒413-0002 静岡県熱海市伊豆山1173-534
・地図:
・アクセス:JR熱海駅より路線バスで約20分/送迎バスあり(事前予約制)
・電話番号:0570-055-666
・公式サイトURL:https://www.yutorelo-atami.jp/

熱海のグランピング施設でリゾートスタイルのアウトドアを満喫!

気軽にアウトドア体験ができるだけでなく温泉まで楽しめてしまう、ゆとりろグランピングガーデン熱海伊豆山でのグランピング。大満足の滞在となりました。

見どころいっぱいの熱海。まだまだコロナウイルスへの懸念が拭えない時期だからこそ、人混みを避けて自然の中でゆっくりと過ごす、熱海の新しい楽しみ方を体験してみてはいかがでしょうか。

All photos by Kento Sato

【特集】NEXT JAPAN TRAVEL – あたらしい旅、だいすきな場所。-


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けんちょ サウナが大好きなトラベルインスタグラマー

大学生の頃、友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数25カ国ほど。夢は20代で100カ国踏破。 国内外問わず、訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。

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