人気の温泉地・箱根は箱根湯本や強羅、芦ノ湖などいくつかにエリア分けされますが、今回スポットを当てるのは「大涌谷」です。山の水蒸気爆発により、今でも噴気が上がっています。
箱根山の噴火により大涌谷への立ち入りが禁止されていましたが、2019年11月15日より立ち入りが再開となりました。今回は箱根のお土産で買いたい、大涌谷のくろたまごをご紹介します。
箱根・大涌谷ってどんなところ?
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大涌谷は山の水蒸気爆発によってできた爆裂口で、いまも煙が上がっている神奈川でも人気の観光地。標高は1,044mで、箱根ロープウェーからは美しい景色を見ることができます。
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未だに火山活動が続く大涌谷では、火山ガスが発生しています。人間に有害な火山ガスの発生も報告されており、一部が立ち入り禁止となっています。危険な箇所には、決して近づかないようにしてください。
・名称:大涌谷
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251
・地図:
・アクセス:箱根湯本駅から箱根登山バス(T路線)約41分「桃源台」バス停乗り換え、箱根ロープウェイ(大涌谷行)で約16分「大涌谷駅」下車すぐ
・電話番号:0460-84-5201(大涌谷インフォメーションセンター)
・公式サイトURL:http://www.kanagawa-park.or.jp/owakudani/
2019年11月より大涌谷への立ち入りが再開
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箱根山の噴火により立ち入りが制限されていた大涌谷ですが、10月7日には噴火警戒レベルが1に。その後、2019年11月15日より観光客の立ち入りが再開となりました。再開初日から、もくもくと上がる煙を見る観光客が多く訪れたそうです。
大涌谷の名物、くろたまごができるまで
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大涌谷名物として知られているのが、真っ黒なくろたまご。約80度のお湯でたまごを茹でるところから、くろたまご作りがスタートします。温泉の成分(硫化水素)がたまごに付着し、殻が真っ黒なたまごになるそうです。
約80度のお湯で約1時間茹でたら、そのあとは約100度の蒸気で15分ほど蒸す作業になります。蒸したら、ロープウェーに乗せて下の売店に届けるのだとか。
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ちなみに見た目は真っ黒なのでけっこうなインパクトがありますが、中のたまごはもちろん白いまま。普通のゆでたまごと変わらないように見えます。