よく考えれば、ちょっと長居した程度で「俺の街~♪」なんて思い上がるのはいい加減にしてほしいです。自分のことですが。
強引な物売りに負けて、金を払ってしまったとき
旅人の腕の見せ所といえばなんといっても金銭交渉。
ほしいものを買うときやゲストハウスなどで少しでも安くしてもらうように交渉することが旅人にはざらにあるのです。
しかし、この金銭交渉というのは物売りにとっても腕の見せ所なので、強引に無理矢理に売りつけてくることもあります。
そんなとき、大体はうまいこと「そんなん買わんわ!」とかわせるのですが、相手の態度や人相などによっては買いたくもないものをつかまされてしまうことがあります。
そんなときの情けなさ、かっこ悪さははっきり言ってハンパではありません。
貧しいごはんを食べてたら少女にごはんを恵まれたとき
貧乏バックパッカーの自炊飯は、基本的にすごく貧しいです。
私は自炊して少しでも食費を安くあげることに情熱を燃やす旅人だったため、『ゆでたパスタに塩と油をぶっかけただけのもの』をよく食べていました。
その貧しすぎるメニューを見たマレーシア人の14歳の女の子は愕然!「これでも食べて。」と手作りのカオマンガイ(東南アジア風チキンライス)をくれました。
とってもおいしかったです。そして…とっても恥ずかしかったです。
町中で日本人に話かけたら、無視されたとき
photo by 佐々木拓馬
長いこと海外を旅していると、日本人が以上に恋しくなってしまう瞬間があります。
そんな心理状態だと、私はつい町中で日本語を話している集団を見るととりあえずに話しかけてしまいます。
しかし、海外を旅しているときの私の恰好は、ボロボロのTシャツにダボダボのパンツ、伸ばしっぱなしの髪、生えっぱなしのヒゲ、日に焼けまくった肌…どう見ても日本人ではありません。
そんな奴に、町中でいきなり話しかけられたら…いくら日本語がペラペラとはいえ無視して当然ですよね。
むしろ、日本語が話せるせいで余計怪しさマックス。海外でペラペラの日本語を聞くときは、詐欺師か悪人にあった時くらいなんですから。
まとめ
カッコ悪いのの…何が悪いんだ!
旅なんていいことばっかりじゃありません。カッコ悪いこともたくさんあるのです。
しかし、個人的にはカッコ悪いことこそが、旅を面白く、深く、そして、旅を自分だけのものにしてくれると思います。
決して、かっこいいだけの世界ではありませんが、ぜひ飛び込んでみてください。きっと、あなたのかっこ悪さが輝く日がくるはずですから。